フォト

本舞台の歴史★上に向かって新しいものになります★写真をクリックするとアルバムに飛びます★

  • 長唄「京鹿子娘道成寺」(白拍子花子)国立劇場
  • 長唄「外記猿」(新春舞踊大会)国立劇場
  • 長唄「汐汲」(新春舞踊大会)国立劇場
  • 長唄「連獅子」(親獅子の精)国立劇場
  • 常磐津「松島」(新春舞踊大会)国立劇場
  • 常磐津「三ツ面子守」国立劇場
  • 長唄「島の千歳」(新春舞踊大会)国立劇場
  • 長唄「浅妻船」(新春舞踊大会)
  • 長唄「官女」(新春舞踊大会)国立劇場
  • 常磐津「将門」(滝夜叉姫)国立劇場
  • 常磐津「松廼羽衣」国立劇場
  • 清元「文売り」(名披露目)国立劇場
  • 長唄「藤娘」(初舞台)国立劇場

リンクいろいろ

  • 河合亞美のWEBPAGE
    私が運営しておりますHP・・今年で12年!!大した更新はしておりませんが、このページを通じて素敵な出会いがたくさんありました。そして今も・・。大切な場所です。URLが2015年3月1日よりURLが変更になっておりますので変更をお願い致しますm(_ _)m
  • 多智雛ちゃんのブログ
    下関でお稽古をし、下関でお師匠さんをしている、親友・花柳多智雛ちゃんのブログです。
  • 日本舞踊協会
    お世話になっております、公益社団法人日本舞踊協会のHPです
  • 藤間達也 WEB PAGE
    私の師匠・藤間達也先生のHPです♪

お知らせ

  • 教室・スクール検索『趣味なび』
  • ご注意
    このブログにはアクセス解析がついており、 ブログの管理者は訪問者の IPアドレスなどを見ることができます。 また、当ブログには、 高度なコメント、トラックバックの判断機能をおいております。 当ブログの内容にあまりにかけ離れた内容のコメントや、 宣伝ばかりの内容のコメント、 管理人が禁止している言葉の使用、 誹謗中傷などを含むコメントなどは、スパムと判定され 自動的に削除されてしまいます。 ※※投稿したときに「問題が発生しました...」と出た場合は スパムと判定された証です。ほぼ100%、サーバー上で 自動的に消えており、私の目に触れることはありません※※ コメントしたのに掲載されない、反映されない、という場合は 上記にあてはまると思われますので、ご了承ください。 (問題がまったくない投稿でも、 スパムと判定されてしまうことがあります。 その場合は、日をおいてチャレンジしてみてください! 申し訳ありません!)
無料ブログはココログ

« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »

2006年4月

2006年4月30日 (日)

てなわけで漫画喫茶(^^;)

お稽古日記じゃなくなってるこのブログ(^^;)

携帯から書き込めるのが
ここと、自分のHPの書き込み処だけなので・・。
ついつい
踊りと関係ないこともこちらに・・。

ふっと思いついたこと
面白いこと、
思い出、
などなど・・・・・・・・・・・・・

いつも、「あ。」って思ったら
その日のうちに、どこかしらに残していたのですが
それができないのがつらいですねーはー。

今日はちょろっとアルバイト。
そして、ちょこっと漫画喫茶に立ち寄り、
そろそろ帰らなくては!

まだまだ家でやることはわんさか!

さてと。でもせっかくだから、なんか書いてから帰ろう。


昨日は、下浚いと、本番の日に着る着物と
帯の組み合わせを決め、
それぞれ、小物をあわせ、
帯を練習(久々に結ぶ帯は柄合わせなど、チェックしておかないとね!)


※柄合わせは、なじんだものは一発でできますが、
久々のものだと
「げっ!ここの花を、真ん中に持ってきたい!」などなどが発生。
垂れと手の長さのバランスを調整しないと・・。


最近、とてもきれいな帯締めをいただきました♪
自分で買うとなると
どうも好みが偏って、似たようなデザインの帯締めばかりが並んでしまうのですが
・・今回は、手組みの(丁寧に手で組まれたもの)
美しい帯締めをいただきました。
私の帯締めラインナップにない色味♪
でも私の大好きな色。

うれしいなあ。

とてもうれしいので、お浚い会当日には
この帯締めをしていきたい!!

ってことで、帯結びの練習がてら、
この帯締めをするための組み合わせを模索。


サーモンピンクの紋付に
クリーム色の伊達衿をつけて、
金地に、カラフルな刺繍が入った帯にしようかな。
この帯の模様の中に
帯締めにぴったりの色が入ってる♪
そして、帯揚げもクリーム系に・・・・。
よし!決まり!!!


ん?もしかして?

私が下浚いで着ていく予定の小紋の八掛の色にマッチするじゃん♪
以前、真起子先生にいただいた、白地に銀糸の刺繍が入った帯と
あわせたらあら、素敵♪
下浚いもこれにしよ♪

着物を着る前の
こういう作業はなんとも言えず楽しい。
これは洋服の組み合わせよりよほど楽しい♪


新しい半襟もつけようっと。
ああ。いいないいな。ふふふ。


明日は仕事を早くあがって銀行に行かないと!!
ご祝儀用の新券を用意しなくちゃ!
明日を逃すと、もう銀行に行く暇がないぞ~~!


なんか。楽しいな。えへへっ。

(でも早くPC・・・こないかな・・・・涙)

2006年4月29日 (土)

さよなら〜(ToT)/~~

さよなら〜(ToT)/~~

お浚い会のために必要な事務作業を すべてやり終えたところで 息を引き取った私の牛子。

筐体から使える部品を取り、 ハードディスクをはずして ハンマーでぶっ壊してさようならー(ToT)/~~

ありがとうね。

さあ!下浚いだ!

