フォト

本舞台の歴史★上に向かって新しいものになります★写真をクリックするとアルバムに飛びます★

  • 長唄「京鹿子娘道成寺」(白拍子花子)国立劇場
  • 長唄「外記猿」(新春舞踊大会)国立劇場
  • 長唄「汐汲」(新春舞踊大会)国立劇場
  • 長唄「連獅子」(親獅子の精)国立劇場
  • 常磐津「松島」(新春舞踊大会)国立劇場
  • 常磐津「三ツ面子守」国立劇場
  • 長唄「島の千歳」(新春舞踊大会)国立劇場
  • 長唄「浅妻船」(新春舞踊大会)
  • 長唄「官女」(新春舞踊大会)国立劇場
  • 常磐津「将門」(滝夜叉姫)国立劇場
  • 常磐津「松廼羽衣」国立劇場
  • 清元「文売り」(名披露目)国立劇場
  • 長唄「藤娘」(初舞台)国立劇場

リンクいろいろ

  • 河合亞美のWEBPAGE
    私が運営しておりますHP・・今年で12年!!大した更新はしておりませんが、このページを通じて素敵な出会いがたくさんありました。そして今も・・。大切な場所です。URLが2015年3月1日よりURLが変更になっておりますので変更をお願い致しますm(_ _)m
  • 多智雛ちゃんのブログ
    下関でお稽古をし、下関でお師匠さんをしている、親友・花柳多智雛ちゃんのブログです。
  • 日本舞踊協会
    お世話になっております、公益社団法人日本舞踊協会のHPです
  • 藤間達也 WEB PAGE
    私の師匠・藤間達也先生のHPです♪

お知らせ

  • 教室・スクール検索『趣味なび』
  • ご注意
    このブログにはアクセス解析がついており、 ブログの管理者は訪問者の IPアドレスなどを見ることができます。 また、当ブログには、 高度なコメント、トラックバックの判断機能をおいております。 当ブログの内容にあまりにかけ離れた内容のコメントや、 宣伝ばかりの内容のコメント、 管理人が禁止している言葉の使用、 誹謗中傷などを含むコメントなどは、スパムと判定され 自動的に削除されてしまいます。 ※※投稿したときに「問題が発生しました...」と出た場合は スパムと判定された証です。ほぼ100%、サーバー上で 自動的に消えており、私の目に触れることはありません※※ コメントしたのに掲載されない、反映されない、という場合は 上記にあてはまると思われますので、ご了承ください。 (問題がまったくない投稿でも、 スパムと判定されてしまうことがあります。 その場合は、日をおいてチャレンジしてみてください! 申し訳ありません!)
無料ブログはココログ

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006年12月

2006年12月28日 (木)

・・・2006年のお稽古納め・・!そして次は・・!

27日という押し迫った日にもかかわらず
お稽古場はなんと「ほぼフルメンバー」!!

普段、お休みしがちな方もいらして、
とにかくお稽古場は常に人がどっさり。
師匠も普段なら10分~15分はところどころお茶タイムが
とれるのですが、
この最終日の師匠はスゴイことになっちゃいました。


師匠:「1分!1分だけ、待ってね!」


本当に1分、ってわけにはいかないけど(笑)
ほんの数分、ずずっと、お茶(またはミルクコーヒー)をすすられ
怒涛の勢いで一服タバコを召し上がり、
「さあ、次は、だれ?」


よくうちのお稽古場は「行列の出来る稽古場」と言われますが
まあまあ・・みなさん・・・
本当にお稽古好きで・・・・。


ちえみさんなんて、私が後ろに立つ量のはるか上を行く勢いで
ず~~っと踊り続けています。
(さすがに最後は顔がやつれていた・笑)

そんな調子で深夜12時過ぎまで・・・!


師匠・・・今年のクライマックスでしたね・・!
本当にお疲れ様でした!!!


誰かが帰るたびに、みんなできちんと正座して
両手をついて、
「今年はありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎え下さい」という挨拶をします。
全員が、これを、普通に、自然にやっています。
普段、バカな話や時には
エッチな話(ともみさんひろこさん絢也限定)で
盛り上がる仲間たちであっても
こういう「礼」は絶対に欠かしません。
本当に、ウチのお稽古場のこういうところが大好きです。


さて、私のお稽古納め。


思い切り楽しく踊ろうと思い、
お面の中は笑顔満載(^^;)。


しかし、もう繰り返されてるご注意を、やっぱりもらってしまった・・・。


師匠:「なんで、急いて(せいて)見えるんだろうね。
    全部合ってるのにね。」


私の踊りが急いて見えるのはもう今に始まったことじゃない・・・。
足幅が広いとか、脚を上げすぎとか、
もうそういう物理的レベルの話じゃない。


この1年、何度言われただろう。
「全部合ってる。合ってるんだけど・・・」
そして、師匠がそのたびに、いろんなことを考えてくださり・・・。


最近、「振りと振りのつなぎ目の手の所在」が原因なのでは・・
と師匠がおっしゃった。


その場所に手を置く、まで、の、動き。


んんんん。


1年どころじゃないや。
去年からだ。去年の「相模蜑」から始まったんだ。


「やってることは全部合ってる。合ってるんだけど・・・。」


この師匠の言葉を聞き続けること1年半近く?!


もしかしたら、あと何年もかかるのだろうか・・・・。


あきらめずに、頑張っていこうと思う。
いつか、「すっ」とこの段階を抜けられる日がくることを
自分へ祈る。


そして来年の私に誓う。
絶対に
自分に負けない、と。


先日、師匠とちょこっと四方山話をしていた時のこと。
「お弟子さんたちはみんなお稽古熱心で、
それもこれも先生のお人柄と、お稽古が楽しいからですね」
などと言っていて・・・

「みんなどんどん上達してて(^-^)。
私は・・・全然上達しなくて、申し訳ないです」と申しあげたところ・・・・

師匠が、

「そんなことないよ。
ちゃんと、上達してるよ。」


とおっしゃってくださった。


カメの歩みであっても。
私は少し進めただろうか。


そう。そうだ。まず今年は「文売り」が。
「文売り」との戦いが、あった。
この強烈な経験が、私の何かを、きっと、
進ませてくれてるはずだ。


その後の濃密なお稽古の中で、
きっといつの間にかできるようになってることがあるはずだ。


そういえば別の日に、師匠がおっしゃった。


師匠:「できるようなったことってね。
    こっちも気がつかないんだよ?わかる?
    『自然』になっちゃってるから。
    後ろを振り返って、
    『ああ、あのころはよくこんな注意をしてたけど
    そういえば、いつのまにか、言わなくなったなあ』ってことだよ。
    『やろうやろう』としてるのが見えるってことは、
    まだ『自然』じゃないからね。そりゃ、目につく。
    できるようになったことって、いつからできるようになった、ってのが
    わからない。
    『いつの間に』だ。本当に『いつの間に』なんだ。」


そうだ。


そうやって『いつの間にか』できるようになったことは
・・・・・・・確かに今まで・・・沢山ある・・・。


今年も、気がつかないところで
いくつかの『いつの間にか』を・・・きっときっと・・得ている・・・。


その『いつの間にか』の積み重ねの中で・・・。


師匠に


「そういや、あんたの踊り。最近、せっつかなくなったね」


と言われる日がくることを信じたい。


だって。「ここ」をクリアしないと。
私の「夢」が実現できないから。
この「夢」のために生きているのだから。


絶対に越えなくてはならない山だ。


----------------------------------------------


師匠:「来年から、別のやる?もう三ツ面、おしまいでもいいよね。
    踊る前に言おうと思ったんだけど、言うの忘れちゃった(^-^)♪」


えっ。

んんんん。


「これが上げ浚い」って想いを込めて踊りたかったかも・・(^^;)・・。


絢也:「じゃ、来年から何を・・・」


師匠のお答えは、いまのところ、ヒミツ♪


それが、来年の浴衣浚いで踊る予定の演目・・になりそう。
もちろん、「候補」にはなっていたのですが
師匠から、「次は○○」とはっきりおっしゃったのは初めて。
ってことは、これに・・・決定したのかな?


新しい恋人との出会いが、また、始まります。

--------------------------------------------


このブログ、そして私のHPにお越しくださってる沢山の皆様。


今年1年本当にありがとうございました。
みなさまの応援に、支えられてここまでやってまいりました。

今年はHPを通じて、多くの方に
名披露目に駆けつけていただきました。

改めて、心より御礼申しあげます。


来年は8月18日(土)に地方演奏の浴衣浚い
「達喜会」があります。
場所は、日本橋劇場。
セリや花道、すっぽんがある本格的劇場での
大変贅沢な浴衣浚いです。
カラミ、後見さんもつき、小道具は、
本舞台で使用する本物を使用します。
長唄と清元の演目を、門下一同が披露させていただきます。
衣裳は、流派の浴衣です。


演目等がはっきりしましたら
また来年お知らせいたしますが、それまで、
どうぞ、お心の片隅にお留め置きくださいませ。


そして再来年は本舞台の予定があります。


藤間絢也は、これからも、
踊ってまいります。


どうぞ来年もよろしくお願いいたします。


心よりの愛と感謝の気持ちを込めて。

みなさま。


よいお年をお迎え下さい。

2006年12月24日 (日)

反省の、結果は、きっと、多少は。

クリスマスイブはお稽古でした♪
幸せっ♪

みんながいつもよりお菓子などいろいろ、を持ち寄って
楽しいお茶タイムも満喫♪
イブだから、なんなの?なんですが
なんとな~くみんないつもよりテンション高め(笑)

イブだろうがなんだろうが、みんな、お稽古にやってきます。
スゴイね♪ウチのお稽古場は!!!
「もっと休みが多いと思ったのに」と師匠も嬉しそう♪♪


さて。


まずは先日のお稽古のこと。


お面の途中から、師匠の口から、まったく声が発せられなくなった。
ゼロ。


ご注意がなくても、いつもなら
「はい!」とか「もっと小さく!」とか。
何かしら声が飛んでくるはず。


本当にし~~~ん!

そうなると。


私は不安になる。


だって、今、私、ふらついた。
だって、今、私、ちょっと変な手をした。
だって、今、私、ほんの少しだけ、間がおかしかった。


なのに師匠は何もおっしゃらない。


踊りながら渦巻く不安。

お面のほんのわずかな穴から、
周る刹那に、師匠の顔を盗み見る。


腕を組んで、私の踊りを、
ただ、ご覧になってる。


怖い。


お願い、先生。何か言って下さい。
お願い。先生の声が、聞きたいです。
お願いです。


心が叫んでいた。


終わって最後のポーズ。


師匠は笑顔だった。


師匠:「はい。いいですよ。」


息も絶え絶えに汗まみれで、師匠を見つめる私。


お扇子を置いてお辞儀をしようとしたけど、
つい、師匠の顔を凝視してしまった。


師匠:「なあに?いいよ?言って御覧なさい?(^^)」


師匠の笑顔は優しい。

蚊の泣くような声で私は言った。


絢也:「あの・・・途中から・・・・・何もおっしゃらなくなったので・・・不安で・・」


その瞬間だった。


師匠の目が


それまでの笑顔の目から、
かっ!と激変した。


師匠:「そんなことを考えながら踊ってちゃだめでしょう?!
    あんたは、『僕に何か言われるため』に
    『僕に何か言って欲しくて』
    踊ってるの?それが目的なの?
    踊りがおかしくなるよ!」


あっ・・!


師匠:「そういうことを考えていると、
    そのうち、無意識に、『何か言われたい』から、
   『わざと間違える』ような踊り方をするようになる。
    そうなったら、台無しでしょう?」
    

胸が締め付けられる。


ああ、私、私。また失敗してしまった。


師匠:「誰かに、何かを言われたい、というような気持ちは捨てなさい。
    そんなことを考えるから、伸びやかさに欠けるんだ。」

師匠のお言葉が胸にしみました・・・・・・。


私の・・・やたらに人目を気にする性格が
・・・・・・こんなところで・・・・・・・・。


また、唇の内側が内出血しそうになるほど、唇をかみしめた・・・。


--------------------------------------

ということで今日のお稽古を迎えました。


今日はお弟子さんがわんさか。


「沢山の人に見られてる」と思うと、
嬉しくなってしまい
(職業柄ですね・・見られるのが快感なのです(^^;))
変な気合が入ってしまうくせがある。


まずはその、「やってやろう!」みたいな
へんな気合を捨てなくては。
平常心で踊ることを心がけよう。


それから、前回と同じ轍を踏まないこと。


今日も師匠は、途中、何もおっしゃらなくなった。


でも私はもう、不安な気持ちを抱かないようにした。
楽しく踊ることだけ。

終わった後。師匠は
「はい。じゃおしまい」しかおっしゃらなかった。

きっと、多少は。ほんのちょびっとは。
反省の結果、出せた、と思う。
細かいところは、まだまだ・・・技術が追いつかない(T^T)

それから体力。
体力負けしてる(T^T)
ふらつかないようになりたい!!

今更だけど。


三ツ面子守は
やっぱり、すごい踊りだ。

2006年12月23日 (土)

手縫いの肌襦袢

同門の後輩お弟子さんであるみちよさん。
彼女は、和裁の勉強もなさっており、
既に自分の浴衣、師匠の肌襦袢、
だんなさまの着物(すっげえ!!)を完成されてます。

そんな彼女が私の誕生日に合わせて・・・


肌襦袢を縫ってくれました!!(T^T)!!


手縫い!手縫いの肌襦袢ですよ!!!


どこにも化繊はありません。
襟ぐりのところは市販品なら、
化繊のテープが縫い付けてあるものですが
彼女が縫ってくれた肌襦袢は、ここも全部綿サラシ!


また・・これが上質のサラシの布を使っているので・・
ものすごくしっかりしてて・・。


女性用の肌襦袢の第一号作品とのこと。


「男性用の第一号は達也先生へ
女性用の第一号は絢也さんへ、って決めてたんです♪」


・・・・・・・おまいってやつはっ!!(T^T)
ちゅーするぞ!ちゅーを!!!!
(しかも三ツ面子守を踊った直後の汗まみれの顔で
ちゅーするぞ!!→絶対に逃げられる・笑)


「じゃんじゃん使ってください!
また縫いますから♪♪」


よおし!じゃんじゃん使うよぉ!


ってことで、早速お稽古で着用。

むむむむ?

むむむむ・・・・。

ショック・・・・・。

なにこれ・・・・・・・。


あーあー・・・・・。


やっぱり・・・・・・・・・・

いいものって・・・・・・・・いいんだああああ!!!


私のショックは、今まで自分が主に使っていた
「激安肌襦袢」の着心地が
いかによろしくないか、ということを知ってしまったことでした。


上質のオール・サラシの肌襦袢の着心地のよさを
知ってしまった私・・・・
このよさを知らなければ、
激安の悪さを知ることもなかったのにいいいー。
あああ。ショックショック~~♪


多分、手縫いの肌襦袢でお稽古している、なんて
贅沢な人はそうそういないと思います。
ってことはこのよさを知ってる人も少ない?!
いやいや、本当にありがたい(T^T).

-----------------------------------------


みちよさんが帰った後、師匠に、
「着心地いいですねえ。びっくりしました」とお伝えしたところ
師匠も
「かなり上質だよね。」と同意してくださいました。


「いいものはやっぱりいい」という話の流れで
なんとなく半襟の話に移行していきました。


ちえみさんが、「男性の着物の半襟」について
質問したのがきっかけかな?
それから踊りの衣裳の半襟の話などなど
師匠がいろいろしてくださって・・・。


「どこそこの半襟は安い」とか
「私が98円の半襟を発見した」とかいろいろ言っていたら、


師匠が。


師匠:「あんたが言ってるのってさ、化繊の半襟のこと?」

絢也:「はい。だってえ。半襟なんて、私はオール化繊ですよぉ。」

師匠:「へえ。」

絢也:「ちえみさんだって、半襟は化繊使うでしょー?」

ちえみ:「使います使います。お洗濯が楽だし。」


次の師匠の一言にショックを受ける私!


「僕、化繊の半襟って一度もしたことないんだよね。
化繊の半襟って肌が痛くなったりしそうだけど、そんなことないの??」

・・・・・・・・・・・痛くなりません・・・・(^^;)


ああでも・・。


肌襦袢の話じゃないけど・・・・・
シルクの半襟のよさを知ってしまった途端、
今までの化繊の半襟の感触が「痛い」と感じるようになってしまうのかも?!


・・・・・・おおっと!!!いかんよ!


私のような汗まみれでお稽古してる人間に!
シルクの半襟なんて贅沢品はいかんいかん!!
襦袢につけたまま洗濯機でバンバカ洗える半襟が
手軽でいいのだ!


・・・・・・・でも。・・・

ちょっとしてみたい。・・・・・・・・・・・かな・・・・(^^;)

2006年12月21日 (木)

踊りの神様

タイトル。パクリます。


多智雛さんの日記を読んでびっくりした・・。

なるほどなあ・・・。
私と彼女が、出会って友達になったのは・・・

こういうところが強烈に似ているからかもしれない・・。


まったく同じことを、思うからだ。


お稽古場をお掃除する時。
お稽古場のお手洗いをお掃除する時。
お稽古場のキッチンで洗い物をする時。
お稽古場の最後の片づけをして
師匠の座布団を畳んで、カセットデッキを片付けて
電気を消す時


お稽古場という大切な空間に「触れている」とき。

絶対にここにいるはずの
踊りの神様に心で祈る。


「踊りがうまくなりますように」。

私の汗が沢山しみこんだ
板の感触が

こよなくいとしい。


この板に確実にいる、神様の上で
踏んで
すべって


ずっとずっと、踊っていきたい。

2006年12月19日 (火)

HP、見てね~(^^)

うふん♪うふふん♪
師匠のお知らせをUPしましたので
HPも見てくださいね~~♪


アクセス解析を見ると、
結構こっちに直でお越しになる方が増えているよーです。
まあ・・HPは・・そんなに頻繁に更新しませんので
しょーがないんですが・・。
(やっぱり更新がマメになるのは日記・・・ですもんね)


師匠の舞台情報が入りましたら必ず、更新、しております。
ところが・・・
こっち(お稽古日記)だけをご覧になってる方々から(^^;)
終わっちゃった後で、私の感想文をお読みいただき
「知らなかった!知っていれば!」
「これからはちゃんと知らせてください!」(知らせてるんだけど・・)
みたいなお便りをいただいて
「あらら~~」ってことがありますです・・。


てなわけで、こっちにリンク、貼っておきます。


たま~にHPも見てくださいませ♪(^^)
過去の師匠の名語録とか、
改めて見ると、自分で書いたんですけど、やっぱり面白い・・。
先日、同門のともみさんも
「仕事中、ヒマだったから、久々に全部読み直したら
笑いが止まらなくなった」と言われました(笑)

先日、アルバイトでずっとなかよしの、
舞台女優のちはるちゃんが・・・
「あみねえ、来年は舞台あるの?」
「あるよ。浴衣浚いだけど」
「そっかあ。来年こそは行きたいな。」


そうかいそうかい♪ちはるちゃん。あたしの踊りが見たいかい?(^^)

「あみねえの先生の踊りが、久しぶりに見たいなあ。
すっごいカッコイイもんねえ。あみねえの先生の踊り。」

あたしじゃないのかいっ?!
・・というツッコミをする以前に、もう顔がニヤけてしまう私!!


「そう?そぉ?あらあ。あははっ
も~~うれしいこと言ってくれちゃうじゃない?~~
あはは~~♪♪」

・・私・・・・・・・・・・・大喜び・・・・・・・・・・(^^)・・・・・・・・・・。


そーいや、ちはるちゃんは、いつも、
「あみねえの、カッコイイ先生は、お元気?」などと言う(笑)
お稽古道具を持ってバイトに行って、
ちょっと踊りの話などをすると
「あみねえのカッコイイ先生が、そういう風に言うんでしょ?」とか。

そして、私は、
ちはるちゃんが「あみねえのカッコイイ先生」と言うたびに
嬉しくてちはるちゃんを抱きしめたくなるのだ(なぜ?!)。

まあ~しょ~がないですわよねえ~~(-▽-)~~♪
誰が見てもカッコイイものはカッコイイんですもんね~~♪
ほっほっほ。

私の名披露目にきてくれた親戚たちも・・・
「あみちゃんの先生はすっごいねえ~~」
ってみんな言ってくれたもんね~~♪♪
へっへっへ~~(自慢)

・・と。
久々に、「供奴」もびっくりの、「師匠自慢」
思い切り展開させていただいたところで・・・・。


自分も、いつか、
「絢也さんの踊りはカッコイイ」と言われたいものです。
っていうか、
「お師匠様の踊りに似てますね」って言われたいのだ(T^T).

がんばろ。


みはぐるまいぞやがってんだ~~!!!

--------------------------------------------

先日のお稽古では
みちよさんが私のために、とても美味しいケーキを持ってきてくれて
誕生日のお祝いしてくれました♪♪


師匠にも、「無理やり」(?)
「誕生日おめでとう」と言っていただきました(笑)。


一緒に祝ってくれたNくんもありがとう!


高級なフランス料理とか
高価なプレゼントは、いらない。


私は、お稽古場にいるのが好き。
そして素敵な仲間と師匠が祝ってくれた誕生日。


あったかい。


最高。


それから、メールをくれたお弟子さん方。


ほんと~~にありがとう!!

2006年12月15日 (金)

キレ

師匠:「・・・・。もうちょっと・・・踊りにキレがあるとなあ・・・・。」

絢也:「キレ・・・。」

師匠:「キレ。キレだよ。キレがないんだよ。
     動きに、キレがほしいね。」

絢也:「(顔中からあふれ出るクエスチョンマーク)」


師匠:「キレ、ってわかるよね?」

絢也:「日本語の意味は・・・そして、人様の踊りを見て
    ”あ、キレがよくて、いい踊りだな♪”ってのは・・・。」

師匠:「全部が全部に必要じゃないんだよ。あんたの場合は。
     あんたみたいに背がおっきいひとが、全部、キレてると、
     それはそれでヘンになるから。
     ところどころでいいから、もう一歩、キレがほしいな。」

絢也:「(また顔中からぽよぽよと
     クエスチョンマークが飛びます飛びます♪)・・」

師匠:「なんだよ。その顔(笑)。そんな難しいこと言ってないぞ?
     今、ないものを、付け足してください、って言ってんだから。
     ゼロを1、とか2、にしてください、ってんだから、簡単だろ?」

絢也:「(心の中で、”絶対に簡単じゃない・・・”と叫ぶ)」


師匠:「”三社祭”を踊るキレと”供奴”を踊るキレをちゃんと踊り分けて下さい、
    とかさ、今3くらいのキレを1のレベルに落としてくださいとか
    そ~ゆ~びみょ~~~なことなら、難しいよ?そりゃ。
    でも僕はいま、”ないものを増やしてください”って言ってるんだから♪
    簡単だろ?」

絢也:「でも・・・・。あの・・・。せんせい・・・」


師匠:「はい。なんですか?」


絢也:「多分、私・・・・私、自分で想像ができます・・・・。
    キレのある踊りを踊ってみよう!なんて思った途端、
    きっと、ロボットみたいな固い動きになったり、絶対に・・
    へんなことをいっぱいします・・・・。」


師匠:「いいじゃない。
    また僕に叱られるだけだろ?(笑)」


絢也:「え。」


師匠:「僕に叱られるだけじゃない?取って食われるわけじゃない(笑)
    へんなこと、やったら、僕が叱るから、そしたらやめればいい」

絢也:「・・・・ロボットみたいになっちゃうような気が・・」


師匠:「ロボットになったら、ロボットにならないように、直せばいい。」

感動した。
師匠は気づいておられなかったと思うけど
私はべらぼうに感動していた。


「とにかく、自分で工夫してやってみろ」という師匠の厳しさと
「それでヘンだったら直してやる」という師匠の大きさと。

まだ続く。


師匠:「それだけ動けるのに、なんでキレがないんだろうね」

絢也:「はい・・・・」

師匠:「よく動けてるんだよねえ。なんでだろうね。」

絢也:「はあ・・・。」

師匠:「・・・・・・・・・・・・・・・・のびやかさが・・・・・・・・ないのか・・
    ああ・・そうか。そうだな。
    あんたの踊り、抑制が強いな。
    こうやらなくちゃ!こうしなくちゃっ!ってのが多すぎ。
    もっとのびのびと・・・のびやかに・・・・・
    特に手ね。手がもっとのびやかになってくれると・・・。」

絢也:「はい・・・・」


師匠:「のびやかさが出ると、キレも出てくるんだろうな。
    その抑制が取れるといいなあ。」


そして、次の一言が極めつけ。

師匠:「全部、あんたの、性格、だよね(笑)
     性格が、本当によく踊りに出てるよ(笑)」

うわ~~~。
もう、恐れ入りました~~もう何もかも見抜かれ、
降参です~~(T▽T)

でもここまで自分を見抜かれると、これはもう感動しかありません。

へんてこな失敗を、しでかしそうだけど。


のびやかでキレをある踊り、っていうテーマを自分に与えて、
頑張ってみよう。


次から次と、
こんこんと湧き出す泉のごとく
やることが一杯だ。


人生が、退屈とは無縁になるはずだわこりゃ、、ですね(笑

「欲望」

ちょいと過激なタイトル・・かな?


先日、「めざましテレビ」で
世界的アコーディオン奏者のCobaさんの特集を見た。

Cobaさん。本名、小林やすひろ(やすひろ、の漢字を忘れた・・)さん。
私にとっては「小林さん」のイメージだ。
なぜなら、Cobaさんは、イトコのてるちゃんの
アコーディオンの先生で、
昔から、いつもてるちゃんが
「こばやしさんが、こばやしさんが」と話していたので
もうそれがしみこんでしまってる。


てるちゃんの結婚披露宴で、目の前でCobaさんの
ナマのアコーディオンを聴かせていただいた。
今思うとなんという贅沢だったのか、と思う。
「てるひさくんは、小生意気なガキだった」という
演奏前のスピーチはウイットに富んでいて、笑いを誘った。


Cobaさんの熱い指導で、
てるちゃんは、高校生の時にアコーディオンの全国大会で
準優勝した。
「一体どうなってるんだ?!」という指の動きは
やっぱり超一流の演奏家の指導の賜物なんだろうな。


・・・・てなことで、直接お話したことはないCobaさんだが、
てるちゃんから沢山話を聞いているので
勝手に身近に感じており、勝手にファンになっている私だ。

そして、「めざましテレビ」。
インタビューの中で、アナウンサーが
「Cobaさんの、演奏の、原動力になっているものはなんですか?」
という質問をした。


フツウ、「ファンの皆様の支えです」とか
「応援してくれる家族です」とか、そういう答えが多いと思う。
でもきっと、Cobaさんは、そんな答えをしないだろうと、
私は、予想した。


予想通り、彼の答えは、きっぱりとしてて、とっても素敵だった。

「欲望ですね」


アナウンサーは、きょとんとして「欲望?」と訊きかえした。

「欲望です。表現欲、というのかな。
もっと、表現したい、・・その欲望です」

びびん!ときた。


欲望。


そうだなあ。

「わあっ。日本舞踊っておもしろおい。たのしいぃー♪」
そうやって始まって、興味をもち、
ただただ、お稽古は笑いに満ちたものだった。

そのうち、真剣に悩むようになる。
「ただただ、楽しくて面白いっていう時期はもう過ぎちゃったの。
それはあんたが、成長した証拠だから仕方ないね」と師匠に言われたっけ。


そうして、
悩んだり苦しんだり、痛かったりすることがどんどん増えている。


こんなに痛くて、苦しくて、私を悩ませるのに、
「お稽古より大切な用事」なんてものはなくて
何よりも最優先なのが「お稽古」。


痛み。苦しみ。、こっそり一人で流す涙。


こんなにも私を動かしているのは


「欲望」だ。


「こうなりたい」という夢に向かっていく
強い欲望。


欲望を持っている私はいつも喉がカラカラだ。
潤いたくて砂漠をさまよう。


胸がはりさけそうなほど欲しくて。


欲望に素直に生きていこうと思う。

欲しいものは


欲しいのだ。


欲しいものは。


手に入れたい。


欲望にまみれた私。

その思いの元、今日も身体をいじめよう。

2006年12月14日 (木)

透視?!

ろくさんの書き込みへのお返事・・・・は
大反響でした。
みなさん、同じような悩みを超えてこられたのですね
・・・いろいろなご意見ご感想ありがとうございました。
ろくさんにとっても、それから似たような経験をしたかた、
今現在、悩んでいる方にも、
参考になることが沢山あったと思います。


私のこんなつたないお稽古日記やHPが、少しでも
どなたかのお役に立っていると思うと、うれしい気持ちになります。
これからも、私なりに、いろいろ書いてまいりますので
末永くよろしくお願いいたします。


----------------------------------------------------


昨日の日本舞踊のお稽古。
高校生のまりえちゃんが、初の御歳暮体験。

初めて袱紗に熨斗袋を包んで、お渡しする。
袱紗は、今回初めて購入したオニューだ。


「絢也さん・・ど、どうやって渡したら・・」

「じゃあ練習しよう」


お稽古場の廊下の隅っこで二人で向かい合って
「じゃ、私が先生役。まずはお月謝。はい、いつもどおりに」

「今月のお月謝でございます。今月もよろしくお願いいたします」
お月謝を下において差出し、両手をついてお辞儀。


うんうん。いつもどおりだね。もう慣れたもんだね♪


「はい、続けて、袱紗。お作法はお月謝と同じだよ。
文言は、何でもいいんだけど、
 ”御歳暮のおしるしでございます。これからもよろしくお願いいたします”
って感じかな。」


その通りに練習。
うん。完璧じゃん♪


「絢也さん・・・なんだか心臓がドキドキ・・・」


かわいいねえ。
高校生くらいの女の子ってこんなに純真でかわいいんだっけ。
私もこんな風に、いろんなことに
ドキドキしていたのかな・・してたんだろうな・・・・。


大学生のみづきちゃんも、初御歳暮。
オレンジ色の可愛い袱紗とお月謝袋をひざにのせて、
ちょっと緊張の面持ち。

他のお弟子さんもお月謝と袱紗を持って、
師匠の前に進む・・・。


若い女の子たちが、こういうことを「当たり前」に
さわやかにおこなっている光景。


私はやっぱり、好きだな。
日本人なんだな。

------------------------------------------------------

さて、私のお稽古日記でござんす。


今回は、ともみさんが後見さんを
務めてくださいました。
「踊るより疲れたかも・・」というともみさん(笑)。
いやいや・・・大変助かりました!大感謝です!!


そんなこんなで、いつもどなたかに助けられて
お稽古させていただいております。
あ~本当にありがたい(T^T)。


なんとなく。

昨日は落ち着いた気分で踊れた。
あくまで気分・・・なんですが。
静かな気持ち、というか・・・。

体感として、先週のお稽古より、明らかに
音に乗れてる感じ。
こういう風に踊れると、やっぱり自分の気分もいい・・。


しかし。
それにしても。

「三ツ面子守」という踊りを一言で表現するなら。

痛い。


俗に言う、「イタイギャグ」とか、そういうんじゃなくて、
本当に、身体が「痛い」(T^T)。


太ももの痛みは他の踊りと比べてもかなりものだ。
特におかめの
「おやおやおや・・おえびすさんおひさしいねえ、
あのおまえのおいでをくびをなが~~くみじかくしてまっていたよぉ」
この部分なんて、
上半身のコミカルな動き(これは楽しい)とは裏腹に
落として、落として、さらに落として!みたいな腰の高さで
踊り続ける下半身の激痛はひどいものだ。


「まっていたよぉ~」でさらに腰を入れ 首をフリフリし、
ほぼそのままの高さを維持したまま、一端両手を開き、
片足になって首をフリフリ、両足ついて肩を落としてあごを突き出すようにするとき、
また、さらに腰を入れる・・・・。


「まったいたよぉ~」からの疲れをひきずって、
片足になった時、どうしても少しよろける。毎回とてもくやしい。


いつもここのところを踊ってる時は
身体は「・・・・・・・・修行!!」という感じだ(笑)。
太ももは爆発寸前!(^^;)


激痛と戦って、おかめ、えびすさんが終わる。
次はひょっとこ。
これはこれでアップテンポな動きを
腰を落としたまま軽快に繰り広げなくてはならない。


苦しさから、ヘンな力が入ってくると
師匠から声が飛んでくる。
「軽く!伸びないで!でも軽く!軽く軽く!力抜いて!」


わははっ(T▽T)♪
伸びないでうんと腰を入れるけど、力抜いて軽く♪
うわはっ♪せんせえ。ほんとに難しいです~♪
(結構泣きそう)


そりゃ~~お面の中の息遣いも荒くなりますです。
毎回、「ゆかいなダーズベーダー」が生まれておりますです。

焦らず、心静かになろう。
ここで、また「元気な振り」をすると踊りがアワアワになるから・・・。


でも「元気な振り」を無理して作らなくても、
「私は全然、疲れてなんかいない。平気平気。
余裕よ♪」
と自分に言い聞かせて踊る。

そうしないと、もたない。集中力がもたない。
一瞬でも気を抜いたら
お面をかぶって、視界ほとんどゼロの状態では
バランスさえとることができなくなる。


ということで今回も最後まで踊りきった。
うは~~~。
またまた私はビショビショのぼろ雑巾・・・。

師匠のお顔を見る。


師匠:「・・・・こういう手(私の癖のへんてこな手)が気になる・・
    それから・・・・ところどころ身体が左右にブレるよね。
    ブレるから、落ち着きなく見えるんだな。
    こういう手もそうだし、その身体のブレは、
    はっきり言って、基本中の基本のところだよ?
    基本はしっかりしてくれないと困るね。」


絢也:「はい。」


師匠:「自分で気をつけてくれないと。
     そういうところがしっかりすれば、また踊りが変わってくるよ。」

絢也:「はい」


師匠:「でも・・・まあ・・・・・・。
    前回よりは、多少、まし、に、なったかな。前回よりは、ね。」


絢也:「はい(ううっ!かなりうれしい。)」→思わずにこっとしてしまった・・(^^;)


うん♪やっぱり自分で体感してた通りだったな♪
前回より、確実に音に乗れてた感じだったんだもん♪
わいわい♪うれしー。


しかーーーーし。


これでは終わりませんでした。


お辞儀を終えて、一端、師匠が、リビングに戻られる刹那・・・・

まだ正座したままの私に、こういい残して去っていかれました・・

師匠:「いかにも、余裕かましてるところが、ちょっと、ね(笑)」

げええええええっ!!!!!!!

>「私は全然、疲れてなんかいない。平気平気。
>余裕よ♪」
>と自分に言い聞かせて踊る。


この部分が全部バレていた!!!


思わずあまりの図星で、師匠の顔を目を丸くしてみてしまう私!
くちびるかみしめて下を向いたら
師匠、爆笑しながら
「わっはっはっはっは!余裕は、かまさないほうが、ねえ?はっはっは!」
と・・・・のっしのっしと、去っていかれました・・・・。


お茶を召し上がって一服なさってる師匠の前にちょこんと座る私。


絢也:「せんせい・・・でもでも~。いかにも疲れてます!ってのは
    ダメでしょう?だから、だから、疲れてないように踊るのは大事かなって・・」


師匠:「ええ♪そうですよ?疲れていても、疲れてないように踊るのは大事ですよぉ?
    でもそれがさ、ホントに疲れてないように、できないと、ねえ?
    あんたの場合はさあ、本当は疲れちゃってるのがわかっちゃうんだもん。
    子供とおんなじ。子供。
    子供がさ、ホントはおなかが痛いけど、
    それを言うと遊びに連れてってもらえなくなるから
    平気な振りしてるけど、明らかに様子がおかしい、みたいな感じね。

    だから、”余裕、かましてんな~”なんだよ。
    ホントの余裕じゃないんだもん。はっはっはっは。
    まだまだ、ですな(^-^)」


絢也:「・・・はい・・・・でも・・くやしい・・・・・私の思ってること・・・・
     全部バレてた・・ここまで全部バレてるとは思いませんでした・・・」


多分、私は、師匠には、一生ウソはつけないでしょう(T^T).

全部バレます。

もう、多分、私のこと、透視されてます(T^T)

すごい。
ホントに。


うちのせんせいには、参りました。


※みづきちゃん、こないだの書き込み、ありがとね!
絢也おねーさんは、みづきちゃんの気持ちが嬉しかったぞ!

※まりえちゃん、バースディカード、ありがとう!
心がこもった手作りカードに、絢也おねーさん
目頭が熱くなったぞ!!

2006年12月10日 (日)

私が思うところ>ろくさんのカキコミへのお返事

では、先日、
ろくさん、という方からいただいたカキコミを、まず
一部抜粋で載せさせていただきます。

------------------------------------------------

 いきなり日舞をはじめて約2年の私ですが、
こちらのブログをよく拝見させていただいてます。
 
(中略)

  しかし、最近、日舞の世界にかなり疲れている私です。
日舞をやっている知り合いもいないせいか、その道のシキタリにうといので、
なにかと師匠に嫌味を言われてしまいます。
 この間も地区の文化祭で踊った後、単に「ありがとうございました」といって済ませてました。
そしたら翌週ぐらいに師匠から、
「(弟子の)○○さんはお礼に5万(!)つつんでくれたのよ。
あなたは今回着付けもわたしがやってあげたんだからその分お金がういてるでしょう、
まったく挨拶がないのは失礼よ」と言われてしまいました。

 地区の文化祭のような小さな会でも「お礼」ってするものなんですね。
しかも5万っていえばOLで1人暮らしの私には高額・・・
しかもしかも来月は師走だからまた歳暮をつつまなくてはならない・・・
 今、稽古をやめようかどうしようか本当に悩んでます。
こんなこと書いてしまってごめんなさい。
(近くに日舞をやってる友人がいないので、つい、書いてしまいました)

-----------------------------------------------

確かに、日本舞踊に限らず、
和のお稽古事の世界には、独特のしきたり、というか
マナーのようなものがあります。

これはどこにも書いていないことであり、おまけに
決まった法則というのもなく、
「ある程度の常識」にのっとって、
それぞれのお稽古場や、それぞれの流派で
「こうするのがフツウ」という、法則が出来上がっています。


だから、ちょっと人にも聞きにくいし、面倒なところもありますよね。


しかしながら、ろくさんが今抱えている問題は、
そのしきたりそのものがどうこう、ということよりも
「そのしきたりを、ろくさんに伝える」ための方法だったのだと思います。


「知らない」というのは「無知の罪」もあるのですが
「知らないことは知らない」わけで、
「仕方のないこと」でもあります。


通常なら、どなたか、先輩方が
教えてくれるはずのものですが、
ろくさんの場合には、そういう方も身近におられなかったのでしょう。
何も知らない状態で
「嫌味」と感じるようなお言葉を、他でもないお師匠様から
聞く事になり、さぞかしお辛い思いをなさったことと思います。


そこで、私のことを少々お話します。

私はそれこそ、何も知らずに、日本舞踊の世界に入りました。


おまけに、身近に、「訊ける先輩」がいなかったので
誰に訊くこともせず、なんの疑問も持たず、
へらへらとお月謝だけおさめてお稽古をしておりました。


そのうち、自分で、「あれ?」と思い始めたのは
入門して1年近く経った時のことです。


それは何がきっかけか忘れましたが
「あれ?」となぜか自然に思ったのです。


「なんとなく、私は、何かが抜けてる・・・」


そして、私は勇気を出して、


なんと、師匠に直接訊きました。


師匠は、
「わかりました。いただく立場の僕としては、
少々言いづらい部分もあるけれど、
一般的常識として、
あなたが今後、どこに行っても恥をかかないために
教えます。」


と、ご祝儀、御礼、季節のご挨拶・・そのほか・・・
あらゆる場面での、そういう「礼儀」について
ものすごく丁寧にお教えくださいました。


そして、私はその時に非常にぶっちゃけた相談もしました。
「もし、○○・・が、厳しい時にはどうしたらいいでしょう?」

師匠は
「そういう時は、誰にでもあるよね。
その時は、▽▽、っていうやり方をすれば失礼にならないし、
立派に、きちんとした形にできますよ」

と、金銭的にピンチのとき(言葉は悪いですが)には
どう対処したらいいか、という方法も教えてくださいました。


さらに微笑まれながら、
「無理をして欲しくないから。
もちろん正直言えば、いただけるのはうれしいですよ?
でも、そんなことが無理だ、って理由で
お稽古をやめられたら、それが一番哀しいから。
無理のない範囲で、やっていただくのが一番だと思っているから」と
おっしゃいました。


私は、師匠に、直接相談して、本当に良かったと思っています。


師匠自らのこのお言葉は、
あらゆる場面で、私を通して、
私の後輩たちに受け継がれています。

うちのお稽古場では、
みんながみんなの出来る範囲で、礼儀を守るべく努力し、
師匠のそういうお気持ちを知っているからか、
「義務」ではなく
「こころからの気持ちをこめて」、お贈りしているのが
はたから見ていて、よくわかります。


そして、後年、「何も知らなかった日々」のことについて
師匠にお詫びしたことがあります。
「本当に恥ずかしい人間でした。私。」
と申しあげると師匠は
「何も恥ずかしくないよ。
だって、初めてで、何も知らなかったんだから、
まったく、僕は何も思ってないよ」と
おっしゃいました。


こころからの信頼と、感謝の気持ちを込めて
そういった「しきたりごと」ができる自分を幸せだと思います。


なので、ろくさんのカキコミを読んで
胸が痛みました。


そのように・・・・
師匠や、お稽古場、そして、そこにあるしきたりに、
なにかしらの不信感を抱きながらお稽古を続けるのは
精神的に困難だと思います。


踊りが楽しくなくなってしまうでしょう。


そこで、提案があります。
まずは、不信感をなくしましょう。


お師匠様に、
「自分が知らなかったこと」と
「知るべきこと」をしっかり教えていただいてはどうでしょう?

「誰にお聞きしていいかわからないまま日々が過ぎておりました。
一度、どうか、いろいろなしきたりについて
お教えいただけませんでしょうか?」と。


そこできちんとお伺いし、
その中で・・・自分には無理なことは無理だとお伝えする・・
例えば・・・
「申し訳ございません。私には5万円もお出しできないのですが
どうしたらよいでしょうか?」と素直に打ち明けてしまう・・・。


そこでお師匠様がなんとおっしゃるか、です。


「5万というのはあくまで例だから、金額を気にするものではないのよ。
ただ、会が終わった後に、御礼をする、というのは
一般的な常識だから、覚えておいたほうがいいわね」と
おっしゃってくれたらいいな、と個人的に祈ります。


いままでの お言葉も
「嫌味だったのではなく、ろくさんにそれとなく教えてあげようとした」という
お師匠様の想いだったかもしれません。


一度、正面からぶつかって、
不信感を払拭したほうがいいです。

そうして御話した結果・・・。


お師匠様の態度や・・お言葉に・・納得がいかなかったら・・

そのお稽古場でお稽古を続けるのは難しいかもしれません。


その時は、またその時、考えましょう。


確かに和のしきたりには??な部分もあります。
しかしながら最終的には、そのしきたりうんぬんより
お師匠様の人柄についていけるか、ということになっていきます。


もしろくさんが感じられたとおり
本当に「嫌味」として、お師匠様がろくさんに
「お金をよこせ」という表現をしたとしたら、
それはもう、そんなお師匠様にはついていけません。私なら。

そうではないことを祈ってやみません。

万が一、「このお師匠様にはついていけない」という結論になっても、
どうか、「日本舞踊」そのものがイヤにならないでください。


私の師匠の自慢のようになってしまって恐縮ですが、
私の師匠のような方も沢山おられます。
もし、今のお師匠様の下を離れることになっても、
どうか、素敵なお師匠様と出会って、踊りを続けてください。


どうかどうか。


今もし、同じような悩みをお持ちの方も。


踊りを嫌いにはならないで。


お願いします。


筋肉。体力。ああ。あああ。

当初より、
「もっと低くなって!」という指示が飛ぶようになりましたので
より低くなって踊っております。

そうしましたら、
体力の消耗は、当然、
それ以前よりもひどくなりましたです・ハイ。


ペース配分をうまくできるよう努力して、
うまくやっていたつもりだったのですが、
ここまで低くなって踊り続けるには、
まだまだ、不十分な「配分」でした。


ひょっとこの、ラストのほうの早間で
くるっと周ってやっとんとん、反対周りで周ってやっとんとん。
お面をつけていなくても、難しいこのステップ。
つけているとバランスをとるのが大変。
バランスをとるためにさらに腰を落とすため、なおさら・・・。


バテバテになるのが明らか・・・。


師匠:「もうちょっと、最後まで、元気、もたない?」

絢也:「はい・・。」

師匠:「あそこの、やっとんとんのところ、
    あそこからさらに元気になるくらいでいてくれないと。」

絢也:「はい・・。」


師匠:「これで支度して踊るってなったら、どうするんだろうね?」


絢也:「はい・・・。」


師匠:「・・・いいよ?なにか言いたいことがあるなら、いいなさい?」


絢也:「いえ・・・。何もありません。」


師匠:「なに?。なんだよ。言っていいよ。」


絢也:「・・・・キツくて・・・。もう途中から・・・本当にキツくて苦しいです・・・。」


師匠:「そりゃあそうだろう。あれだけ腰を落として、
   あれだけ腰を入れたまま踊っているんだから。
    そりゃあ、キツいだろう。」


師匠は笑顔でした・・・。

「あれだけ腰を入れたまま」という言葉が
唯一の救い。

後で鏡を見ながら、お面の踊りの時の自分の格好を
お面をつけないでチェックしてみました。


そこには・・いじらしいほどに腰を落とした私の姿が(T^T)!


ここまで落として、よく、これだけ動けるようになったな・・・。
(昔は、腰を落として、腰を入れると、脚が動かなくなってしまった)


小さな自分の成長を感じて嬉しくなると同時に・・・。

動いてみて気がつきました・・・・。

ところどころ、「ポーズが曲がってる」。
身体が持ちこたえ切れてない証拠。


ああ。まだまだ身体が出来ていない。
私の身体はまだまだ、
日本舞踊を踊る身体になってない。

年をとっていく私。これからどんどん生物的には
衰えていく。


それに抗うように、自分の筋肉をいじめる。


もっともっといじめないと。
もっともっといじめないと。


苦しいなんて、言ってる場合じゃないです。


まだかけらほどの若さが残っている今のうちに、
早く筋肉を育てないと。


時間がないです。


この時期に「三ツ面子守」に出会って・・よかった・・!

2006年12月 6日 (水)

大失敗・・・・。

とにかく、とにかく・・・
「子供」に見えるように踊りたいよな・・・。


「田舎っぽい感じ」というのは、具体的な方策が見つからない・・
でも「子供っぽさ」なら
どっか、引き出しをあけて、だせないもんだろーか。


なあんて!なああああああああんて!!


なああああああああああああんて!!!!!!!


思うのは勝手なんだけどっ!!!


いろいろ思っちゃって、思いすぎちゃって!!!


私は今日のお稽古で「大失敗」してしまったっ!!!


「三ツ面子守」は長いし、なにせ、後半のほとんどがお面をかぶって踊る、という
体力的にかなりハードな踊りだ。


私の癖で、前半から飛ばしまくってしまうので、
この踊りをお稽古し始めてから、心がけていることがあった。

うまく力を抜くために、ところどころで
大きく息を吸い大きく吐く(もちろん見ている人にはわからないように)

決まったところなどで、上半身に余計な力を入れないために
必ずゆっくり息を吐いていた。


息を丁寧に吐くと、肩の力が抜けるのだ。


これと、「音に身をゆだねる」という意識は、
イイカンジで進んでいたはず、なのだ。


なのに、なのに。


今日の私は。


いろんなことを思いすぎたために。

「呼吸のリズム」のことと「音に身をゆだねる」ことが
すっ飛んでしまったのだ!!!!


ばかばかばか!!!!


「これみやしゃ~~れなああ~~~」で
「笑い」ながら後ろに引っ込んで、おかめのお面をつけよう、とした時に
自分のバカさ加減に気づいた。


夢中で息をとめているような状態で踊ってしまったために
体力の消耗がいつもの倍になっていた!!!


おかめを踊りだす。
師匠から容赦ない要求。
「もっともっと腰を落として!おなかを突き出す感じでl!」


うわー。苦しい。
ここでこんなに苦しくてどうしよう?!

踊りが進むにつれて、苦しみは当然増す。

そして、もう一つ、私はここからオオバカなことをやりはじめる。

またやっちゃった。

「なにかでごまかそう」としてしまったのだ・・・・。


こんなに疲れてしまっていることを。


師匠に知られたくなかった。どうしても知られたくなかった。


だからだから・・・・・・。


「まだまだ元気ですよ!」というふうに見せたかった。


そうじゃなくて。絢也さん。ねえ、そうじゃあないんだよ?


本当は。


「元気な振りをする」んじゃなくて。


「疲れちゃったな。よし。とにかくゆっくり丁寧に踊ろう」と思うべきだったのだ。

身体も、気持ちもいっぱいいっぱいになってしまった私の踊りは
おそらく、最近で、もっとも
「大騒ぎな踊り」になってしまった。

そして、当然、師匠に全部ばれていた。


私の「もがいているような踊り」。

師匠:「身体がもたなかった、って言っちゃったらそれまでだけど・・・。
    あっちこっち、もう、アワアワだよね・・・。
    振りと振りの間でこんな手(私の悪い癖で、時々振りと振りのつなぎ目で
    手がお留守になってしまう)、沢山してるしさあ。
    最後は、完全に疲れちゃってたしね。
    音を大切に踊ってよ。

    【他の事】は、【その先のこと】だからね?」


一つ一つのお言葉を聴きながら
「はい」と返事をする。
もう、私は、自分の不甲斐なさに、情けなくて
ふとんをかぶって寝てしまいたいほどだ(なんじゃそりゃ)。

なんで、ちゃんと、息をしなかったんだろう。
なんで、ゆっくり音をきかなかったんだろう。


それが出来た上での【その先】なのに。


私【その先】にとらわれて、自分の踊りをぶっ壊しちゃったよ。

その後ビショビショの浴衣から着物に着替えて
後ろに立ったり、お稽古のお手伝いをするわけだが
しばらく私は
「闇の中」にいるような精神状態で、
しばし、他のお弟子さんとも会話不能になっていた。


廊下で、かなり長い時間、
一人でがっくりと座り込んでいた・・・。


次は絶対にこんな馬鹿なことはしない。


「何かでごまかそうとした踊り」は、見事に師匠にばれるし、
それまでの積み重ねを台無しにする結果になるから
本当にやめないと。


ちゃんと呼吸をしないで踊ったせいで
身体のダメージもひどい(T^T)


ずいぶん身体をいじめてしまったなあ・・・・。


次は、同じ轍は踏まない!!!!

あー。もう!私!しっかりしてくれ!

2006年12月 5日 (火)

私の場合・・。

踊る親友、花柳多智雛さんが
日記に素敵な話を書いていた

出立ち・・かあ・・・。


藤間流勘右衞門派には名取試験がない。
なので、彼女が経験したようなことを私は経験していない。


そればかりではない。


みんなから応援されて名取になる・・・。
そんな晴れがましいこともなかったな・・・・。

私は・・・・。私の場合は・・・。


名取になるに到っては、
家族の中で、かなり孤独な戦いを展開していたので
名取式を無事に迎えるまでの数ヶ月は
本当に辛い日々だった。
(当時、姉を除く家族は、私が芸能界の仕事以上に踊りにのめりこむことを
理解できず、母には「亞美は頭がおかしくなった」とまで言われていた・・)

身近な人を、こんなに不愉快にさせて、
名取になろうとしている自分は、あまりに自分勝手であり、
私が踊りを続けることは、人を不幸にすることなのではないだろうか?
と真剣に悩んだこともあるほどだ。

それは春を迎える少し前だっただろうか。

お稽古場の更衣室で
「私が踊りを続けると・・・みんなが不幸になるのかな・・」と
ぽつりとつぶやいた私に
いまや「大事な妹」である、後輩のお弟子さんのまなちゃんが
言ってくれた言葉を思い出すと
今でも私の目には涙がこみ上げる。


「あみさん・・!なにいってるんですか!
あみさんのおかげで幸せになってるひとが沢山いるんですよ?
そんなこと言っちゃいけません!
私もそのひとりです!!あみさんのおかげで、
私がどれだけ幸せになったか!
あみさんは、みんなを幸せにしてます!絶対に!」

私はまなちゃんのその言葉を聞いて
座り込んでボロボロ涙をこぼして泣いてしまった。

そして夏を迎えた7月。

またまた私はまなちゃんに泣かされる。
名取式の日取りの連絡が届き、
名取の名前が「藤間絢也」に決定した直後のことだった。


まなちゃん:「あみさーん。これ。お荷物になると思うんですけど」。


まなちゃんに渡された、白い箱に入った
「藤間絢也さん。おめでとうございます」というプレートが乗った
フルーツケーキを見た瞬間、
また私はお稽古場の更衣室で号泣。

恵里ちゃん(多智雛さん)は何度もメールをくれた。

私の苦悩をよくご存知だった名取の大先輩、豊勇さんは
お祝いを包んでくださり、
そのお気持ちが嬉しくて、おいおいと泣いたら
豊勇さんも涙をぼろぼろこぼして一緒に泣いてくださった。


そして、9月という微妙な季節に、着ていく晴れ着を持っていなくて
悩んでいた私に、
とある舞踊家の先生が助け舟を出してくださった。
一式、すべてお借りすることができた。


そのお着物をお借りする日、大きな風呂敷包みを運ぶのを手伝ってくださいながら
満面の笑顔で送ってくださったK先生。


そして名取式当日、着物を着付けてくださった真起子先生・・・


紋付羽織袴すがたの師匠の運転で
家元のおうちへ向かう車から見えた景色・・・


決して派手ではなかったけれど。


いろんな人にそれぞれの場面で
私も応援していただいたなあ・・と振り返る。


素敵なお祝いをくださった
同門のお弟子さん方・・・・。
先輩のお弟子さん、後輩のお弟子さん・・・本当に
気持ちのこもった沢山の素敵なお祝いをいただいた。

そうして。


「文売り」で名披露目をして。

ようやく、私の家族が、
「私が藤間絢也になる」ことを受け入れ、認めてくれた。

いまや、私が日本舞踊をやっていることが
「当たり前」になり、
「私にとって、お稽古がすべての最優先事項」であることも
「当たり前」になった。

「いつか、周りも認めてくれるから」

苦しんでいた私におっしゃった師匠のお言葉は本当だった。


自分がこれだ、と決めた道を進むのは孤独だけれど
必ず、誰かの応援があり、
誰かが支えてくれる。


そして、その気持ちが「本当に本物」ということが
周囲にも伝わる。


私はこれからも、そうして、歩いていくだろう。


果てしなく孤独だけれど、
孤独だけじゃない。


ひなちゃんの日記を読んで。
あらためて、どういう想いで名取になったのかを・・・

思い出したのでした(^-^)

2006年12月 4日 (月)

そして新たな・・・・。

音をとにかく「一杯使って」踊る。
音に身を任せる。ゆだねる。
今まで以上に腰を落とす。

「足を広くしてもいいからもっと!」という師匠のお言葉に従う。

この踊りを踊る、ということには
いい意味で「慣れて」きたけど、
体力の消耗は日増しにひどい(T^T)!!


最後まで踊りきったあとの私は、もう、ホントにぼろ雑巾のようだ(T^T)。

バケツの水をかぶったような顔。
お面につぶされてぺちゃんこになって、汗で張り付いた前髪。
色が変わるほど汗をかいた浴衣・・・・。

こんな顔を真正面から師匠に見られつつ・・・
正座して、師匠のお言葉を待つ。

師匠は静かに口を開かれた・・・・。


師匠:「うん・・・・・。なんというか・・・。田舎っぽさがないんだよねえ。」


新たな課題を「ばば~~ん!」と印籠のように突きつけられた瞬間だ!!!

師匠:「お嬢さんぽいっていうかね。ところどころ、妙に気取って見えるし。
    ・・・・・っていう言葉ほど、いいもんでもないし。
    (=お嬢さんぽいっていう言葉から受ける響きは一般的に
     あまり悪い響きではないですが、この場合は、決していい事じゃない、と言う意味)

    ホント・・・なあんか、一日だけ人生経験のために
    子守のアルバイトしてるみたいなんだよなあ。」

んっ!!(T^T)!!!

師匠:「この子はもう、こんなことにすっかり慣れちゃってるひとなんだよ。
   慣れちゃってる感じがでないかなあ。
   僕の言ってる意味、わかりますか?」

絢也:「・・・・はい・・・・おっしゃる【意味】は言葉の上ではわかるのですが・・・・。
    じゃあ、どうしたらいいか、が・・・・・・・」


師匠:「ピンとこないんだろ?」


絢也:「はい・・。」


師匠:「まあ・・・ね・・・。」


「そうだろうなあ」という師匠の微妙な笑顔・・・・・。

師匠が新たに出してくださったこの課題は
またさらに一段と
「こうすればいいんですよ」という法則のないものだ。


まさに「芝居」だ。
「10センチ腰を落とすと、田舎っぽく見えます」
そんな「算数」みたいなわけにいかない。

私が女優として悪役を演じてきて
「こうすればワルに見える」という演技のやりかたは
誰が教えてくれたのでもない。
いろいろなものを見て、感じて、その上で
「自分で生み出した表現」だ。


ただし、「悪い女の私」というのは
「引き出し」に入っていたので、それを取り出すことができた。
それを応用したり、肉付けしたり、アレンジしたり。


しかし。


「田舎っぽく見える」という表現は、女優としても
演じたことのないものだ。チャレンジしたこともない。


自分の引き出しに入ってない。確実に入ってない。
入ってないなら、どっかから持ってくるか、
自分で作り出すしかない。

んんー。厳しいっ。
技術を身につけながら、表現も。


またまた大変だ。

師匠はすごい。当たり前だけど、すごい。
師匠がちょっとだけ見せてくださる「仕草」は
もうあっという間に「田舎娘」の匂いで一杯だ。

かと思えば「藤娘」のお手本では少女の可愛らしさを表現し、
「景清」では、惚れ惚れするほどの勇ましい姿を見せてくださる。
演目、役に応じて、色男、悪者、娘、傾城・・・・・
あっという間にそれらが「表現」される。


まさに
変幻自在だ。


踊りの形や動きが美しい、ということに加えて、
「表現力」がある・・・・・
それが、私がよく言うところの「温度のある踊り」。
だからこそ・・・・
私は師匠の踊りに強く憧れ、
・・・・・・それゆえ、踊りにハマって
人生がひっくり返っちゃったわけだ・・・

ひとりの人間の人生をひっくり返すだけの表現力。


そりゃあ・・すごくて当然・・・・。


すごくて当然だけど・・・・

師匠はどうやってご自分の引き出しの中身を増やされたのだろう・・?

イメージ。

イメージ・・・かな・・。

イメージする力・・・・・。


んんんんんんん。・・・・

「表面的なこと」をやってはいけない。
それは師匠がもっとも嫌うこと。


そういえば、「藤娘」の時に・・・


「おなかの中に、一杯しまってきて。
ちゃんと、気持ちをおなかの中に入れて。
でも顔に出さないでよ。
顔で踊ったら全部台無しだからな」

おなかの中に仕舞ってくるもの。

「三ツ面子守」の女の子を踊るために


おなかに仕舞うものは・・・なんだろう・・・・?


2006年12月 3日 (日)

まあたまには

まあたまには
このくらいの衝動買いはします。


すごい安いので値段は内緒(^-^) 

帯上げと帯締めは 絶対に正絹。 正絹のグッズを買うと 気分がいい♪


着物も全部正絹… って言ってみたい(^^;)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »