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2006年11月

2006年11月30日 (木)

笑ったり、怒ったり、照れたり、してみた(笑)

現段階の私の場合、
どうやら、「音に身をゆだねる、身を任せる」
という気持ちを作ることは、
決して悪いことではなかったようだ。

もちろん、まだまだ、
「やるべきこと」「できるようにならなくてはいけないこと」は
沢山あるのだが(あったりまえ)
「踊りを踊っている」という「実感」が増した。


そして


この「音を一杯使ってゆっくり踊る」というのは・・・・。


実は、チャッチャカと踊るよりも、
身体がキツい、ということがわかった。


止まるべきところでしっかり止まって、
こらえるべきところはしっかりこらえる・・・


ってことは・・・・・。
そりゃーそーだ。キツいわ。


だって、日本舞踊って・・・
この、「止まってる状態」とか「じわりとこらえる状態」が、
「キツい」んだもの。
(このキツさは、日本舞踊を勉強なさってる人なら
100%理解してくださるはず!)

お面の手前までの、子守の踊り。
冒頭のくだり。


ううむ。キツい。まだ冒頭なのに・・。
キツいときほど、リラックスしなくちゃ。
ゆったりした動きの部分で、
息を吐いて、身体の力を抜くよう心がけてみる・・。


さあ。お面。まずはおかめ。


だいぶ慣れて、「見えない怖さ」からはすっかり解放された。
じゃあ、久しぶりに・・・


お面の中で笑ってみようかな?(^-^)
(※2年半前の「田舎巫女」のお稽古のときに師匠に伝授されたこと。
「お面の中で楽しいことを沢山考えて笑いなさい」)


お面の中は孤独・・と何度も書いているけど、
孤独=ひとり=自由
という法則も成り立つ・・・・。
見えている踊りのために・・
誰にも見えない「お面の中の私の顔」はどんな変な顔でも
誰にも迷惑かからないわけで・・・・・。

普段の踊りなら、「顔の表情を強調して踊る」のは
「踊りが安っぽくなる、下品になる」という師匠からのご注意で
絶対にご法度なのだけど
「お面の中」なら見えないもんね♪♪

「くわえ」を咥えたまま、お面の中で笑う。
さぞかしヘンな顔だろうな(笑)。
でも、気分は、乗る(笑)。

と・・というところで、師匠より、更なる「指令」が飛んだ。

師匠:「足幅をもう少し広げてもいいから、も~~っと小さくなれる?」


えっ!!!!


もっと?!


結構、今でも頑張ってると思うのに?!


普段の私の足幅より少し広げて、思い切り小さくなってみる。


ひ~~~(T^T)~~~~せんせ~~~ぐるじ~~~!!

師匠:「うん。そのくらいがいいな。
     苦しいかもしれないけど。それでやってみて。」


ぐるじ~~~~~!!!!!


まずい。下半身の苦しさで上半身が固くなってしまいそう・・・・・・・


よ~~~~し!!!

えびすさんの
「おれをおいて嫁入りだ~したにうしゃあがれ」のくだりは
お面の中で「めちゃめちゃ怒った顔」を


おかめの
「あれさ~およしよおはなしよ~~~」のくだりは
「いやん!やめてやめて~~」って感じの顔を


ひょっとこでは
「ちょっと愉快な顔」を(なんて説明していいかわからない・笑)

お面の中で笑ったり怒ったり困ったり照れたりいろいろした。

なるほど・・。
苦しいけど、気持ちはリラックスできる。
なんだか、楽しいし♪♪


とはいうものの、腰をかなり苦しい状態まで落としているため
汗と息遣いがかなり激しくなった・・・


オマケに・・・・


表情を作ると、微妙に唇に隙間ができる・・・
その隙間から・・・唾液が・・・
咥えにまきつけた布にどんどんしみこんで・・・(^^;)・・・・・

なんだか・・・・「お面の水分」がものすごいことに・・・・・

師匠:「伸びないで~~そのまま、そのままがいいぞ~~」

容赦なく飛んでくる師匠のお声。
(お面の中から師匠のお顔は見えないので、
ホントに遠くから飛んでくる、って感じなのだ)

わー。
もう顔も咥えも身体も何もかもがビショビショです~~(T▽T)


お稽古の終わりのご挨拶で、
濡れそぼったぼろ雑巾のようになっている私に、
師匠が笑いながらおっしゃった。


師匠:「その激しい息遣いが、踊りに表れていましたな」


ふえ~~ん!(T-T)・・体力不足だ~~~~~。


師匠:「さらに、健脚になっていただく、ってことで、ね♪
            (^-^)→いぢわるな笑顔」


そして・・・
床に転がるお面たちをご覧になって・・・

師匠:「なんか、そのお面・・すごくじっとりと
       ・・・湿った感じに見えるんだけど・・・・。」

いつもよりひどい汗で、いつもより唾液が出た(^^;)ことを説明した・・・


そしたら、後見をしてくださった早寿華さんが・・・・

「ええ・・今日は・・・なんか・・・お面がじめじめしてるな・・・とは
思ったんですよ・・・」


もうみんな大爆笑!!!

すみません!早寿華さん・・(T▽T)
私の身体から出たあらゆる「液体」の湿気を感じさせてしまって・・・!


ああ・・どんなに苦しくても痛くても、辛くてもいい。
もっともっといろんなことを教わりたい。


「踊れる私」を目指して。


ますます頑張りますです。

2006年11月27日 (月)

気持ちいい・・・!

それは久しぶりに味わう「ユウウツ感」だった.

お稽古が大好きで、
お稽古したくてしたくて
楽しみにして迎えたお稽古日。
足取りも軽い♪
お稽古場のエレベーターに乗り込む瞬間が大好きだ♪
浴衣(三ツ面子守のお稽古は、あまりに汗をかくのでまだ浴衣・・)に
着替えるあいだも気分はワクワク♪だ。


その「ユウウツ感」は、
「次は自分の番」という時に胸に広がった。

お面を用意しながら・・・・・なんともいえない切なさが。


その日、私がお稽古する時間帯としては
珍しくお弟子さんがわんさか。


私は、基本的には「ギャラリー」が多いほうが燃える。
(職業柄、沢山の人に「見られる」のが大好きなため)
またまた大先輩の名取さん、早寿華さんに後見さんをしていただけることになったし、
思い切りゴキゲンになる・・・はずなのに・・・。


本当に珍しいことに。


「ひとに、見られるのが、怖い」と感じていた(T^T)。


なので、後輩のお弟子さんのみちよさんに、
こんなことをつぶやいてしまった。


絢也:「次、あたしの番なんだけどさ。
    ここ(控え室)に、沢山お菓子を並べておこうかな」

みちよ:「え?」

絢也:「そうすれば・・・・みんなお茶の時間になるじゃない?
   そうしたら・・私のお稽古・・・みんな見ないよね・・・」

みちよ:「かっかっかっ(笑い声)。絢也さあん♪
    何をおっしゃるやら。絢也さんのお稽古は
    じっくり見届けますよ~~。ふふふふ。。。。」


みなくていいよぉ。きっと、面白くないから・・・・(T^T)。


と心で叫んだものの、みちよさんの笑顔は屈託がない(笑)。


そして早寿華さんに、「今日もよろしくお願いいたします」とご挨拶。


早寿華さんが笑いながらおっしゃった。

「こちらこそ♪頑張りますね。
私、ついつい、絢也さんの踊りに見入ってしまって、
うっかり渡すのが遅くなっちゃったりするから(笑)」


えー。そんな見入っていただけてるなんて(T^T)→ウレシイ。


あ。


私・・・。後輩にも先輩にも応援されてる・・・・・。


ああ・・・・・幸せだな・・・・。

そして師匠にご挨拶をして、所作台の上に立った。


なんともいえない気持ちが胸に広がる。

ギャラリーは、私の期待むなしく、わんさかだ。
控え室にお菓子を置いておくべきであったか?!(冗談です・笑)

そういえば・・・。
「文売り」の時も・・さかのぼれば「藤娘」のときも・・あった・・・。
最初の立ち位置に立った瞬間の、
「今日の、私の踊り」と向かい合う「怖さ」。


なんて、重い塊を胸に湧き上がらせたところで
曲がかかれば踊り出すわけで、
私は、走り出て行く前の格好になった。

「前回、『ここを特になんとかして』って言われたところは
なんとかしよう。」


そして、どうしてそう思ったのかわからないのだけど
ふと、
「音に『合わせる』のではなく、
音に『身を任せて』『身をゆだねて』っていう心づもりで踊ってみよう」と
思った。


「ひざがしら~」
トン!

テテテンテンテン、でおくび三つ。

毎回の最初の関門。
いつもより、ゆったり・・・・踏めた・・・!

そして、師匠の声が
何度も何度も、響く。

師匠:「ゆっくり。そこもゆっくり・・・・はい・・ゆっくり、
    ゆっくり、ゆっくり」


「ゆっくり」の魔法?


気分が落ちついている。
あれ。音って。ずいぶん沢山あるんだなあ・・・。


そして、音に、身を任せてる、ゆだねてる気分が功を奏したのか・・・。


気持ちを「ゆっくり」にすると
「間に合わせるのが大変!」と思っていた場所で
「自然に間が合う」ようになる・・・・。


そうだ。


私は、この、手数の多い、激しい動き満載のこの踊りを
「ねじふせてやる!」みたいな感覚で踊っていた・・・。
「どうだ!覚えたぞ!踊れるぞ!踊ってやるっ!」みたいな。


難しい振りを「征服してやるっ!」みたいな。

そーじゃーないよ。
小道具と仲良くなる、っていうけど
振りと音と、仲良くなんなくちゃ。


わかんない。素人の私にはわからない。でも。
これは私なりの解釈だけれど・・・。
日本舞踊において「音に乗る」っていうのは、
リズムにちゃっちゃ♪と乗せることではなく
「音に身をゆだねる」ことなんじゃないか・・・・。


師匠の「ゆっくり。ゆっくりだよ」の声が
私の集中力を増してくださった。

間に無理やりはめこんで踊るより
音に身をまかせるほうが、数倍気持ちいいじゃん・・・・。

細かい直しやご注意は、いくつもいただいた。


が。


踊り終わって。

師匠から・・・・・・・・・・こんな言葉をいただけた・・・!


師匠:「うん。今日みたいに落ち着いて、いつも踊ってくれればね」

うわっ!!!!!!!!

師匠:「そのまま、それを、さらに先に進めてもらう、ということで、ね。
    今日の、この、方向で、さらに発展していただく、ってことで。」

ううううわっ!!!

やってる方向性は、間違ってなかった!!!!

どしゃ==!!!!!


ああ・・・・。
ほんのわずか、進歩、できた(んだと思う思いたい思わせて・笑)


次のお稽古の時には、
きっと、同じようにはいかないかも、しれない。

けど、師匠の、
「方向性は合っている」


このお言葉は心強い!


踊る前にあったユウウツ感は、どっかに吹き飛び
私はさわやかな気持ちよさに包まれた。


やっぱり、自分にさじは投げないよっ(笑)
よーし。
「藤間絢也」とじっくり向き合って、育ててやるぞ。
不器用なおまえさんだけど、な(笑)


※みなさん、応援してくださってありがとですっ!※

2006年11月25日 (土)

師走も近いですんで♪

もうすぐ師走!!
はや~~!!
去年の今頃、怒涛の勢いで「文売り」の振りいれをしていたのが
ついこのあいだのようです。

今年は「文売り」「舌出し三番叟」「三ツ面子守」・・
3曲のお稽古となりました。

一年間で勉強する曲数としてはいままでで一番少ないですが
どれも「じっくり」とお稽古していただいているので・・♪
舞台にかけないものも、舞台にかけるのと変わらないくらい
濃厚なお稽古をしていただいています。本当にありがたい・・・。
この場を借りて、師匠に御礼を・・・
達也先生、いつも、ありがとうございます!!
(その分先生は、とってもコワイ(T-T))


先日のお稽古では、あまりの自分の不甲斐なさに
師匠からのさまざまなご注意のお言葉を聞きながら、
唇を強くかみしめました。
あまりにかみしめたため、唇の内側の皮がむけて
内出血してしまいました(^^;)


も~~・・・。
この1年・・ず~っと同じ注意をされているのです・・・。
師匠も、よくさじを投げずにいてくださっていると思います。
「どうしたら、あんたの、そういうのがなくなるんだろうね」と
すっごい考えてくださって、
「たとえば、ここんところ・・・」と
一例あげてくださり、ものすごい丁寧に、
その部分を繰り返してくださいました。


厳しい・・・そして・・・・・・・


師匠は・・・・・・・・厳しさの中にあって、とても優しい・・・・・・(T^T)!!!


そんな師匠のお気持ちに応えたい・・・・・
私がやるべきことは・・・・とにかく・・
「師匠が望む、【こうなってほしい】になること」


何度も書いてますがー。


なんで、ここまで私は不器用かねえ~~。
(すいません。もう愚痴です!愚痴!)
あまりに不器用さがひどくて、自分で自分にさじを投げそう・・・・でも
自分にさじを投げたら・・・終わり・・・・・・。
師匠が、こんな私にさじを投げないで下さっているというのに
当の私が、私にさじを投げてどーするっ?!


唇の内出血の分、一ミリでも二ミリでも前に進もう・・・・・。


がんばれー!藤間絢也ー!(自分にエール)


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師走の話題、もうひとつ。

お歳暮の季節ですね~~(^^)。


季節の変わり目になると、
「絢也さん、先生へのお歳暮(お中元)ってどうしたらいいんでしょう?」と
お弟子さん方に相談を受けることがあります。
わがお稽古場も「新人さん」が増えてますので、
またまた質問をいただきました。


ってことでココをクリック♪


ここに、以前の日記で、お中元のことについて書いた内容があります
この文章の「お中元」をそのまんま
「お歳暮」に変えて読んでいただければ、と思いますので、
どーぞよろしくです!

※新人さんへ。
袱紗をもっていない方は、これを機会に、ひとつもちましょう♪
(袱紗についてはこちらを参照下さい)
これからお正月のお年賀もありますし、
(お年賀については、わがお稽古場は、「踊り初め」の際にお渡しするのが通常です。
「踊り初め」についてはコチラをクリック♪)


舞台を踏む際の御礼、ご祝儀等、
今後、袱紗は和の芸事を勉強する身には
必要不可欠なものとなります。
いいものはイイのですが
(私のいただきものはイイもの♪ちょっと自慢)
フツーのものは、そんなに高いものではないですんで、ご安心アレ(^^)


なんか、よくわかんない、とか
また質問がありましたら、どーぞ遠慮なくメール下さいまし。


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ろくさんのカキコミへのお返事は
後日ゆっくりと、文章を練って、書きたいと思います。

しばしお待ちを!!!

2006年11月23日 (木)

羨望と野望と。

踊るソウルメイト・下関の花柳多智雛さん(ひなちゃん)の
お稽古日記を読む。

お稽古場に、「毎日行ってるので」

この一文に、胸が騒いだ。

同じお稽古場じゃない。
同じ師匠じゃない。


だから、それぞれのお稽古の仕方があり、
それぞれが所属する場所の事情にそってお稽古している。


だから、比較するもんじゃない。
比較するもんじゃないって、120%、頭でわかっていて、
私の胸にせりあがった想い。


それは。


「羨ましい」


だった。


彼女は
「でも、後ろに立てる機会が、今、多くないから、
踊っている量は絢也ちゃんのほうが多いと思うよ(T^T)。」
と言った。


そうか・・・。彼女は、確か、以前、
後ろに立ちまくる、という私のお稽古スタイルに、
「いいなあ~~。」と言っていたことがあったっけ・・・・・・・。


でも・・・。踊っている時間が短くとも・・・
ほぼ毎日師匠に踊りを見てもらえるって・・・・・・
まして、師匠に
「待って!」と引き止められてまでお稽古を・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・

まったく比較するもんじゃない、ということを120%わかりきっていて
(何度も言うけど)
わかりきっていてわかりきっていて・・・・。


その光景を想像して、自分に置き換えたら
ムショ~~~に羨ましかった・・のだった・・・・・・
(置き換えるもんじゃないけど・・・・・・・・。)


お稽古場に毎日行ける、ということ
そのものが羨ましい・・・・・・。


私はお稽古場が大好きだ。


玄関を入った途端、香る、畳の青い香り。
師匠の声。
三味線と唄の音。
ドン、と踏んだ所作台の音。
着物、浴衣を着た人々。笑顔・・・・・・・。

更衣室で下半身ステテコだけになって、入念なストレッチをする。
着物に着替え、帯の最後を整え
帯にお扇子をきゅっと差し入れる瞬間が大好きだ。


自分のお稽古でたっぷりとしごいていただく。
他のお弟子さんの後ろで踊る。
他のお弟子さんのお稽古で、師匠のテープ操作のお手伝いをする。
お手伝いしながら師匠のお手本を舐めるように見つめる。
お稽古の合間は・・・・
他のお弟子さんとお茶やおやつをいただきながら笑う。
師匠のお茶を入れる。
師匠と他のお弟子さんが笑っておしゃべりしている
楽しい声を耳の端に聞きながら
一人鏡の前で、自習する。


こうしてすごすお稽古場の時間は
夢のように過ぎていく。
「ええっ?もう終わり?!がちょーん。」
これが、うそ偽りなく、毎回毎回のお稽古の終わり時間の、
私の心の叫びだ。

早く帰りたい、なんて思ったことが一度もない。
(入門当初、まだ踊りの楽しさがわからない頃には
ちょっとありましたが・・笑)

これほどまでに好きな場所に・・・
「毎日行ける」としたら・・・・・。


ううっ・・・・・・。たまらんなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


そして、ひなちゃんは、今年、
数々の舞台を経験した。
ほとんどプロレベルの数だと思う。
(特にスペインの経験はすごいことだ!)


舞台の数の多さだけ、間違いなく彼女は成長している。
非常に謙虚な彼女は
「全然うまくなってない気がする」と言うけど、
絶対にそんなことはない(断言)。


負けられないなあ。


この「負けられない」は、別に戦ったり、競ったりしてる、のでなく
彼女に「勝ちたい」とか、そういうんじゃない。


彼女の親友として。
いつか二人で実現しようとしてることに対して。


負けられんのだ。


その時に、
「二人の実力に差がありすぎで無理」なんてーことになったら・・!

「いやだあー。絢也ちゃん。せっかくの機会なのに~~。
なんで、今頃、そんなレベルなのよぉ~~」
なんてーことになったら!


ひなちゃんに申し訳ないっ!!!!


私は私にできることの中でベストを尽くしながら
なんとか彼女についていきたいと思う。


ひなちゃんのお稽古日記を読み
羨望と熱い野望を同時に沸きあがらせる私なのだった・・・。


-------------------------------------------------

ワタクシ・・・・・・・振りを覚えるまでは
ものすごく毎日テープを聴くのですが・・・・。
・・・・・ここで自分を戒めるために告白します。


振りを完全に覚えた後は・・・聴かない日もあります(T^T)
電車の中で聴こうとしてセットしても
「あいたちこ~~♪」の直後に眠ってしまったり(T^T).


おまけに最近、聴いたとしても、
それはまさに「振りの順序を忘れないように頭で浚う」だけでした・・
細かい部分の、間と間のあいだの流れに
「あれ?」があっても
「順序が合ってるから、踊ってしまえばなんとかならあ」とスルー・・・・。


その結果が前回のお稽古の師匠の厳しいお言葉につながったのだと・・
深く反省しております・・私、怠け者でした・・・・。


先日の「どか~~ん」という厳しいお言葉以降、
テープの聴き方を変えましたです・・・。
順序はもうわかったんだから、
とにかく振りと振りのつなぎ目に意識を置いて聴くように・・・


そうしたら・・・・


もう、「やること」は一杯で・・・・。


「ここの間に入る前のこの動き。絶対すごく雑になってる。
雑にならないためには、ここから間を取って動かないと・・・・」

「どうして、ここで裏間に入って叱られたんだろう?・・・・
うっ。私の中でいつのまにか、ここの裏間がしみこんでるっ!
まずい!表の間ではいるように意識をチェンジしないと!」
(表の間を覚えこませるためにその部分だけ擦り切れるほど
巻き戻して聴く!)


それから、「楽しいイメージトレーニング」も。


「音に乗っていない」というご指摘。


「音に乗る」が、どうしても身体で飲み込めていない。
気分は「乗ってる」「つもり」なだけに・・・
今、すごく悩んでいるところがこれだ。


「音に乗って踊ってよ」
「ノリが悪い」

前回お稽古した「舌出し三番叟三番叟」の時もまったく同じお言葉をいただいた。


どうしたら乗れるのか、よくわからない。


とりあえず、今できることは
「イメージ」。
「楽しく音に乗るイメージ」を作ること・・・・


こうして、「自習時間」も、
意識の持ち方で
やることは一杯だということ・・・・・・・・。


反省反省。


あああ。早くお稽古したい。
実際に身体を動かして、習得しなくてはならない
「技術」が山ほどある!
「技術が伴っていないのに、気分だけで踊る踊りが
一番安っぽくて嫌い」とは
師匠のお言葉。


ゆるぎない技術が欲しい!それには動くのみ・・・!


「技術」が向上すれば・・・・・
きっともっと・・・・
師匠の中にある「すっごいもの」を
沢山教えていただけるはず・・・・・。

ああー。


お稽古がしたいよ~~~~。

2006年11月19日 (日)

うひゃ~~・・(撃沈)・・・。

厳しいお言葉のアメアラレをいただきました・・・


撃沈・・・・。


お面つけて、踊って、
大変だけど楽しくて、
・・・という状況だった最近の私だったので
一発ドカン!とお見舞いされた気分です。


前回の日記に書いたこと。
>けど、最近、「この間(ま)に入れるのは絶対に無理!」と
>思っていたところで、その間(ま)に入れるようになってきた!

「ドカン!」はまずここにやってきた。


師匠:「間は、合ってますよ?あっ、て、い、ま、す、け、ど、も。
    合ってりゃいいってもんじゃあないんだよ。
    無理やりはめ込んでるから、
    間と、間の、あいだが、
    自己流になっちゃってめちゃめちゃだよ。
  
  
    間があってることより、めちゃめちゃなほうが目立つ。
    そんなふうになるくらいなら、
    多少間がずれても、めちゃめちゃにならないでよ。」


・・・・・あ・・・・・。確かに・・・
早くて、かつ、キツい動きが続くと
「あそこまでたどりついて、あの間で首を振らなくては!」
ばかりが頭を・・・・・。

師匠:「無理やりねじこんで、首振るくらいなら、
    首を振る意味がないんだよ。
    そんなふうに首振っても、全然見る価値もない」


あう・・・っ・・(拳銃で撃たれた感じ)・・・・。

師匠:「あんたの踊りは、新幹線。
     東京から大阪まで、進む方向は合ってる。
     到着時間も合ってるよ。
     でもさあ。
     途中の駅は?途中の景色は?
  
     休みたい駅では止まってよ。
     景色のいいところは、ゆっくり走って景色を見せてよ。
     急がなくちゃいけないところは急いでよ。
     乗ってるお客さんに、いいところを、
     きちんと見せてあげてよ。

     そういう踊りを踊ってよ。  
     新幹線はいけないねえ。」

ドクドク・・・・・・(撃たれたところから出血状態)・・・・

師匠:「よくうちのおばあちゃん(故・藤間登美枝先生)がさー。
    『あんたの踊りは超特急よ!』って叱ってたけどさ(笑)。
    僕は超特急とまでは言わないけどさあ。ははは。」

い、いえ・・師匠・・・・超特急より新幹線のほうが
・・・・かなりキビシイかと・・(T^T)・・


そして前回のお稽古日記に書いたこのことも・・・
>うん・・・確かに「三ツ面子守」・・・本当に面白くて仕方ない・・・。
>体力的に本当に厳しい踊りだ。
>でも気持ちの高揚感はたまらない。


師匠:「あんたは、ちゃっちゃかちゃっちゃか踊って、
    間にも入ってる気分になって、楽しいんだろうけどね。
    新幹線みたいな踊りは
    見てるほうは全然、楽しくないよ。
    見てる人が楽しいと思えるように、踊って頂戴な。」

自分だけが・・・勝手に・・・・楽しんでた・・・(T^T)・・・
踊りは・・人に見せるために踊るものだ・・・・・
そんなことを忘れて・・・・
私の踊りは・・・
言葉は悪いけど・・・・・この言葉が一番ふさわしい・・・


私の踊りは・・・・「マゾのマスターベーション」だ・・・・(T^T)・・・・・・・・

さらに・・・・。

師匠:「その新幹線をやめてくれないと・・・
    もう一歩、踊れるようになってくれないと・・・。

    今、僕は、あんたの踊りを
    膨らませて上げられないよ。
    
    今の段階で、踊りを膨らませようとしたら、
    あんたの意識が、全部そっちに取られちゃって
    ますますおかしくなるのが目に見えてるからね。」

自分で・・この段階を脱しなければ・・・・・・!!


踊りを膨らませる、という、一番素敵なことが・・・
できなく・・なる・・?!

返事する声も・・・蚊の鳴くような声になりましたです・・・。
師匠のすべての言葉が・・笑顔で語られたことが
余計にキツく・・・・・。

久々にの「俺たちに明日はない」のボニー&クライド。

銃弾を浴びまくった感じです。
・・・出血多量・・・・大撃沈・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・でも「私には明日はある」!!!


この銃弾は・・・・


ふんっ!って跳ね返せるよう・・・・・頑張ってお稽古するっ・・・・!!


師匠がお稽古の最後におっしゃった。


師匠:「ということで。これからもしっかり精進してくださいな」

精進するということは「自己満足」ではない


芸は自己満足じゃいけないって、
役者の仕事をしてきて、散々、わかってることじゃないか。


この師匠が何気なく最後におっしゃった言葉。


抱きしめてこれからも・・「精進」しよう・・!!

2006年11月16日 (木)

恋心

おかめのお面をつけて登場。
「おか~め~がまね~~ぐ~~♪」

鈴を振りながら、右足を踏んで左足をツッ、と小さく滑らせる。4回。
やっとんとん。扇子に鈴を当てて、ひくようにちょっと右へ跳んで
首をフリフリ。
やっとことん。今度は鈴を突き出すようにしながら、右足踏んで左足をツッを4回。

テープが止まった。

師匠:「脚の動きを抑えて。左足の動きは最小限でいい。
     首はうんと動かして。腕も。
    でも脚はもう最小限。その分、いまよりもっと腰を落として」

うわあー・・・。
これ以上落とすのか・・・そして動きを抑える・・・・。

再びおかめの冒頭から踊り開始。


師匠:「そう!脚はそのくらい!でも首はもっと動かして!」


お面の踊りは首をうんと動かさないと、面白さが出ない。
不器用な私は首をうんと動かそうとすると
脚も動かしたくなってしまう。
それを抑えるために、とにかく、腰を限界まで落としてみた。


恵比寿さんのお面。
あごの上げ方の加減が難しい。
お面のときはあごを上げ気味にするのが正しいのだけど、
それにしても上げすぎていたらしい(T^T)

師匠:「あごひいて!」

師匠の声が何度も飛んでくる。

すばやいお面交換の場面。
汗が眼に入ってくるけれどぬぐう暇はない。
※今回のお稽古では
後見さんを、大先輩の名取さん、早寿華さんがやってくださいました!
(ご自分から「絢也さん、後見さんやりましょうか?」と
お声をかけてくださった・・・(T^T)ありがとうございました!!)


私のお面の踊り。
一体どんなふうに見えてるんだろう?と素朴に思う。
こればかりは鏡を見ながらできない。
(舞踊のお面は驚くほど何も見えないので・・・)


さあひょっとこだ。
お面をつける前にはとにかく「変」と言われ続けたステップ。
お面をつけてからあまり「変」と言われなくなったのだけど、
「変」じゃなくなったからなのか、
「変」と言うことができないほど「変」なのか、
どっちなのか、師匠にとっても訊きたい(T^T)
(後者のような気がして怖くて聴けない)


私本人はここのひょっとこの踊りがとっても好きで
めちゃめちゃ楽しんで踊っているのだけど、
師匠いわく「とっても大変そう」なのだそうだ。


ううむ。こりゃ困った。どうしたらいいのかなあ。


師匠:「ひょっとこも、もっと腰を落として」

やはり余計な脚の動きを抑えるよう言われた。

師匠:「そう。そのくらいの感じでいい」


そうか・・・。むむ・・・・身体は・・・キツイ!!


けど、最近、「この間(ま)に入れるのは絶対に無理!」と
思っていたところで、その間(ま)に入れるようになってきた!
こういうのが、また至福の喜びだったりする(^^)♪


お面をはずして首を振る。
快感の瞬間なのだけど、
「あああー。この踊りももうすぐ終わりかー」と寂しくなる瞬間でもある(笑)


最後のポーズ。首を振って・・・終了。


師匠:「はい、おしまい」


・・・なんだか・・・・・ええと・・・・

・・・・・・・・。

師匠のお顔を見入ってしまう私。


師匠:「なに?なんだよ?おしまいだよ」


・・・・・・。

師匠:「十分、言うことは言ったし。
    十分踊っただろう?(笑)。
    それとも、今からまた踊る?(笑)」


「今からまた踊る」→できるのならそうしたい気持ちがあふれる


絢也:「・・・・・ええと・・あのあの・・・」


師匠:「もうおしまい。ずっとそうやってるの、おかしいでしょ(笑)
    はい、終了。ごくろうさん♪」


はっ・・・そうだ!・・後見をしてくださった早寿華さんも
私がお稽古終わりの挨拶を済ませるのを後ろで待っててくださってる・・!
し、しまった。。。。つい、自分だけの世界に入ってしまった!!!
(本当にすみません!早寿華さん!)


夢中になると、周りが見えなくなる性格は
この年になってもまったく治る気配なし。
困ったもんだな(T^T)


夢中。


うん・・・確かに「三ツ面子守」・・・本当に面白くて仕方ない・・・。


体力的に本当に厳しい踊りだ。
でも気持ちの高揚感はたまらない。


お稽古した曲はみんなみんな私の「恋人」であり、
どれもこれも大好きだけど、
その中でも強い「恋心」を抱く踊り、というのが、実は、ある。


告白してしまうと、
強い恋心を抱いた踊りは・・・・
「藤娘」
「汐汲」
「供奴」
「鐘の岬」
「松島」
「文売り」

そして、「三ツ面子守」も「強い恋心」の部類に入る。


師匠のご注意をしっかりきいて、
脚の動きを抑えて、
しっかり踊れるようになりたい。

この「恋」を成就させるべく。

精進あるのみ!
(でも周りへの気遣いは忘れずに・・・反省!)

2006年11月15日 (水)

寂しい寂しい(T^T)

お稽古を始めて・・・。

ある時期から、ずっと、そう。

お稽古が終わって、の、帰り道。

寂しくて寂しくて、仕方がない---------。


これからお稽古!という時間が好きだ。
重い荷物を抱えて電車に乗る。
ウオークマンを聞きながら、頭の中で振りを浚う。
前回のお稽古でいただいたご注意の部分を復習し、
今日も頑張ろう!と思う。
胸が高まり、「はう・・幸せ・・・」と思う。


この4年と9ヶ月の間、
この胸の高まりは変わることがない。


そしてお稽古。

お稽古時間はあっという間に過ぎていく。

9時間は、お稽古場にいるのだけど、
その9時間の時間のたち方ときたら、恐ろしいまでの早さだ。


お稽古場にいるときだけ
時間の流れが、止まってしまえばいいのに。


夜11時を過ぎる頃から、
ついつい何度も時計を見てしまう。。
「ああ、もうすぐおしまいなんだな・・・。」
お稽古場の片付けなどをしつつ、私の心は切なさで一杯だ。


あまりに切ないので、毎度毎度、
「振り切る」ようにお稽古場を後にしている私なのだ。


仲良しのお弟子さんたちと笑い転げながら帰るときは
気持ちもまぎれるのだが
たまたま一人で帰ることになったりすると、
まさに私の歩き方は
「とぼとぼ・・・・」になり、気分は「しょんぼり・・」だ(T-T)


もう寝なくては、と、思いつつ、今もこんなことを書いていたりして。
寂しさは、なかなか消えない・・・・・・・・・・・・。


楽しすぎる時間を持つというのは
切ないもんだなあ。
は~~(ため息)。


今日も


楽しかったな。

2006年11月14日 (火)

準備

Pic_0507
真夜中ですが、お稽古の準備中です。


肌襦袢2枚、裾避け2枚、ステテコ2枚、足袋一足、
浴衣一枚、半襦袢(上)一枚、
踊り用の手ぬぐい1本、汗拭き用1本、
そのほか予備の手ぬぐい1本
これを一気にアイロンがけし、
ついでに(ついでですみませんね・笑)
家族のワイシャツなどもアイロンがけします。


足袋を繕ったり・・・・。


かなり・・・くたくたです・・・・。


さっきまで洗濯機を2回回してました。
それを全部干して・・・。


お台所の洗い物は朝やろう・・・・。


お風呂に入ろう・・・。
脚を温めてストレッチ&マッサージしておかないと、怖いから・・・。


お稽古の前の日は、
お稽古の日を、存分にすごすために、
家の用事を、できるだけやっておくようにしてます。
なので、こうして真夜中の家事になってしまうわけで(T^T).
とほほほ。
それプラスお稽古の準備が結構大変。


まあ、お稽古の準備は、自分の用事なので、仕方ないですね。


アイロンがけ、大嫌い。
縫い物大嫌い。


けど、お稽古につかうものをアイロンがけしていると
なんだか、幸せな気持ちになります(笑)
「これを着て踊りますよ~~♪」ってなもんで。
はっはっはっは。


写真は、私が使ってる肌襦袢の中で
一番古いものです。
もうビリビリなので(^^;)つぎはぎだらけです。


でも、大事に使っております。
きちんとアイロンがけもします♪えへへ。


師匠が教えてくださったこと、守っております。

「身につけるものには全部アイロンをかけなさい。
そういうところが踊りにでる。
そこからもうお稽古は始まってるんだよ」


ときどき悪魔のささやきで
「誰もみないから・・・くちゃくちゃの肌襦袢でもいいか?!」と
思うのですが、
上記のお言葉の刷り込みが激しく(笑)
遅刻しそうになっても、アイロンがけをしております。

あ~~終わった~~。
あとは風呂敷にくるんで
準備完了だ!!


踊りますよー。

2006年11月 9日 (木)

至福♪あっという間の時間

てなわけで(だからどういうわけなんだ?)、
「三ツ面子守」のお面の日々が続いております。
通常のお稽古かばんには

☆三ツ面子守のお稽古用浴衣と下着類一式
※この時期本来なら、もう着物でお稽古するのですが
 この踊りはあまりに汗だくになるので浴衣です。
 「供奴」で真冬でも浴衣だったパターンと同じです

☆三ツ面子守のお稽古が終わった後、着替えるので
 そのための着物と、そのための下着類一式

などなどが入っております。
結構重いです。


その上、「お面と鈴持ち運び用かばん」が増えました(^^;)
すごい荷物でお稽古に行っております(笑)。
その上、どんなに丁寧に布でくるんでも
鈴が鳴ってしまいますので、
ついに「荷物まで五月蝿い」という状況になってまいりました(^^;)


後見さんは、またまた、美人のひろこさんです。
私のお稽古時間に間に合うよう、走りこんできてくれました(T^T)。
あんがと~~!!


2度目のお面装着のお稽古。
まだふらついたりするものの、
あっという間に「恐怖」はなくなりました(^-^)。


ううむ。やっぱり「田舎巫女」の経験はしっかり身体に残ってるんだな・・・
もう、見えなくても「怖い」ということは感じなくなってました。


ただ、やっぱり、おかめのところで・・
片足になって、首を振るところはよろけます。
特に右足軸で左足を上げる、というのが苦手で
(子供の頃から、バレエでも苦手でした)
どうもバランスが取りにくい・・・・・・・
お面なんかかぶってればそりゃ余計に・・・・。


えびすさんのくだりは、どうも動きが決まりません(T^T).
師匠にも
「えびすさん、ぐちゃぐちゃ」と言われましたです。


いや~~~。それにしても!


お面をかぶると・・・・
「ブリンカーをつけた競走馬」状態になるのか?!(爆笑)


集中力だけは増します!

もう、邪念いっさいなし。
「踊ること」それのみの生き物になります。

時間の過ぎることの早いことったら!!!!


そして終わった後の、爽快感はたまりません!!
お面をはずして首を振るところはうっとりするほどの快感!!!!


もちろん、すっごい大変なんです。
すっごいすっごい大変です。
すばやくお面を交換し、踊り続ける、この踊りは
技術的にも体力的にもすっごい大変です。
(それゆえに新たな名語録も誕生!?)


でもでも。


こんなに「楽しい大変」を経験できて幸せ~~~♪♪


お面作ってよかった~~~~!!!

もし「三ツ面子守」をお稽古する機会があるなら
舞台にかける予定がなくても、絶対お面をつけてお稽古することをオススメします!


お面をつけてわかることが沢山あるのです。

お面ナシでやっていたときに、どうしてもはずしてしまったり
余ってしまったりした間(ま)が、
お面を交換すると、ハマるんですね。
つまり、ちゃんと、そういうふうに、振りが作られているってこと。
(振り付けした方はスバラシイ!)


それから、お面を交換すると、
「おかめの方向」と「恵比寿の方向」も間違えなくなります。
交換する行為をおこなう1秒の時間に
方向の整理がつくのです。


面白い・・・・踊りって・・・・本当に面白い!!!!!

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さて、前回のお稽古では
「お面の初日」だったこともあり、
ひたすら好き勝手に踊らせてくださった師匠でしたが、
今回から、またまた細かいお稽古が始まってきました。


師匠:「うん。まあ。うん。まあまあ。」

絢也:「えっ!(ホントにまあまあ?!)」

師匠:「・・でも・・・・まあまあってほど、まあまあでもないんだけど。」

絢也:「(やっぱり・・・(T^T))」

師匠:「あんたの踊りさ、
     『今日は代わりのお姉さんがきました』って感じだよね(笑)」

絢也:「・・・?」

師匠:「意味、わかる?」

絢也:「・・・・・・・・わかりません・・・。」

師匠:「この子守さんは、毎日こんなことをやってる人なんだよ。
    だから、『慣れきった動き』であってほしいんだよ。
    でも、あんたの動きは・・なんていうのかなあ・・
    妙に律儀というか・・・
    丁寧なんだけど・・・・丁寧の意味が違っちゃって・・
    『いつも当番の子守が、風邪ひいてお休みしたので
    姉の私がやります! きちんとやります!』
    って雰囲気。」


ううわっ!!!!!!!


これは「文売り」でも同じ事を言われた!!
「この人は毎日、こんなことをやってるんだから。
 そんなにしっかり、ぱきぱきやらないで
 もっと、さっさとやっちゃって」


むむむ!


師匠:「全部しっかり踊りすぎなんだよなあ。
    もうちょっと、こう、『慣れた感じでの適当さ』があるとねえ。
    でも、慣れた動きってのは、いい加減におざなりにするのとは違うからね?」

絢也:「はい・・そこのバランスが難しいです・・」


師匠:「そうなんだけどね。まあとにかく慣れてる感じを出してよ。
   毎日こんなことをしている人の雰囲気を、さ。」

性格がでます。


不器用さも露呈。


「慣れた感じ」を探す旅はまだまだ続きます。
お面と一緒に♪

2006年11月 5日 (日)

ちょっと(かなり)嬉しかった事

心にしまって 自分だけの宝物にしようかと 思ったけど 「御守り」にしたいから 記しておこう。


先日、何気ない四方山話の途中で 師匠が。 本当にさらりと 何気なく。


「少しずつだけど、 あんたの努力の成果は、でてますよ。 確実に。心配しなさんな。」


ぐわちょーーーん!(ToT)


普段、あまりに駄目出しまみれの私… しかも、この一年位 受けるご注意のメインテーマが同じで、 「これ以上上達しないかも…」 などと悲観的になっていた…。

だからとても嬉しかったのだ!


益々頑張ろう!!  

2006年11月 3日 (金)

お面。その2

と言うわけで(どんなわけだよっ!)
お面で踊ったワタクシです。ハイ。


お面の咥えを、
しっかり咥えながら、呼吸も。
さらに怒涛の汗。
お面の中は湿気爆発です。とほほ。
前髪は全滅しました(^^;)。


同門のお弟子さんのはすみんさんが
ブログにこんな風に書いてくれました。

えーん。ありがとう。(T^T)
楽しんでくれれば何より・・・。


さてさて。そのお面でデビューのお稽古の際の師匠のことですが・・。

ご注意も、掛け声もあまりありませんでした。


おかめさんのところ。
片足で首を振るところでバランスをくずしまくって
早く足が着地してしまったため
音があまって・・
「早かったよ。あまっちゃったから、ちょっと待って。はい、ここから」と
おっしゃったのと
恵比寿さんが突っ立ってしまったとき
「もっと腰を落として」とおっしゃったくらい。


あと、聞こえたのはお面交換の際、
ひろこさんに向かって
「次は恵比寿さん!・・その扇子、引き取ってあげて。」
などと、ご指示くださってるお声・・。


師匠は、師匠は、どんな風に、今
私の踊りをご覧になっているのだろう?


何も見えないので、わからない。


くるりと周った瞬間に、
お面の狭い穴から、
一瞬、師匠のお顔が目に入った。

笑顔・・!!

何の笑顔だったのかは、わかりません。
でも、見えたお顔は笑顔。


そしてお面を最後まで踊りきって、
お面をはずして引っ込むところで

師匠:「お面はまっすぐ、お客さんに見せるように持って。」


そして最後の最後のポーズで

師匠:「身体、もっと起こして。で、棒はもうちょっと
    倒して。そう。」


緞帳。おしまい。師匠のお顔を見る。


ぼろ雑巾のように汗まみれになった私をご覧になってる師匠。
やっぱり笑顔。


師匠:「はいはいはい。最初のお面だから、
    まあ、まあ、そんなもんでしょ。
    最初だから、今日は、まあ、踊ったってことだけで
    以上。」


私の中の緊張感がプツンと切れた瞬間でした。


ペタン、とそのまま座り込んだ私。

絢也:「せんせ~~!え~~ん!怖かったんです~~!
    すごいすごい怖かった~~~!
    ホントに怖くて怖くて~~!!!」


子供のように訴える私(ああー)。


師匠:「何。怖くないだろ。一度(田舎巫女で)やってるんだから。」

絢也:「私もやる前は大丈夫だろうって思ったんです~~
    でもでも、怖かったんです~~。とってもとっても怖くて~~」

師匠:「ハイハイ♪まあ、徐々に、ね。」

絢也:「はい・・。ありがとうございました・・・」

師匠;「はい、ごくろうさん。お面はさ。やっぱり大変だよ。(^-^)」

ホント・・・・・


お面は大変。


でもでも。


すっごいお稽古、楽しい!!!


「大変」って、大好き!


もう、「三ツ面子守」は、
マゾな私の胸をワクワクさせる要素が満載!!!


きゃはははは~~~っ!

2006年11月 1日 (水)

2年ぶりのお面!→大変!

てなわけで(どんなわけだ?)、
「三ツ面子守」。
ワタクシの「半自作お面3体」
お稽古デビューとなりました。


お稽古前に師匠にお面を見ていただき・・・

師匠「(恵比寿さんを手にとって)・・・軽いなあ~~。
   ・・・でも、ま・・・いいよ。使いなさい」

そりゃ軽い。素材、ぺらっぺら~~♪(T▽T)


師匠:「ひょっとこに、布をつけなかったの?」
※ひょっとこは本来お面に晒しの布がついていて
それで縛るので、
口で咥える力が半分で済むらしい※

絢也:「ええ。だって・・・踊ってる途中で先生のご注意があったとき
    お面がはずせなくなっちゃうので・・」

師匠:「んんんー。でも布がないと、キツイぞ。
    大変だぞ。まあ、いいか。とにかく、やってみなさいよ」


そして、自前の鈴(田舎巫女のときに買った)も用意し、
ほぼ、小道具はそろった!


問題は後見さん・・・・。

仲良しのひろこさんがそこに・・・。

ひ、ひろこさん・・・・。


絢也:「ひろこさん・・・後見さんやってくれる・・・?」

ひろこ:「えっ!私がっ?!」

師匠:「んな~~。いきなりは、難しいよ。可哀相だろ~~」

絢也:「・・そうですね・・・ごめんなさい・・じゃあ一人で・・」

ひろこ:「・・・・何をやればいいのですか?」

師匠:「彼女のお面の交換のとき、渡したり受け取ったり、
    あとは小道具を渡したり。」

ひろこ:「・・・・・・・・・・やりますっ!!(大きな目がキラキラ♪)」
※注:ひろこさんは、すげー美人です※

絢也:「え。ほんと?」

師匠:「大丈夫?いいの?」

ひろこ:「やりますっ!!!(目がキラキラ)」

師匠:「じゃあ、おかめのくだりになったら準備してくれる?」

ひろこ:「はい!!(おめめきらきらりん)」

おおおおおおおおー!


・・・ひろこさん・・・ありがとう!!
そして、とっても今日わかったことが。

前からそうだとは思っていたけどさ。

ひろこさん、ホントに踊りが好きなんだね。
(感動)

手伝い事にあんなに目をキラキラさせてくれるってことは
そういうことだもんね。


さあ。お稽古開始。
子守の女の子のくだりが過ぎ・・・・。


さああああ!お面!!!


久々のお面。

田舎巫女であれだけお面で稽古したんだから、
きっと平気平気・・・・


・・・・・・おっ、おっ。おおおおおおおっ!

こ。

こわいい~~~~~~~~~~~(T^T)!!!


やっぱり、怖い~~!
見えないってことは怖い!!!!


それでもまあ、初めてじゃないから、
振りが跳んだり泣きそうになったり、は、しないけど、

ところどころふらつく。
急にバランスが取れない。
くそ~~弱虫だなあああ!


お面の中は孤独そのもの。

自分の激しい息遣いが聞こえる。

お面の穴から見えるのは
「前」のほんの小さな空間だけ。
自分のいる場所だけしか確認できない。

ひとりぼっちだ。
お面の中の私は限りなく一人だ。


お面の入れ替え。
ひろこさん大活躍!!!!
(本当にありがとう!)

実際お面を使うと
お面を入れ替える時の回る方向を
間違えなくなります・

しっかし。

汗ぐちゃぐちゃ。

ひょっとこも、なんとか、布なしでも踊れました。
孤独な状況が集中力を生み出したのか。


ひろこさん!
お面と小道具のすべての受け渡しと引取りを
見事にやってくださってありがとうございました

これからもよろしくね♪へっへっへ♪

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