下浚い前の最終お稽古が終わりました。

師匠のご注意は より細かいところに至り、 この直前にきて ここまで教えていただけることに 感謝です。


先日、一度、裾引きの衣裳をつけず 普通の着物で踊りました。

師匠「そういう感じがいいなあ。 衣裳をつけてても そういうふうに踊って欲しいなあ

衣裳をつけてるから いつも通り踊れません、 じゃあダメなんだよ? 着物が楽なんであって、 衣裳が、【当たり前】って思わないと」


昨日はそのつもりで踊ってみたのですが

敗北...(ToT)

気持ちの持ち様だな!

2006年4月28日 (金)

パソコンご臨終

取り急ぎ。


今朝ものすごい音を立て パソコンが死んでしまいました。

お稽古日記は こうして携帯を使えますが ホームページの更新は 新しいパソコンが届くまでできません。

Yahoo!のメールチェックもできません。

知り合いの方は 連絡は全て携帯メールでお願いします。

書き込み処は見られますので どんどん書いて下さいね。


お浚い会が終わった頃に 新しいパソコンが来る予定。  格安で分割で購入(^^;)

あああ。 こんな物入りなのに。 どうやって暮らそう?!(;_;)

2006年4月27日 (木)

勉強

「もちろん、手伝っているんだけど、
でもね、手伝ってあげてる、って感覚でやらないんだよ。
【勉強させていただいている】って感覚でないと。
だから【手伝ってくれてありがとう】って
言われた時には、
【どう致しまして】ではなくて
【こちらこそ、勉強させていただき、ありがとう】
なんだよ。」

つい最近いただいた師匠からのお言葉です。
師匠は、私に、とても、とても素敵なことを
教えてくださいました。


いつも師匠のお言葉は含蓄だらけなんですが
これはまた、一段と
「はうあ~~!すげえええええ!」って思いました。


芸能界という仕事場で
「表に出ることが大好き」な私は、
昔から「裏方」の仕事とか
「誰かのお手伝い」とかが大嫌い。
だから、「劇団という上下関係の激しいところには
絶対に行きたくない!」と思って
テレビの世界に入っていったのでした。


でも、なぜか、日本舞踊の世界においてだけは、
この「裏方」が全然苦にならない、
苦にならないどころか、楽しい・・・!


ということで、いつも率先して、
誰に頼まれなくても(笑)
おせっかいなくらい、勝手にお手伝いしてました。
いろんな場面で。
芸能界の私と、
日本舞踊の私は、まるで別人のよう。


「やってあげてる」なんて恩着せがましい気持ちは
持ってないつもりだけど、
それでも、やっぱり、
「ありがとう」と言われると嬉しくて、
気持ちよく
「とんでもない!どう致しまして♪」と笑顔で答えていました。


師匠:「どう致しまして自体はなんにも間違ってないんだよ。
     ただ、そこに、ね♪」


師匠のお言葉を聞いたとき、
自分の中のどこかに
「やってあげてる」という感覚があったことに気がつきました。
ありがとうと言われるたびに
ただ、いい気分になっている自分。


師匠に冒頭のお言葉を頂いてから・・・・。
いろんなことを考えました。


入門して、初めてお浚い会。
私は師匠にこう申し上げた記憶があります。
「お手伝いに伺ってもいいですか?
 今後、いつか自分も、本舞台を踏むことがあるかもしれません。
 そのときのために、いろいろ勉強させていただきたいんです」


そして、師匠のお父様にも
「手伝いに来てくれる、って言ってくれたの、あなたね。
 ありがとうね。あなたにとって、いろいろ勉強になると思いますよ(^^)」

と言って頂き、
「はい!勉強させていただきます!」と
笑顔で答えてお辞儀したのでした。


ああ。私。入門当初のほうが、
そのことをちゃんと知ってたんじゃないか!
ああ。私。いつの間にか、年数を経て、
ちょっとおごってた?!
ああ。初心忘れべからずだ~~これはまさに!!!

自分がまだ、本舞台に出るには程遠い場所にいる頃に
沢山お手伝いの場面があったからこそ、
実際に自分が出るときに、
すごくすごく余裕があったのは事実です。
先輩方の姿を見せていただいたおかげで、
なんとなく、
「こういうときは、こうするんだよな」っていうのが
いつの間にか身についていました。


今だって。

先輩や、妹弟子の、
裾引きお稽古用の衣裳の着付けを手伝ったり、
まなちゃんの後見をやったりするたび・・・。


すっごいいろんなこと、勉強してる・・・!
知らなかったことを沢山沢山・・学んでる・・・・!!!!


この間の長唄のつぼあわせだって、
あの場所にいる、ということだけで
なんと、いろんなことを学んだことか・・・・!!!!

師匠・・・・・・・・・・・・・。
本当に、本当に・・・・・・・・・・・・・。
感謝してます。
私にすごいことを教えてくださいました・・・・。
本当に・・・・ありがとうございます。


まなちゃんは、いつも自分が踊る前に
「絢也さん。よろしくお願いいたします」と
私に、向かってお扇子を置いてお辞儀をしてくれます。
私もお扇子を置いて、
「こちらこそ、よろしくお願いいたします」と
ずっと言ってきましたが
師匠にお言葉をいただいて以降は
より、その中に、「感謝の想い」がこめられるようになりました。


まなちゃんの後見さんをやらせていただくことで、
私も、ものすごく沢山のことを学んでいます。


御稽古が終わると、まなちゃんは
師匠にご挨拶した後、
再び「絢也さん、ありがとうございました」と
お辞儀してくれます。
私もお辞儀しますが、
心を込めて、この言葉が言える様になりました。


「こちらこそ、ありがとうございました。」


ああ。それにしても。
しみじみつくづく。
達也先生という方は、スゴイ方です。
何につけても。

私はいい師匠に出会えて、幸せ者です(T^T)。

2006年4月24日 (月)

長唄、つぼあわせ

昨日は、藤曄会の
長唄の演目のつぼあわせでした。

つぼあわせは
下浚いの前に、
お三味線の演奏の方と
まさに「踊りと演奏のつぼを合わせる」ために
行われます。

私は、清元の演目なので、
本来、行く必要はなかったのですが、
お役に立ちたい、というのと(おこがましいですが)
自分が勉強させていただきたい、ということで、
師匠にお願いして、お手伝いに伺わせていただきました。
(先生、お許しくださり、ありがとうございました)。


「京鹿子娘道成寺」。
今回立方は、何度かこの日記に登場していただいている、
大好きな大先輩、紅歌さん。

そして、所化(お坊さん)は、
ちびっこ二人を入れて16人の大所帯!!

16人のうち、紅歌さんの親友であり、
こちらも大好きな大先輩である早寿華さん以外、
全員が「本舞台・初舞台」!!


いとしの妹、まなちゃんも
「手習子」で初舞台!!


つぼあわせや、下浚いは
とかく緊張しがちな場面です。

私だって本舞台は2度目(^^;)。
極めて皆さんに近いところにいつつ、
多少経験があるってところで、
皆さんの緊張をちょっとでも
ほぐすお手伝いができれば・・と
思って、バタバタしてたのですが
・・・・・・できたのかいな?!(^^;)


そして、16人のうち、お一人がどうしても来られない、ということが判明。

所化は途中、二人で組んで踊るところがある・・・。


さしでがましいかな・・・・。と思いつつ・・・。


絢也:「せんせい・・・お一人お休みだそうで。」

師匠:「そうなんだよ。」

絢也:「・・・よろしければ・・・・代わりに・・・。」

師匠:「え?あ、ホント?できる?じゃ、そうしてよ(^-^)」

思いがけず、皆さんと踊らせていただいてしまいました。


所化の振りは、入っているので、OK♪
(でもあまりに久々だったので、事前にカンニング・笑
エポーレのみなさん。カンニングに付き合ってくださってありがとでした♪)


お相手はくみこさん♪
メル友なんだけど、
いつも同じお稽古場じゃないから、
一緒に踊れてちょっとうれしい。
(お休みなさった方!楽しんじゃいました!ごめんなさい!)


しかし・・。楽しいばかりではなく。。。。。。。。。。、

これは・・・・・・・・・・。
大変な勉強をさせていただきました・・・・・・・・・・!


所化、実は大変!!!


正座!

花子が踊っている間の、正座!!!

これ、こんなに辛いとは!!!!!!!!!!!


普段なら、もぞもぞ・・・・・とか、足をちょっともんだり・・・
できるけど・・・。
所化も立派な出演者。
舞台の上で、そんなこと許されるはずもなく。


ぴしっと正座したまま、動けません。
足はかなり、痛い。

そして、自分たちの出番が近づいたら
すみやかに立ち上がらなくてはいけない。


うは~~~!
歌舞伎役者ってやっぱすごいわ!
とつくずく思いました!!


所化全員、綺麗な着物姿。
みんな着付けが上手なので、
(師匠も仰ってます。
「自慢じゃないけど、僕のお弟子さんは
みんな着物を綺麗に着てる♪」って♪)
壮観でした。

そして、みんなとっても楽しそう。
ちょっと羨ましいな、って思っちゃった(^^)

所化の皆さんの熱意あふれる踊り。
可愛いちびっこ所化。
そして、立方の紅歌さんの
情熱あふれる踊り。

今回の「京鹿子娘道成寺」は見ごたえありますよ~~!!


他の演目も・・
みなさん、きちんとお稽古した成果が出てて・・・。


すごいなあ・・・・。


私は・・・・・・・・・・・・・。


おおっと。いけない。

他の人が上手に踊ってるのを見て、
凹むのは、筋がおかしいぞ。


長唄つぼあわせ。
沢山のことを勉強させていただいた一日でした。

2006年4月22日 (土)

今出来ること

師匠は
私をよりよくしてくださろうと
沢山のことを教えてくださる。

不器用な私は
それをすべて消化しきれず、
勝手にどつぼにはまっていった。

「いますぐそれを全部やれって言ってないんだよ。
そういうもんなんだ、ってことで
そこを目指して欲しいって言ってるんだよ。
なにもかも、やろうとしなくていいんだよ。」


でも欲張りな私は
「全部やれるようになりたくて」
一人空回り。
そして、あげく、どつぼに。


そして、大切なことを、忘れていく。


ひとつ、ひとつ丁寧に踊るということの意味。
丁寧の意味さえ、体が勘違いして、
逆の効果を出していた。
なんとかしなくちゃ、と思い
自分で毎回「工夫」とやらをしてみるのだけど、
これまた逆効果で
おかしな「工夫」が、
「別にあのままでよかったのに」というところまで
へんてこに上書きしてしまった。


師匠と長い時間、話をする機会があり、
「暗くなって、落ち込まない」という約束で、
「今の私の踊りの状態」を、全部お話していただいた。


それはもう・・・・・

師匠は「またHPの日記に書いちゃうんだろー(笑)」と
微笑まれたけど、
その内容は、とても、書けない。

でも、師匠とお話したことによって
いい意味で。本当にいい意味で。
私は「あきらめる」ことができた。


無謀な背伸びはあきらめる。
私の中にある、
「自分の実力以上のものを見せたい」という
へんな自己顕示欲を捨てること。


名披露目だから。とか。
名前があるから。とか。
以前踊りを見てくださった方に
「上手になったね」って言われたい、とか。


もう、そんなことじゃなくて。


今、すぐ目の前にあることから
やらなくちゃ。

5メートル先のことを考えてやらなくちゃ。

10キロ、20キロ先のことは
5メートル先の、今眼に見えてることができてから。


いきなり、10キロ先の場所になんか、いけないよ。


5メートル先に頑張って進めたら。
次はその次の5メートル。

もう、それしかないよ。

師匠も、私のその心境を
わかってくださっているのか
「目の前の課題」を強調してお稽古してくださった。
踊ってる間中、
その癖が飛び出すと
師匠の叫び声が響いた。

御稽古終わって。

師匠:「まずはその癖を取ることね。
     今日は、無理やり癖を押さえつけたから
     動きがぎこちなくなったけど、
     それでいい。」


・・・・などと、
いろいろお話があって。
じっと師匠のお顔を見詰めていたら。


師匠:「ん?なんか言いたい?いいぞ。今日は発言を許してやる(笑)」

絢也:「ええーと・・・。実は、今日は・・力を抜くことを目指して、踊ってみました・・・」

師匠:「うん。知ってるよ」

絢也:「で・・・。」

師匠:「方向は、合ってる」

絢也:「(にこ♪)」

師匠:「(にこ♪を見て)出来てる、って言ってないぞ。」

絢也:「はい(にこ♪)」(でも方向が間違ってなくてうれしいのだ)

師匠:「乗った電車の方向が合ってるってだけだ。
    まだ全然駅についてないからな。」

絢也:「はい(にこ♪)」

師匠:「今日はよく出来ましたね、なんて、言ってないからな。
     絶対に言わないし。」

絢也:「はい(にこ♪)」


師匠のお言葉を
久しぶりに、笑顔で聞くことができた。


力を抜く。
悪い癖を取る。

今出来ることを、
残りの短い時間の中で、やろう。

出来ないことを出来ないと嘆くばかりで、
出来ることをきちんとやることを
忘れては、いけない、と
自分への戒めのために
今日、この日記を、書いた。

2006年4月20日 (木)

一日で三日分?!

お稽古日。
かつては一番のりでお稽古場にきて
最後に帰っていた恐ろしい私ですが、
最近は、仕事の都合でさすがに一番乗りはできません。
でも3時ごろから、12時までいるから(^^;)
なんだかんだ、9時間くらいいるのか。ははは・・・。

これだけ長い時間、滞在してますと、
まあまあ、いろんなことがあります。

【その1】可愛くて涙
Pic_0300

うちのお稽古場のちびっこコンビです。
今度の会の「京鹿子娘道成寺」で所化の
「みれば~♪」のところを踊ります。
その御稽古風景です。

あまりの可愛さに、本当に涙が出てきました。
二人とも、お稽古の前にはきちんと正座でご挨拶。
ちゃんと振りを覚えていて、
先生のおっしゃることに「ハイ」とお返事。

何かをあげたり、何かをしてあげたり、すると
きちんと手をついて「ありがとうございます」とお礼を言います。
その、お行儀のよさにも感動します。

実は、子供が苦手です。
はっきり言って、嫌いです(あー言っちゃった。)

でもこの二人は特別。
だめです。メロメロです。可愛くて可愛くて仕方ない。

私の激しい子供嫌いを知る親友の森みつえ(女優)が
浴衣浚いの時、
私があまりに二人を可愛がっている図を見て
「あ、あみちゃん!ど、どうしたのっ?!あみちゃんじゃないみたい!」と
目をまん丸にしたのでした(笑)。


【その2】笑いすぎて涙
妹弟子のともみさん。
高校時代、実は「ぼん」というあだ名だったそうな。
(ぼんの由来は・・ふふふ・・)

ともみ:「今でも、友達がみんな『ぼん~~』って呼ぶんですよぉ。
     後輩は『ぼんせんぱい』って。」

で、私、お稽古場でもともみさんを「ぼん」にしてしまおうという
たくらみを持っています。

絢也:「そのうちさー。達也先生が
    『(お稽古の順番)次、誰?ああ、ぼんさん?』とか
    言うようになっちゃったりして!」

ぎゃはははは。

そして、更に話は発展・・。

絢也:「将来、名取の名前は『ふじまぼん』しかないね」

みちよ:「結構かっこいいかもしれませんね」

ともみ:「でも◎木凡人の、ぼん、はいやだな~~」

絢也:「ああ、でも先生から字をいただかないとね。
    ぼんや?なんかイマイチだな」

そこで、みちよさんが座布団10枚ハワイ旅行!な一言を!


みちよ:「たつぼん!」


絢也、ともみ、みちよ、3人、息が出来ない状態で悶絶!

絢也:「舞台で踊るとさ、大向こうさんが入るからさ、
    ぱっと舞台に灯りがついた瞬間、
    『待ってました!たつぼん!!!』」

みちよ:「たつぼんさん♪」

ともみ:「ええ~~でもせんせいが嫌がると思う~~」
(でも、決して「イヤ」と言わない彼女。
まんざらでもないらしい?!)

しばらく、「たつぼん」だけで、どんどん話がふくらんでしまい、
夜遅くにお稽古に来たまなちゃんも死にそうに笑い転げ・・・。


すみません、達也先生。
神聖な名取のお名前のことなのに・・・
しかも、先生の大切な「達」という字を使って、
笑いネタを作って、お稽古場の隅で、死にそうに笑い転げた
弟子4人を、どうかお許し下さい(T^T)


【その3】自分の踊りは・・
激しく、いろいろ反省するの図。
詳細はカツアイ(もう書けない)


【その4】新しいお弟子さん♪
私のHPを見て、入門を希望した、という方が
お稽古場にいらっしゃいました!
とても可愛い方♪
楽しそうにお稽古を見学なさって、
入門を決めて下さいました!

うれしい~~♪

可愛い~~ってよろこんだり
くだらない冗談に死ぬほど笑い転げたり
がっくりしたり、
うれしかったり。


あの、お稽古場という空間の中で。

いやいやどうして、大騒ぎです。私(^^;)
一日で三日分の感情の動きを展開してるような・・。

2006年4月16日 (日)

素敵な試練に乾杯

親友の多智雛さんが
「体育座りで泣いている」。

師匠の厳しい言葉。
その後の師匠の気遣い。
自分へのふがいなさ。

一人で、体育座りで、泣いている。


厳しい言葉は痛い。
当然、痛い。
でももっと、痛いことが、あるのだ。本当は。

ねえねえ。多智雛さん。
私も知ってるよ。

思わず、激しく落ち込んだ顔を見せてしまった直後に
師匠に優しくされることのほうが、数倍も激痛だということを。


優しくされた直後は怖くなる。
あんなに凹んだ顔を見せてしまったから、
もう二度と、厳しくしてもらえないかもしれない。
どうしよう、どうしようと、
不安で、どうしていいかわからなくなる。


今、泣いている多智雛さんの想いが
下関から飛んできて、私の胸は切ない。


ここには書かなかったし、あなたにも話してないけど。


つい2週間前かな。
あたしも、一人で、体育座りですっごい泣いたんだよ。
もう自分にくやしくてくやしくて、哀しくて。


もうそっくりな光景だ。


返事する声も震えそうになっていた私に
師匠は「まあでも、直ったところもあるから」と笑顔を見せてくださり、
まさに「フォロー」されてしまった。


お稽古場の更衣室から1時間くらい出られなくなった。
次から次へと涙が溢れて、
声をあげそうなほどだった。
手ぬぐいをかんで、声を殺して泣いた。


涙を拭いて、びしょびしょの浴衣から着物に着替えて、
普通にお稽古場に戻った・・けど、
私は全然普通じゃなくて、
その場にいた誰が見ても明らかに
「元気のない人」になっちゃって(みっともないねえ)
妹弟子たちにあとから
「元気がなかったみたいですけど、大丈夫ですか?!」という
メールを受け取る始末・・・・(あーあ)。


ひとに悟られてしまったってところで、
あたしのほうが、あなたに比べたら
数倍みっともなくて、お恥ずかしいんだけど(^^;)。


あたしたち、二人とも、泣き虫だねえ。
会うたびに、話しながら泣いてるし(笑)。


これはさ、いわゆる、試練、ってやつだね。


痛いけど。痛い痛い試練だけど。


素敵なことだということも、実は、あたしも、あなたも知ってるんだよね。
そして、本当はさ、試練、大歓迎!!なんだよね。
ほら、あたしたち、マゾだから(笑)。


時に涙をこぼそうとも。

今宵、遠く離れた下関と東京で
グラスをかたむけようぞ。


素敵な試練に、乾杯。

【追記】
死ぬまでに、どこまでいけるか。

二人で、いけるところまで、いってみよう、って語り合ったよね。

その途中で、実現したい二人の夢もあるし。

がんばろうなあ。


私は、自分に負けそうな時。
いつも、多智雛さんのことを思い出す。

私は、あなたに恥ずかしくない人でありたいと、心から思ってるから。
あなたの存在が、どれだけ私を支えてくれてるか。
知ってるかい?(^^)。

自分に厳しく、ひとに優しいあなたを、
私は、尊敬してるよ。
こんなに尊敬できる友達がいる私は
本当に本当に幸せ者だ(^^)

私は自分に甘くていかんです(^^;)。

2006年4月14日 (金)

超ミニミニ御稽古日記

今日のお稽古が
先生のご都合で中止に!!!
ああああああああああああああああああー。

御稽古があるはずの日にないと
がっかり・・・・・・・(T^T)

でも、チケットを届けに行かなくちゃ行けないところが
いくつかあるから、
この休みをいかそう!


ってことでしっかり着物を着て、
お知らせやチケットを届けに行きました。

んで、ちょろっとお酒をいただき、帰ってきた次第。
ちょろっとなのでほろ酔いくらい。

タクシーで送っていただき1時くらいに帰宅。ふー。


さて、着物を脱ごうっと・・・
と洗面所の鏡をふと見た。


姿勢がねえ。首がねえ。
あそこんところの手がねえ。
あれはどうしようかねえ。


気がついたら。

「文売り」
自分の脳みその中で自分で唄いながら、
最初から最後まで踊ってしまいました・・。

襦袢も裾よけも、今日一日
全然汗をかかなかったから
次の稽古日に使っちゃえ、とたくらんでいたのに
結局汗だくになっちゃったので
洗濯機にぶっこみます・・。

次のお稽古で、試してみたいことがあるのだ!

「だめ」だったら。やめよう・・。

2006年4月13日 (木)

ひとって・・。

ひとって・・。

結構・・・バカ・・?

ひと、というか。私。バカ?

少し前のことをすぐ忘れちゃう・・・。

さっき、なんとなく、このブログの
11月後半から12月にかけての
日記を読み返してみました。

振りが大変!
手が多い!動きが複雑!
・・・・・・・と大騒ぎしてます・・・。

へー。そうか。


あの頃と比較したら・・・・。

なんだか、希望の光が。ぴか。

つらつら、と、いろいろ。

昨日の御稽古を振り返って。
つらつらと、いろいろ。


最初からわかりきっていたことが。

そして、そう思って、認識して、受け止めて
引き受けて、やってきたことが。

今になって、こんなに怖い。
怖がってもまったく意味がなく
怖がってる暇があるなら、いい方向に行くことを考えて
努力するほうがよほど時間の有効活用だと思うのに、
それでも怖い。


一日の中で、仕事をしてる時間と
御稽古をしてる間、
それ以外の時間、かなり、この怖さと、戦ってる。


踊りを踊るという行為が、死ぬほど好きなので、
どんなに沢山のご注意をいただこうと
どんなに凹もうと、
どんなに自分の不甲斐なさに苛立とうと、
「御稽古中、踊っている間」というのは
至福のひととき♪
すべてを「文売り」に注ぐ時間♪
踊りに集中してる時間は苦しくても快感だ。


「文売り」の御稽古が終わった後。
一番怖さがこみ上げる。

「ああ。今日もお稽古が終わってしまった・・・!」

カレンダーばかり、見てしまう。
残りの御稽古日数ばかり数えてしまう。
そんなヒマがあるなら、
「昨日言われたご注意を、どう克服しようかな♪」って
考えたほうがいいと、わかりきっているのに。


ぽろっと、自分が抱いてる「怖さ」のことを口にしたら、
素敵な先輩が素敵な言葉を下さった。


「上手な人の踊りを沢山見て、勉強して
 ああいうふうになりたい、と思うことは素敵だし、
 上を目指して悩むのはとてもいいことだと思う。

 でもね。年月が必要だから、
 『ああなる』のは、無理!絶対に無理!
 何十年もかかるんだもの。
 
 『ああなりたいのに、なれない』じゃなくて、
 今の自分の段階の精一杯をすることが大事だと思うよ。
 絢也さんの『文売り』を、どう踊るか、だから」
とは、
今回のお浚い会で「京鹿子娘道成寺」を踊られる
大先輩の紅歌さん。


うわ。書いてて、
この紅歌さんの言葉に涙が出てくる。

そうだ。そうだよ。
そうだよそうだよソースだよ♪(古!昔のやきそばのCM。。)

「上手く踊りたいなんて思っちゃダメよ~」とは
松本幸龍先生からのメッセージ。


「上手く踊りたい」は
自己顕示欲だよなあ。。


そう。そうです。そうなんですよね。ホント。そう。


沢山のお客様が来てくださる。
親戚のみなさん。友人知人、
HP読者の皆様、そして
遠く、下関、愛知、京都・・・からも・・!!

「その方たちをがっかりさせたらどうしよう?!」って
ことも、怖い。
それは、「折角時間を作って来てくださる方々に
できるだけ楽しい時間を提供したい!」という
強い想いの裏返し。


やめよう。
がっかりさせたらどうしよう、なんて、もう考えるの、やめよう。

「・・・たら、どうしよう」
って「仮定」にたいして悩んだって意味ない。
意味ないよ。


今の、私、を引き受けよう。

そして、「いいイメージ」だけを今日から考えてみよう。

オリンピックのメダリストたちは
練習を一所懸命やる、というほかに必ず
「イメージトレーニング」というのをするらしい。
「成功する自分」というのを自分で作り上げて
洗脳してしまうのだ。


私も。
洗脳大作戦、しよう!


だって。
河合亞美さん。考えてみてよ。
亞美さんは、どうやって、絢也さんになったの?
思い出してご覧よ。


「こんなにすごい師匠と出会って、
 こんなにすごい師匠から踊りを習えて幸せだなあ」
って心から思って
「師匠のお名前から一文字とったお名前を頂いて
 名取さんになれたらいいなあ」って思って
「もしいつか名取さんになれたら、
 国立劇場で名取披露できたらいいなあ」って思って。


昨年、師匠から名取になることへのお話を頂いた日。
名披露目はいつにするか、というお話もした。
「来年、国立で会があるけど。大変だったら、
無理しないで、もう少し先にしてもいいんだよ?」


名取になって数ヶ月後に本舞台、と
連続で続くとなると
確かにいろいろな面で、少々大変な部分があるので、
師匠は心配してそう言って下さった。


私:「いえ!大丈夫です!その、国立で、させてください!!」

師匠:「そりゃ、僕だって、国立に出したいと思ってる」 

私:「では!それでお願いします!!」

師匠:「本当に大変じゃないのかい?」

私:「え?大変です!!」

師匠:「ほら。そうだろう?無理はさせたくないからさ。」


その時私が思わず口走った言葉。
それは叫びのような言葉だった。


「無理でも大変でもなんでもいいんです。

 夢だったんです。達也先生から一文字頂いて、
 そしてそのお名前で国立で名披露目するのが夢だったんです。

 その夢が実現できるんだったら、
 私なんか、もうどうなっちゃってもいいんです。
 その夢が実現できたら
 その後すぐ死んじゃってもいいんです!
 私なんか、別に、死んじゃってもいいんです!」


最後の言葉を口走った瞬間
私の声は半分涙声。


「何かを伝えるために意図的に選んだ言葉」でなく。
本当に、「口走った言葉」。

この時に、私は自分で自分に気がついたのだ。
「私は、それが、死ぬほど、やりたかったんだ」と。
こんなにも、強い夢になっていたのだ、と。


安易に口にすべきではない
「死んでもいい」なんてことを、
思わず言ってしまうほどに、やりたかったのだ、と。

自分で自分に対して、あんなに驚いたことはない。


それほどまでに夢見てきたことが
間もなく実現するのだということを
大切に大切にかみ締めよう。

大切に大切に、時間を過ごし。
大切に大切に、その日を迎えよう。
その日を無事に、万全に迎えられるよう
怪我や病気をしないよう。

そして、無事に、踊りきることができるよう。
そのことだけを目指し、自分を大切にしよう。


弱虫な私を、いろんな人が支えて応援してくれている。
そのことを大切にしよう。


紅歌さんと二人でゆっくり話をしたのは久しぶりのことでした。
「話すってさ、いいことだよね。(^^)」
という紅歌さんの笑顔。
私はいい先輩に恵まれて幸せ者です。
ありがとうございます。ホントに。

******************************************

上記、「口走った」際の師匠の「ウケ」。


師匠:「・・そこまで思ってるのなら、そうしましょう。」

私:「はい。お願いします!!!」

師匠:「・・・あなたは死なないと思うけど・・・」

私:「は。」

師匠:「次が終わったら、次、って
    次から次といろいろ踊りたくなるはずだから。
    絶対、死なないよ。はっはっはっは。」

・・・・・・・・・・それは、師匠、仰るとおりでございます(^^;)・・・・

***********************************************
【余談】
妹弟子二人が、今
「藤娘」と「田舎巫女」をそれぞれお稽古しています。

この二人の御稽古のとき。

後ろに立っているときも。
見ているときも。

楽しい気持ちの傍らで。

猛烈に切ない気持ちになります。

大好きで大好きで、
「自分だけの恋人」だった人と別れて
その後再会したけど、
もうその人は別の人の恋人になってた・・・・
みたいな感じなのかな?

自分が舞台で踊った演目に対しては
やっぱりすごい思い入れがあります。

きっとこの先も
「藤娘」「田舎巫女」だけでなく
「浅妻船」「相模蜑」そして
「文売り」を御稽古する方が出てくることでしょう。

そのたびに
「別れた恋人」に会ったような
気持ちになるんだろうな(笑)

2006年4月 9日 (日)

記録更新(笑)

くっ。くっくっくっ・・・・。

本日記録更新。

何かって?ふふっ・・・。


ステテコ。最安値。更新。


ええ~と~。普通はですね。踊りを踊る人は
着物の下にステテコをはいているのです。
そのステテコというのは
普通は、ベンベルグのつやつやした生地のものなんです。
踊り用ステテコってやつ。


以前も書きましたが、踊り用ステテコ、高いんです。
ステテコのくせに三千円 四千円当たり前。
オマケにすぐ破れる。
コストパフォーマンス悪すぎ。


で、ある時
多智雛さんがオヤジステテコ愛用であることが判明。
私も「・・・オヤジステテコで十分じゃん?!」と気がつき、
当初の最安値は2枚700円のステテコ。


その後二枚500円を発見し、
ステテコ不足に悩む妹弟子数人に買い与え(笑)
「藤間達也日本舞踊教室オヤジステテコの会」を結成。
(会合等一切なし。時折着物をまくって
会員証であるオヤジステテコを見せ合うだけ・笑)

そして今日。

百円ショップで、書類を作るための紙やら
チケット発送用の封筒やらやら、を買っていたとき。

見つけてしまった・・・。

ステテコを!!

残念ながら百円ではなかったのですが
200円~♪税込みで210円~~♪

記録更新~~!!!!!(^0^)

しかし、履き心地はどうでしょうか?!
クレープ地じゃないから
はりついて気持ち悪いかも?!

まあいいや~~210円なら~~♪


このオヤジステテコ。
履いてる本人は、もう履いてしまえば
何も気にならず、結構踊りやすいし
問題ないのですが、
時折、まなちゃんと一緒に着替えてて、
彼女が「会員証」であるステテコ姿になっていると
なんともいえないものが・・・


これは逆も同じでして
私が上半身ブラジャー(^^;)
下半身オヤジステテコ、などになっていると
まなちゃんが
「あっ・・あやさんっ・・・」と悶絶して倒れたりします。


師匠は
「お稽古場の外で履くなよ~~何があるかわからないからな~(笑)」
そ、そうですね(^^;)。


あ。妹弟子さんたち~~。

下浚いで、会員証、履いてきちゃだめよ~~!
下浚いは「お稽古場の外」なので(笑)。
ベンベルグのちゃんとしたやつを履いてきてね~
もちろん本番もだよ~~♪
(衣裳さんがびっくりしちゃう!?)


今度のお稽古で210円をデビューさせてみようっと。


御稽古日記は、・・ちょっとだけ。

なんか工夫をすると
「副作用」が起きる、って感じです。

「せわしい、忙しい、ばたついてる」というのをなんとかしようと
すっごいゆったりとした気持ちを作って
ゆっくり踊ってみたところ

「踊りがゆるいよ。
 せっかくいい調子で来ていたところで
 そんな緩くなったら、
 ”今日は4番バッターがブレーキでした~~”
 みたいな踊りになるよ。」


相変わらず、表現が絶妙です。師匠(^^;)。


加減が難しい。

微妙なさじ加減みたいなのが、きっとあるんだろうなあ。

今の、私には、それがさっぱりわかんない。


わかんないまま、
なんとかしようと、毎回何かを試してみるんだけど。

そう簡単に見つかるもんじゃないですね。
多分・・何年も何年もかかるんだろうな。

2006年4月 6日 (木)

鬘あわせ

本日は鬘あわせでした。

鬘あわせといっても
京都の太秦撮影所の結髪ルームで
「元々ある鬘から合うのを見つける」というのとは違います。
(これには逸話がございます。
「これが合わなかったらアンタ終わりやで~!」と
結髪さんに脅された苦い思い出。
それはまたいつか・笑)


日本舞踊の鬘は・・・


そのたびごとに!

その人のためだけに!

作るのです!!!!!!

これを知った時の驚きは忘れられません。


そして、もう一つ驚いたのは。


時代劇の鬘は
「ドンピシャン」という接着剤(うそじゃないよ。ホントにこういう名前なの)
で、おでこから、耳にかけて
貼り付けます。


しかし。日本舞踊の鬘は


どこも止まってないんです!貼ってないんです!
ヘルメットみたいに「かぶってるだけ」!

すごいことです!
あんなに重いものを
すぽっとかぶってるだけなのに、
激しく首をふったり、回ったりしても
絶対に落ちないし、ずれない。

そして、落ちないし、ずれないのに
痛くない!


ってことは。もうそれは熟練の職人技で
一人一人の頭に合わせて作られているってことなのです。

すげえ!伝統芸能を支える
職人技ってすげえ!!!!


んじゃ鬘あわせ、って何をやるの?ってことですが。

「これから作る鬘の土台を合わせる」なのです。


きっちり羽二重をして
金属のヘッドギアみたいなものをかぶされます。
鬘屋さんが
「ここが、足りない」「ここがふくらんでる」など
いろいろ仰りつつ
「トントントン!」とトンカチで叩いたり
「ぱちん!」とアチコチ止めたり。

そして、何度も何度も細かい調整をして
土台が完成します。


さらに、その場には衣裳さん
(わが御稽古場の会に来てくださる衣裳さんは面白い方です♪)
がいらしてて
衣裳の採寸も行われます。

「文売りさんね」

会のスタッフのみなさんには
しばらくこう呼ばれることになります。

鬘屋さん:「文売りさんは背が高いね。どのくらいあるの?」
(実は背が高いと、鬘も大きめになります)

衣裳さん:「文売りさんは足袋はどうするの?」
(文売りで、色足袋を履く人もいるらしいので確認。
私は裸足で踊ります)


お稽古場に広がるトンカチの音、
元気よく話しながら鬘をあわせてくださる鬘屋さんの声、
あちこちにおいてある金属のヘッドギア(?)。
大量の道成寺の所化のお坊さんの鬘
(これだけは時代劇のようにあるものをあわせます)


師匠が衣裳さんとなにやらお話なさってる。
会主の真起子先生とお弟子さんが笑っておられる。

独特のにぎやかさ。


ああ。会が近いんだな、という雰囲気。


ときめきます。


楽しいな。
とっても、こういう時が。楽しいな。
幸せだな。


浴衣浚い以来久々にお会いする真起子先生のお弟子さんたち。
私が「文売り」を踊ることをご存知の方も
今日初めて知った方も
みなさん仰る言葉は
「まあ。あんな難しいのを。」


仲良しの、去年同じ時期に名取さんになった
「名取同期」(笑)の、まきさんは
「文売りなんてっ!チャレンジャーだよね!」
(そんなまきさんは「近江のお兼」で名披露目だ!
私もいつか踊りたいと思ってるのでうらやましいぞ~~)

・・・やっぱ・・かなり・・・・プレッシャー高いな・・(^^;)

合間に真起子先生が
とても優しく、そして、丁寧に、
「文売り」を踊る心得をお話して下さいました。
そして、私が今抱えている
最大の踊りの欠点のことも。


この欠点はもう1年前から、
ずっと師匠にも言われていること。
尊敬するK先生にも言われていること。
大好きな豊勇さんにも言われてること。


この欠点を直す特効薬は、残念ながら、ない。
伸びてない腕をもっと伸ばしましょう、とか
そういう話ではないから。


「文売り」の心得のこと
私が抱えている欠点のこと


この詳細は、今は書かないでおきます。


舞台で「文売り」を踊り終わった後、
記しておきたいと思います。


本番まで一ヶ月。


あと数回しかないお稽古の中で。


何か、小さなことでもいいから。
見つけたいな。


一個でもいいから。


見つかりますように。


明日は。昨日より。
ちょっとだけでも。何か一個。


明日の御稽古。また頑張ろう。


私に沢山のことを教えてくださり
「藤間絢也の文売り」を
少しでもよくしようとしてくださっている
私の師匠に
何かをお返ししたい。


師匠のおっしゃることに
ほんの少しでも近づくことが
私に出来るたった一つの恩返しだと思うから。

2006年4月 2日 (日)

あぶねえあぶねえ

御稽古でございました。
あー楽しかったこと♪おほほっ。


しかし私のお稽古はやっぱり大変(^^;)。

下から湧き出す水みたいに
どんどん課題が増えていくのは
どうしたものか。
ひぃー。

今日は、一つの大きな壁がまたまた登場。

詳細を書くと・・・
仕組みが難しいのでカツアイしますが
とにかく、改善が必要なことが
あるわけです。

師匠:「こういうふうにするよう、心がけるんだよ」


うわっ・・・・!うそっ!
そ、それはっ!!!!!


・・・・と思った瞬間、
私の心に「なぞの外国人デキッコナイス」(この前の日記を参照)が
ぐわん!!と降りてきた!


それが、また、今回見事に顔に出た!!!


見事に師匠に一喝されましたっ!!


師匠:「すぐそういう顔をしない!     
     あなたが、『こうならないようにはどうしたらいいか』って
     言うから、それを、直す為のことを言ってるんでしょう。
     そうならない為のことを言ってるんでしょう。
     前向きなことを、言ってるんでしょう。
     そんな顔をする話じゃない。
     すぐ、どうしようどうしよう、って顔しないの


うわあっ!ま、まずい!


慌てて「デキッコナイス」を心から消滅させる私!!!


あぶねえあぶねえ!!


またもとのヘナチョコヨワムシの私に戻るところだった!

師匠、ありがとうございます。

*********************************************

全部の御稽古が終わって
もう片付けに入る時間なのに・・・・・・・・


「・・・・・すみません。せんせい。ちょっとだけいいですか?」

と私が質問したら・・・・

「いいよ。何?」

私の質問に、お手本まで見せてくださり、
丁寧に教えてくださいました(T^T).

お疲れでしたでしょうに!
でも見事に私の疑問を払拭してくださいました。


私にとって、師匠はとても厳しい方ですが、
でも、限りなく優しい方でもあります。
私が「欲しい欲しい」と思って
「おねだり」すると、
ちゃんと、「与えて」下さいます
(注:あくまで御稽古のことです・笑)


だから、私は、師匠がとっても大好き♪


絢也:「せんせい。なんか、いつのまに
    裸足が全然気にならなくなりました」

師匠:「ほう。そいつはよかったねえ」

絢也:「すそも、いつのまにか
    あんまり踏まなくなりました」

師匠:「・・・・・・・・つまりね、

    慣れなんだよ♪   
    全部そういうことなんだよなあ」


慣れかあ!

うううむ。奥が深い。


« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »