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2006年2月

2006年2月26日 (日)

おめでとうございました♪

今日は師匠が講師をなさっている
カルチャースクールの発表会でした。

カルチャースクールの一講座という枠を超えて、
しっかり毎週御稽古を重ねている皆さん。
同じ師匠に教わっているのですから、
同門です♪同門ということは姉妹の関係であります(^^)


お稽古なさってる皆さんの中には
私のHPをきっかけにして入門なさった方もおられます。
(ご本人からそのことをメールにて御話いただいたときは嬉しかったなあ!)
私の御稽古日記は、
皆さんの間で日々話題になってるそうです(照)。
嬉しいなあ。


皆さんの踊り、しかと見てまいりました。


まだ初心者の方も。
何年かお稽古を重ねてこられた方も。

兎に角、
「おお~~。しっかりお稽古してきたんだなあ!」ってことがわかる
さわやかさが伝わってきました。
そして何より素晴らしかったのは
「しっかり音を聞いて踊っている」
「心をこめて踊っている」ということです!!


そうそう。
なんと、この発表会は・・・
地方演奏なんです!!


みなさんプロの三味線演奏で踊っておられるのです!
なんて贅沢なんだ~~~~~~~~~


それだけにしっかり音を聞いて落ち着いて踊れることが
必須となります。
みなさん・・・本当に、きちんと、踊っておられました。
すばらしい。


終わった後、
私のHPをきっかけで入門なさったKさんが
声をかけてくれました。

「絢也さん!ありがとうございます!
(ご家族の方に)こちらが、私が
日本舞踊を習うきっかけを作ってくださった絢也さん。」
(ご家族に紹介されてしまった私・・大いにてれてしまう・・・)

他の方も「絢也さんですね!Hです~~」
「あ、絢也さん!!Aです~!!」
「絢也さん、一緒に写真とりましょう~~♪」


げげ~~なんだか嬉しいぞ~~(笑)
嬉しいけどはずかしい~~。
今日は大雨だったせいで着物じゃないし
すごい普段着でイケてないし(苦笑)。


それにみんなかわいいぞ~~~。
こんな可愛い子たちに囲まれてる師匠。
普段より目じりがさがってるぞ~~(笑)。
私にもそんな顔を見せて欲しいぞ~~(涙)


みんな踊りが大好きなんだなあ。
そういうことがビンビン伝わってきて
一緒に幸せになりました。
ありがとうみなさん。
そして無事の終了、おめでとうございました。

それから、師匠。
舞台の上の師匠の素踊りを、久々に拝見しました。


カッコイイなあ。
本当にカッコイイ。しみじみカッコイイ。
もう、師匠が作り出す空間、空気が違う。


それに、なんとも、あったかい。
そう、うちの先生の踊りは、あったかいのだ!
いつも私が、何度も言うように、温度があるのだ!!


お相手の織澄先生の踊りも、もう流石!としか言いようがない
隙のなさだし。
(この方の踊りは、素人の私が言うのもなんですが
”天才的”です。ホント、隙がない!)


「こんなチケット代で見ちゃっていいんでしょうか?!」っていう
世界が繰り広げられてました。


達也先生。
ご門下の皆さんのご成功、おめでとうございました。
そして、先生の踊り、素晴らしかったです。
おめでとうございました。

今日はK永さんとみちよさんが
私の分も席を取ってくださっていたので
3人で並んで拝見し、
一緒に楽屋に行って師匠に差し入れをお渡ししてから、
お茶しました。


3人で、「どういうきっかけで、達也先生の門弟になったのか」という
経緯の披露をしました(笑)。


それぞれ語る中で・・・

みちよさんが私のHPを見て、ウチのお稽古場に来た人だというのは
彼女が入門する前から知ってましたが、
「じゃあ、どうやって私のHPにたどりついたのか?」という話になりました。


「日本舞踊やりたくて~~ネットサーフィンしてて~~」


うんうん。それで?


「いつの間にか、花柳琢次郎先生のHPにたどり着いたんですよ~~」


え!?琢次郎先生の?!
なんだそりゃ~~!
(琢次郎先生は、私の師匠の大学の先輩であり、
恐れ多くもなぜか私とメル友になっていただいています)


絢也:「え?何?まず琢次郎先生のHPを見たの?!」

みちよ:「そうなんです~~いつのまにかたどり着いてて。」

絢也:「ぎゃははははっ。それは面白い!!」

みちよ:「なんか、すっごい文章が面白いから、よく見てたんです。
     あ~~このひと面白いひとなんだろうな~~って思いながら(笑)」

絢也:「じゃ、そのまま、なんで琢次郎先生のところに入門しなかったの?」

みちよ:「家が遠くて~~~(笑)」

絢也:「あ、そうか!そりゃそうだ。わははははは」(確かにすごい遠い)

みちよ:「で、リンクから、絢也さんのところにいって~~。
      いろいろ読んで感動しちゃって~あ、ここだ~~!って!」


いや~~これには笑いました!
本当に何がどうつながって人と人が出会うか、わかりません!
琢次郎先生が
私のHPをリンクに貼ってくださらなかったら
彼女は今ごろ、どこに行ってたんでしょう?!

彼女は日本舞踊に出会って、本当に幸せだと言ってます。
私がその出会いのお手伝いをできたことは
本当に嬉しいことです。


いや、そもそも・・。


私自身が、師匠に幸せにしていただいていることが
そもそもの、始まりです。


あまりに幸せにしていただいているので
その幸せのおすそ分けをしちゃえ!
というのが、私がHPに日本舞踊コンテンツを作ったきっかけでした。


師匠が私を幸せにしてくださってるから
私も、ちょこっとだけ、何人かの方の
幸せのお手伝いが出来たということです。


どのお弟子さんにもこよなく愛されてる我が師匠。
きっと師匠も、お弟子さんたちに幸せにしてもらってるはず♪(^^)。


「あなたも幸せ私も幸せみんな幸せ」という
美しい図式。


世知辛い世の中にあって
まるで奇麗事のようだけど、紛れもない事実だもんね~♪

今頃、カルチャースクールのみなさんは
師匠を囲んで、打ち上げでもりあがってることでしょう♪


よかったよかった。
本当におめでとうございました!

2006年2月25日 (土)

子供病。治療。多分、完治。

え~~。

詳細は書きませんが(書けませんが・・)
「子供病」の症状はどうにかおさまりました。

せんせい、ありがとうございました(^^;)。

また新たな気持ちで頑張ります♪♪

************************************************

さあて。

久々に。

ヒットな名語録が、出ました。

これはブログで流れていってしまうのは
もったいないので、
後ほど、HPの名語録に入れることにします。

名語録の更新も久々・・。
ちょこちょことはあるのですが、
ついついこの御稽古日記に書いてしまうと
それで終わってしまい・・・。

「お師匠様の名語録が最高!」というお声をよく耳にします。
名語録が増えるということは
それだけ私がヘマをしてる、ということになるので
嬉しいやら哀しいやらなのですが(笑)
貴重な記録として、更新していこうと思っております。


***************************

私が「子供病」から、なんとか脱却することができたのは
師匠の次のお言葉が大きかったです。


「幸せじゃない?
その年数で、さ。
『文売り』に、挑戦してるんだよ?

わかんなさいよ。

段階が、進んでるんだから。

どういうことかというと。

つまり、あなたが、2年前に踊った『藤娘』。
あれは『あの頃のあなた』として、100点。
それ以上かもしれないよね。
よく踊ってたよ。

でも、もし、今、この場で
『あの時とまったく同じ藤娘』を
あんたが踊ったら、
僕はあんたをぶっ飛ばすよ(笑)。
『今更、なんて踊りを踊ってるんだあ?』って。

もう、ああは踊らないだろ?
自分で(ビデオを)みて、自分でわかるだろ?

そういうこと、です。」


「今、あのときとまったく同じ藤娘を踊ったら
あんたをぶっ飛ばす」

このお言葉は、最高のお守りとして、心に刻んでおきます。


嬉しかった。
ものすごく、嬉しかった。


【恵里ちゃんへ】
ぎゃははははは。
その無駄遣いは私の罪なのかあ?
っていうか、それは無駄遣いじゃないのでは?!
でもなんか嬉しい♪ありがと♪
(詳細はこちらをどうぞ♪

2006年2月22日 (水)

気を。

まったくもう。
しっかりしなさい、私。

・・ってことで、少々反省文。

子供みたい。
みたいじゃねえよ。
子供だよ。

強い子になれ。
ばか。

私の心に吹き荒れてしまってる「子供病」の詳細は
恥ずかしくて書けやしない。
情けない。しっかりしろ。ばか。

こんな子供じゃあ、目指すところにいけないよ?
ばか。

しっかりしろ。強い子になれ。


***************************************

さて、話変わって御稽古日記と参りましょう。

今日は、師匠が
もんのすごく珍しく
私のお稽古で沢山立ってくださいました。

嬉しかった・・・。


嬉しいと同時に、自分の欠点のあぶり出しとなりました。


「ひと(登場人物)が変わる」時の表現。
やっぱり私、全然できてない。

師匠の踊りでは
「今、ひとが変わった」ことがはっきりとわかる。


絢也:「先生が踊られると、今ひとが変わった、ってことが
    はっきりわかります。
    ちょっと、今ショックです・・・・・」

師匠:「気を変えるんだよ。
    気さえ変わってれば別に【同じ人】になっちゃってもいいんだもん。
    変わった、ってことがわかるよう
    気を変えて。」

絢也:「気を変える・・」


師匠:「うれしいひと、おこってるひと、ただ説明してるひと。
    そのたびに気を変えて。」


・・・踊りってなんて難しいんだろう。


ふう・・・。


今日、一箇所振りが変わりました。
今まで「歩いて」いたところが「おすべり」になりました♪

ちと嬉しい。おすべり大好き~~♪


師匠:「今日立ったのは、間とか、そういうことじゃあないから。
    こんなカンジで、ていうイメージをつかんでほしいんだよ。」


つかむ。つかみます。・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
つかみたい!!!

2006年2月19日 (日)

カタカナのセンセ・・って・・。

Dscf1838

多智雛さん曰く。
「この写真は、我乍らよく写った~♪」てなことで♪
師匠と多智雛さんの2ショットでございます。


彼女のデジカメで撮った写真です。
メール添付で送られてきました(^^)。
「なんか、夫婦みたい」
ぎゃははは。ホントに妙にお似合いな写真です(笑)。

1月の末に
多智雛さんがお稽古場に遊びに来てくれて、
私のお稽古を見てくれて、
そして、師匠としばらくお喋りして・・。

私たちは歌舞伎座へ移動、ということになりました。

師匠が玄関まで見送って下さいました。

そのとき、多智雛さんが・・。


多智雛:「・・・男性の先生に・・先生、って呼ぶのって・・
      なんかいいですね♪」

絢也:「なにそれ?」

達也先生:「?女の先生となんか違うの?同じでしょ?」

多智雛:「違うんですよ。なんていいますか・・
      こう・・・せんせ・・・ってカンジが・・」

絢也:「???ごめん。恵里ちゃん(多智雛さん)。
     大体において共感できる私だけど
     これはわかんないぞ。」

多智雛:「ええ~?わかってくれない?
      ほら、小津安二郎の映画の世界とかさ・・・
      女の人が、男の先生に・・・・
      呼ぶ呼び方なの~~!」

達也先生:「??先生は、男も女も同じでしょ?」


多智雛:「違うんです~~!
     あの、カタカナのセンセ・・ってカンジです!
     こう・・・センセ・・って。
     女の先生には呼べないんですよ~。
     男の先生なんで。センセ・・・ってカンジが!」


絢也:「・・・達也先生・・・・わかります・・・?」

達也先生:「うう~~む。ごめんねえ。僕もさっぱりわかんないよぉ(笑)」

多智雛:「ええええ~~なんで~~(T^T)
     カタカナのセンセ・・なんです~~。
     男の先生じゃなくちゃだめなんです~~」


多智雛さんは身もだえましたが、
師匠も私も理解できず(笑)。
なんだか3人で大爆笑となりました。


一夜をともにして語り合った
私と多智雛さんだが、
その際にも

絢也:「恵里ちゃん・・やっぱカタカナのセンセ・・がわからん。」
多智雛:「ええ~あみちゃんならわかってくれると思ったのに~。」


小津安二郎で、男の先生で、カタカナのセンセ。


なんとなくイメージはわかるようなわかんないような?

でも、それの「何がいい」のか?

今更だけど解説して~~。


それに、私は「せんせ~」とか「せんせいせんせい」とかで
どうにもカタカナの「センセ・・」とは無縁だしなあ(笑)。


多智雛さん。
やっぱり私が愛しただけのことはある。
あなたはやっぱり愉快だ(^0^)!!!

2006年2月18日 (土)

悩み。一杯、一杯

「文売り」の曲が流れたら
もう「踊る」だけになる私の体。
この時期にくると
「寝てて起こされて、いきなり踊りだしても
きっと振りを忘れてない」くらいは
振りは身体に染み込んでる。
体の動きが間に合わなくて
間をはずしてしまうことはあるとしても。


毎回細かい御注意をいただき、
それをその場で噛み砕き、
直し、先へ進む。
次回の御稽古の時には
改善できてるよう、ご注意は忘れずに
頭の中に印字しておく。


充実した御稽古をしていただいている。


前の日記にも書いたけど、
「そそそんな難しいことしなくちゃいけないの?!」
と心で叫びつつも
「この程度の私に、こんなすごいことを教えてくださるんだ?!」と
感動しつつ、御稽古している。


やりがいが増えるのと比例して
悩みも増えていく・・・またこの悩みが深いところに行ってしまうところが
辛いところ。


【深い悩み・その1】顔と、動きと、感情と。
「文売り」は、いろいろなところで
「芝居」をする必要がある。


「踊りの上で芝居する」のはとても難しい。


私の師匠は、「顔で芝居する踊り」をものすごくお嫌いになる。


以前、別の踊りで
「動きがともなってないのに顔で芝居してる踊りって大嫌い。」
そんな言葉とともに
「顔で芝居するなよ。踊りが安っぽく見えるよ」と
ガツンと言われた記憶がよみがえる。


「文売り」が身体になじんでくればくるほど、
私の中にいろんな「感情」が生まれてきてる。
「怒る」「苛立つ」「うれしい」・・・・。
踊りながら自然に胸の中に湧き上がってくる。


湧き上がってくるのは大いに結構なのだが・・・。

ふと不安になってきた。

「顔」。
私、顔、大丈夫だろうか?!

目線も、大丈夫だろうか?!


絢也:「せんせい・・・・私悩みが・・」

師匠:「はいはい。」

絢也:「私・・・顔・・大丈夫でしょうか・・?
    最近顔が心配で・・・顔だけで芝居してるようなことに
    なってないでしょうか・・?」

師匠:「僕が御稽古中に注意してないってことは
    今のところは気にならない。けれど
    引き続き、注意は必要だね。
    あなたの場合、ついつい、ね。目も強いしね。」


次に師匠が仰ったこと。これは、またスゴイ。


師匠:「心に感情が生まれたら、その感情をね、
    顔に向かわせないの。
    顔にいけない、ってことは、
    ソイツ(感情)はどっかにいきたいよね。
    だから、手先、首、足・・・そっちに行かせてやるんだよ。
    すると気持ちが、【動き】につながる。
  
    感情が伴った【動き】がしっかりできるようになったら、
    ある程度顔に表情をつけてもおかしくなくなるんだよ。

    顔が先は絶対だめ。
    【動き】の後からついてくるなら、いいけど。

    でもさ。本当はね。
    文楽人形になってほしいんだよ。
    文楽人形ってすごいだろう?
    表情、一切動かない。なのに、あの動きだけで
    泣いたり笑ったり好きになったりが全部見事にわかるだろう?

    あれが踊り。まさに、踊り。」


歌舞伎役者が踊っているビデオを観てもわかるけど・・・
アップになったとき、彼らの目は
まさに文楽人形。
「どこか見てるようでどこも見てないような視線」

でも「何をやってるか」はっきりわかる・・・。


今、私、顔に感情が出ないように必死に封印している。
特に目で芝居しないよう。

しかし、鏡の中で踊っている私の「動き」は
「ただ踊ってる人」にしか見えない。
何も・・・何も伝わってこない。
この踊りがなんの踊りだか、さっぱりわからない。


師匠:「そういうふうに、見える、ってことが大事
    極端言えばだよ?実は、本人はそのつもりじゃなくても
    そう見えちゃえばOKなんだもん。」

そうだ。芸。表現って。
それだ・・・・・それだよ・・・・。


自分に生まれた感情に酔いしれてる芝居は
相手に何も伝わらない・・・・
それは自己陶酔、自己満足。


芸って、実はどこか冷静なところがないと、表現できないものだ。
冷静になれるということは
【動き】がきちんとしているからこそできることだ。


ちゃんと・・・・・見てる人に「伝わる芸」。

目指す場所はそこ。
けど果てしなく高く遠く。

そして私がいる場所。

・・・・・・・・・・・・・・・・悩みは深い。


【深い悩み・その2】自分のグラフ
私は。子供のような、気持ちになっている。


「手習子」をお稽古してるまなちゃん。
彼女の初舞台となる。
ものすごい熱意で、「手習子」という
この難しい踊りに取り組んできた彼女を
私は、本当に愛しく思って応援している。


私は最近、彼女のお稽古の時には後ろに立たないようにしてる。
本番の気分で踊って欲しいので、後見に専念。
その分、彼女の踊りをじっくり見させてもらってる。


今、彼女は、乾いたスポンジが水を吸うような感じで
伸びている。
そういう時期なのだろう。
踊るたびに変わってきてるので、見てるほうも嬉しくなる。
思わずニヤリとしてしまうほど(笑)。

師匠:「ずいぶん○○がよくなってきてるね。
    全体的にかくかくしかじかになってきてるし。
    でも△をなんとかしようね。」


御稽古終わりのご挨拶の前に
師匠からそんな総評も貰ってる。

おおっ、いいねえいいねえまなちゃん♪


まなちゃんのグラフはぐんぐん上に上がってる。

私のグラフは?
私のグラフは、どうなってるんだろう?


もしかしてもしかして。私のグラフは、全然上がってないのかもしれない。

自分で全然実感がない。

御稽古の後、凹んでる私に、優しい先輩名取さんのBさんが
「だいじょうぶっ!すすんでるっ!よくなってるからっ!」と
声をかけてくださった。

まなちゃんや他の妹弟子も
「変わってきてます!」と言ってくれた。

みなさんありがとう・・・・。


わかっている。私は今子供のようにダダをこねてるだけだ。
私は、私は、
悲しいくらい、
師匠からの、言葉がほしいだけだ。
師匠に「グラフの上昇具合」の御墨付きをいただき
「安心したい」だけだ。


自分で、何が出来るようになって、何がまだ出来てないのか、
それをちゃんと分析できれば
自分のグラフもわかるだろうに。


でも、自分のグラフが見えてない。

・・・・悩みは深い・・・・


***********************************************************

と、まあ、悩みが深いので、
先日、お稽古場で次のお稽古を待ってる人がいなくなったので
「先生・・一人で踊っててもいいですか・・」と
テープをかけて、通しで自主稽古しました・・・・。

最後までいき・・・。

師匠:「終わった~~?」

絢也:「はい。終わりました~~。」

師匠:「どう?売れた?(文売りの文のこと)」

絢也:「うう~~ん。まだまだ。」

師匠:「ちゃんと売ってきてよ(^^)」

絢也:「まだ在庫一杯って感じ。このままじゃ売れなくて倒産。」

師匠:「わはははは。そりゃ大変。」


「在庫満載」の「文売り」さんですが、
この自主稽古も、絶対に意味はあるはず。


以前師匠に言われた名語録39番を守って、
踊るのみ、です、な。ん。

2006年2月12日 (日)

ううーん。好き。やっぱ、好き♪

「え?そ、そんなことまで・・・!わわわ。」

最近の御稽古でいつも心でつぶやく言葉。

師匠の要求(というかご指導)が
もんのすごく細かくなってきました。
本当に難しいことばかり。

特に「気持ち」の部分でのことが増えています。

「その枝。商売道具だよ。
 もっと大切に思って。
 じゃあ、こうしろ、っていうんじゃないよ。
 気持ちで大事にして。
 それじゃあ、枝についてるお手紙も花も
 みんなおっこちちゃうよ」

最後のポーズをとっておくびを振って、緞帳が下がる・・・・。

「『私の話、面白かったでしょう?笑ったでしょう?
 だから、これ、買ってね♪』って気持ちでいてよ。」


気持ち。気持ちかあ。

文売りの気持ち・・
おだまきさんの気持ち・・
かつみさんの気持ち・・・

いろいろ、大変。


大変だし、この踊りは、怖い。相変わらず。


ああでもやっぱり好き。なんだこの楽しさ。
沢山の「ダメ」がある私の踊りではあるけれど、
好きだ~~。


お稽古が終わって。


絢也:「せんせい」

師匠:「何ですかー?」

絢也:「あのう。『文売り』なんですけど・・・・・」

師匠:「・・・・何だよ?」

絢也:「・・・・・・すごい楽しいです・・・・」


師匠のお言葉はしれっと、さらっと返ってきました。


師匠:「そうだろうね。」


ははは。バレてたか(笑)。
悩んだり、くよくよしつつ、私、すっげえ楽しそうなんだろうな(笑)。

絢也:「これにしてよかった・・・」

師匠:「そういってもらえれば、僕も嬉しいですよ。」

絢也:「これにしてくださってありがとうございます」

師匠:「あ~~何を言われるかと思った(笑)」

上手に踊りたい、とか
人に褒められたい、とか
いろんな欲望は、ある。


けれど、この「文売り」を踊ってると
それを越えてあまりある「楽しさ」が勝つ。

でも「楽しい楽しい」ばかり書いていても
読む人がきっとつまんないだろうから、
今日の強烈パンチを書いておこう。


「あんたの踊り、なんで色気がないかっていうとねえ
動いてないほうの手が自然じゃないからなんだよね。
左手がこう動いたら、
右手も自然にこう・・・」

「踊りに色気がない」は私の最大の悩みだ。

こんなに色気たっぷりの師匠から教わってるのに。
師匠の色気を盗みたくて
穴が開くほど見つめてるのに。


師匠の色気の三分の一でもいただけたら・・・・!ああっ。


それにしても。「文売り」。
こんなに好きになれる踊りにめぐり合えてよかった。
好き。やっぱ好き。

2006年2月11日 (土)

よもやまばなし

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はっはっは(^0^)

先日の踊り初めのヒトコマ。
師匠とまなちゃんの2ショットをおさめている私の姿を
妹弟子のちえさんが撮影。
題が「写真を撮る絢也さんを撮った写真」(笑)
こうして、私を入れて6名の弟子との
「2ショット撮影会」に付き合ってくださった師匠も大変(^^;)・・。


しかもこの6名は、ほとんど
「お稽古が好きで、お稽古場が好きで、遅くまで滞在してる」面子(笑)。
はははは。この日も最後まで
帰りたくなくて、お菓子を食べながら
お稽古場に滞在して遊んでいたわけでして(笑)。

わたし、まなちゃん、ちえさん、ともみさんに至っては
午前様なんて当たり前。
「12時になるから帰りましょう」とお稽古場を出て
12時10分のJRに乗る・・なんてのはザラです。


時にはコンビニで肉まんを買って
ほおばりながら歩いたり・・・・。

んで、深夜のJR車内で、笑い転げて帰る・・・。
かなりヘンな人たちかも・・・


この話を、多智雛さんのお師匠様、
多佳広先生にお話したところ、かなり驚かれました。

多佳広先生:「まああっ!そんな遅くまでお稽古を!
        お弟子さんがくるんですか?!」

達也先生:「そうですね。お勤めの人も多いですから
       仕事を終えてくるんですよ。」

多佳広先生:「ひゃ~~その時間、私なんか、もう夢の中ですよ~~
        すごいですねええええ!!」


でも、多佳広先生は朝8時半(!それこそこの時間はウチの先生が夢の中です・笑)
からお稽古場を開かれるそうなので、
時間的には同じではないかと(^^)♪
朝型のお師匠様と
夜型のお師匠様ってことですね。


そういえば、多佳広先生と、達也先生と、多智雛さんと絢也とで
「ジョナサン会合」(笑)をした際に、
面白いことがありました。


多智雛:「せんせい。今日、卵、食べました?」

多佳広先生:「卵?今日は一個も食べとらんよ。」

多智雛:「じゃあいいですよ♪卵が入ってるものを頼んでも♪」

多佳広先生:「まったくもう、こうやって、うるさいんですよぉー。」

多智雛:「私はせんせいのお体を心配してるんです。
     せんせいには元気で踊っていただかないと
     私が困るんです~~!。」

多佳広先生:「なんかあると、どうしたんですかどうしたんですかって
         しつこいしねえ(笑)」

多智雛:「せんせいのことは、全部知っておきたいんですもの」


そして・・・・・。


絢也:「せんせい、今日差し入れしたタバコ、
    せめて3日か4日、もたせてくださいね。」

達也先生:「そりゃあ、約束できないなあ~~(笑)」

絢也:「せんせい!ホント、いつもすいすぎですからっ。
    もうすこし控えていただかないとっ。」

達也先生:「ねー?もういつもうるさいんですよ。」

多智雛:「うるさくて当然です。だって私たちは
     師匠が大事なんですからっ。ねえ?あみちゃん!」

絢也:「そうだよねえ。恵里ちゃん。」


弟子同士でタッグを組むの図(笑)


多佳広先生:「まあ、ねえ、こうやって言ってくれるのも
        踊りを好きになってくれてるのもありがたいですわねえ。
        踊りに夢中になってくれる子は私らの宝ですわ。」
        
達也先生:「まあ、そうですねえ。」


二組の師匠と弟子。
なかなか面白い光景でございました(笑)。

では、ここらで、
多智雛さんとの写真をのせちゃおうっと。

1010103_img

二人で歌舞伎座で、舞踊公演を見た帰り、
撮っちゃいました♪
この後、ビールを飲みに行ったという次第。


そのあらましはまた今度。

2006年2月10日 (金)

ふと…

ある年の2月の初頭。 確か7日だったと記憶しています。

私はNHKのプロデューサーに会いに行った帰路 初めて、お稽古場を訪ねました。

その時の事は、 切り取ったように 鮮明に覚えています。 ごめんください、と玄関を入ると 着物姿の男性が奥から歩いてこられ 「どうぞ、いらっしゃい」 と笑顔で私をお稽古場に案内してくださいました。

その人こそ、我が師匠。

あの日。あの日が。

「藤間絢也」の 始まりだったのだなあ。

師匠も私も その事を知らずに 話していたんだなあ。

ふと、携帯より独り言。

2006年2月 8日 (水)

ぽたぽた

御稽古のとき、
この季節はポリエステルの洗える着物です。
私は単衣ではなく
袷で御稽古してます。
帯は「荷物が重いのがいや~~」って時は半幅。
余裕があるときは、御太鼓です。


正絹の着物自体、3枚しか持っていないし、
どれも「お出かけ用!」状態なので、
御稽古で着ることはありません。
(間違いなく、日本一着物を持っていない
日本舞踊の名取です・号泣)

・・・っていうか・・・。無理。

もし、正絹の着物を、何枚も持っていたとしても
御稽古で着るのは無理・・・・。

「文売り」を踊っていて、
後半に差し掛かる頃になると、
私の額から汗がぽたぽた・・・・・・・。

それが、膝の上や、袂に落ちます・・・・・・・・・。

床に落ちて、その真上に膝をつくことも・・・。


御稽古が終り、最後に舞台の真ん中に座って
師匠のお言葉を伺う時も
ぽたぽた・・・・。

太ももの上に汗のしずくが・・・・・。


こんな私、もし正絹の着物でお稽古したら、
お洗濯代で破産します(T^T)


洗濯機にぶっこめるポリエステルの着物・・・
これがあるから、今私は日本舞踊を続けられてます!!!
ありがとう!!化学繊維!!
ありがとう!!着るもの屋こう吉さん!!!!


さて。「文売り」でございます。


今日は・・・・いろいろありまして、お稽古場に入った時間が遅くなりまして・・

それ以前に、もしかしたら、
お稽古にいけないかも・・っていう状況もあったので・・・

御稽古にこられたことだけでも嬉しくて嬉しくて(T^T).


嬉しいから、嬉しいまんま踊っちゃいました。


もちろん、先日、山のように頂いた御注意を
一つでもクリアできるよう努力しつつ・・・。


今日も当然、一杯直しが。
しかも、先日言われたこととはまったく別のこと。
またまた沢山。
すさまじいまでに。


しかし、先日の「こてんぱん」以来、
どの直しも、今まで、経験したことのない種類のもので
なんだかとても楽しい。


私は間違いなく、師匠の前で、苦悩の表情で
それらの課題と戦っているのですが、
心の中は

「うひゃ~~うひょ~♪そんなことをできるようになれっって
ことか~~?ひゃほ~~い♪」

だったりします(笑)。


セリフ。
今日は、自分の中でテーマを決めてみました。


「兎に角、細かいことを全部忘れて、
兎に角軽く、軽く、さらりと言ってみよう」

これは、なかなかいい結果を出したようです!!


師匠:「声の感じ。今日くらいがいいですねえ~~。
    とりあえず、そんな感じで。
    でも軽くなると早口なるから、気をつけてよ。」


はあい(^^;)。早口、気をつけます。


ああーでも、
小さな工夫が、小さな結果に繋がるのは、やっぱ、嬉しいな♪(^0^)


御稽古できること。
踊れること。
師匠が沢山教えてくださること。
ちょっとずつ、私の「文売り」が育っていること。


楽しいな。幸せだな。


ぽたぽたと汗を落としながら、
ずっとずっと踊って行こう♪
洗える着物とともに♪


・・・・・・・・・正絹の着物・・・欲しいな。
それは本音(笑)

2006年2月 3日 (金)

こてんぱん♪

えへへ~~・・・

「文売り」。

こてんぱんにやられてます~~(T^T).

こてんぱんにやられる時期がきたということで。


そういえば、「藤娘」のときも
2月くらいからこてんぱんが始まりました。


ここから
苦しい時間が始まりますが、
それも喜びの一つ・・・・・。

「当たり前の、普通のことを、僕は言ってるだけだよ」
と師匠は微笑まれましたが、
私には、全然「当たり前」じゃなくて
「はうあ~~~!」というカンジです。


「その芝居の仕方じゃないほうがいいなあ」
「なにやってるかさっぱりわかんない」
「今の人、誰?その前に怒ってる人と
 今怒ってる人、違う人だよ?」
「三味線、待って、いきなり動かない。
 おかしいよ。」
「この人、今、飛び込んできたんだよ?
 そんなのんびりこないで」
「誰に向かってしゃべってるの?」

いろんなカッコも、沢山直されました。
それはそれは細かく。


振りを入れていただき。
振りを覚え。
考えなくても次の振りが出てくるようになり。

そうして、この段階にきた・・・。


ここからがまたスタート。

泣き出しそうな気持ちを抑えて、
ひたすら踊るしかない。


それにしても、この踊り。

果てしなく難しい。でも。

とてもとても、愛しい。


「文売り」。大好きだ。

どの踊りも大好きだけど、
こんなに「好き」だと思える踊りは
「藤娘」以来かもしれない。

こんなに「大好き」なんだから、
きっときっと応えてくれる。


苦しい。切ない。泣きたいくらいに。


この踊りに出会えてよかった。


この踊りに出会わせてくださった師匠に感謝します。

そして、もう一人。
この踊りに出会わせてくれた私のハトコにも
心から感謝。


「文売り」よ。
今、私は、あんたを、心から愛してる。
どんなに切ない想いをさせられようと
苦しめられようと、
こよなく愛してる。

この愛は貫くぜ!

いくぞ。
いけるところまで。

2006年2月 2日 (木)

お稽古のこと

楽しいイベント続きの週末のことは
まだまだ書きたいけど、
お稽古のことを書いておきます。
踊りのことではなく、御稽古、のこと。

私の反省文です。


先週の御稽古のとき。

師匠がテープをお止めになり
御注意いただいたところ。

久々に師匠が、その部分だけ立ってくださり、
テープを流して
一緒に動いて下さいました(うわっ!!)。


今の段階になると、もう師匠が立ってくださることはほとんどないので
一瞬でも嬉しい!


しかしその嬉しさのあまり、私は「やっちゃいけないこと」
をやっちゃいました。


師匠は、枝を使った「巴周り」をやってくださったあと、
おもむろにご自分が普段座られる場所へお戻りになりました。
テープは止まりません。つまり、
私には、「そのまま続けて踊れ」という意味です。


でも私は、今目の前で見た、師匠の「巴周り」を
今、もう一度復習しておきたくて、
そのまま、立ち止まって、自分で、勝手に踊りをやめてしまったのです。
テープを止めて、その部分を返して欲しくて。


立ち尽くしている私。
仕方なくテープを止める師匠。


そして、見たことのない
すごい目で私をにらみました!!


師匠:「何?!」

絢也:「あ、あのそこのところ・・もう一度やりたくてあの・・」


さらに師匠の目がギラっ。


パン!っと師匠がご自分の太ももを叩いて、
「も~~っ!なんでっ!勝手にやめるのっ!!
勝手にやめるなっって!!
い・つ・もっ!言ってるでしょうっ!?」


そして、私を睨んだまま、
立て続けにご自分の太ももを
パンパンパン!と3回叩きました。

怖い。

入門してから、こんなに怖い師匠を見たのは初めてです。

間違えて詰まってしまって踊りが止まってしまった・・
踊りを忘れてしまって踊りが止まってしまった・・
師匠が、直してくださるためにテープをお止めになった・・


この場合なら、師匠は何も怒りません。


踊りがダメなことや、出来てないことに対して、
沢山御注意はくださるし、
時には「厳しい言葉」を下さることはあっても、
基本的に、師匠のお人柄は、とても穏やかな方なので、
踊りのことで「怒る」ということはありません。


「踊れるのに、自分で止めた」から怒られたのです。
私の「態度」に対して、怒られたのです。

そう。いつもいつも言われていました。
「自分で踊りをやめるな」と。
何があっても、僕が止めない限りは
踊り続けなさい、と。


「流れに乗って欲しいところで
自分で踊りを止めないで。
本当によくないよ。
それだけは本当に、やめなさい。」


「相模蜑」のお稽古の時にそういわれて、
「もう絶対に自分で勝手に踊りを止めないようにします」と
師匠に誓ったのに。


やっちゃった。やっちゃいました。
いっちばん、師匠が嫌うことであり、
「あんたの一番よくないところ」と言われていたことを・・

やっちゃった。


「すみません。本当にすみません。」

謝る私の目は、恐らく、おびえたようになっていたと思います。
多分、師匠はそれに気がついてくださっていたのか・・


それ以上は、お怒りになりませんでした。
その後は、普通にお稽古を続けてくださり、
お稽古の最後にも、
いつもの笑顔で「はい、今日はここまで♪ごくろうさん」と
言ってくださいました。
(優しい・・・・(T^T))

もう一度返したいところは、
全部終わってから、
お願いして、「あそこのところ、もう一度いいですか?」って
返していただけばいいのだ。
そうやって、いつも、部分部分、返して下さっているじゃないか。


先生、あの時は、本当にすみませんでした。
実はひそかに大反省してます(T^T)。


自分を戒めるために
ここに残しておこう。
この反省と、誓いを。


もう2度と、本当にもう2度と、自分の勝手で踊りを止めるのは
やめます。


自分のためによくないし・・・・。それに何よりも・・


もう2度と、普段あんなに優しい師匠の、
あんなに怖いお顔を見たくないです。


自分の中で夢中になると、
ついついいけない態度をとってしまう・・
私の悪い癖です。はー。


と、いう、自分の態度についての反省会でした。
お付き合いいただき、ありがとうございます(^^;)。


踊りのことは・・・。

師匠:「もっとやわらかく、色気もって踊ってよね。
    あんたの踊りは、公務員が会計チェックしてるみたい」


ああああああー。きたあ~~。
きたかこの時期が!!


そして、ついに「【清元】を踊るということ」について、
色々、考えなくてはいけない時期にも入ってきました。

清元ならではの難しさに、
恐怖が隠しきれません。

師匠:「でもね、だから、清元は面白いんだよ。
    清元ならではの、面白さ、だよね」


どうしよう。清元。あああ。清元って。ああああ。


そして、この「振り」を
裾引きで踊るということ!

私の中では、いまだに
ありえね~~~~~!!!!ってカンジなんですが、
これはもう逃れられない事実!!


セリフ、踊り・・・清元・・裾引き・・・
草履で踊るくだり・・・


あ、そうそう・・・・裸足で踊るのも初めて・・・・

まだあった・・・初めて花道で踊るんだ・・・

絢也:「せんせい。花道で踊る練習ができるのって・・・
     本番前のほんの20分くらいの、あの
     【舞台稽古】の時だけですよね?」

師匠:「そ♪」

絢也:「ど~~しよ~~!(T^T)」

師匠:「心配ならさあ、
    歌舞伎座でも国立でも、見に行ったときにさ、
    ゲリラで練習して来い!
    わはは!【お客さま!花道には上がらないで下さい!】って
    放送がかかるな(^^)
    あはははははは」


本気で、ゲリラ、やりたい。


・・・・・・・・そうか・・・・わかった。
先日、「最近、踊るのが怖い」と言った意味が。


いろんなことが、未知で怖いというのが一つ。

さらには・・。


「文売り」
そのものが、大きすぎて、
怖いのだ。


この怖さに対して、果たして、どこまで戦っていけるのか。

いけるところまで、いくしか、ないよ、なあ。

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