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2007年3月

2007年3月30日 (金)

いい気になってたら(^^;)

下駄を初めて履いて踊った日。

意外と怖くなく、
想像していたより滑らず、
そんなに恐れていたほどよろけず、
・・・・ってところでいい気分になっていた私だった。

その日、お稽古が終わって

絢也:「下駄、気分がいいですね♪なんか、
     楽しいです♪」

とニコニコしていたら、


師匠:「・・・ふふん・・・気分がいいなら、いいけどね・・・。」

と非常に微妙な緩い笑顔を浮かべられたので
ちょっと気になってはいた・・・。


かすかなイヤな予感はしていたのだ・・・。


そうして迎えた2度目の下駄のお稽古。


ほおら!予感的中!
わははっ!(涙)


いい気になってたら、ほれほれ!


師匠:「ただでさえ音が大きく出るから。
    ちょっとでも間がはずれるとものすごい目立つから。
    踏む時は思い切り気をつけないと。」


うひゃ~~。


師匠:「そんな強く踏むと、音がおかしくなるから」

あひ~~。


師匠:「下駄の刃。二つあるでしょ。同時に鳴らさないとだめ。
    変な風に踏むと、がちゃっ!って
    刃が同時に鳴ってない音になるよ」


あれ~~~。

下駄を脱いだ後も・・・・


師匠:「妙に小器用に踊ろうとしない!」
    「伸ばすところはしっかり伸ばす!」
    

わあー。


師匠:「綾竹。まあ、振りを覚えたばかりだから仕方ないけど。
    そんな一所懸命にならない。
    持ち替えのやり方がなんか、無駄。
    難しそう~~な踊りに見えるよ。
    それから、綾竹の動きに夢中になると
    手がお留守。こういう・・なあんか変な手の形になる
    その手、なんとかして。」


うわあああー。


師匠:「もうちょっと、全体的に小さく踊って。
    手とか大きく使いすぎるから可愛くない。
    【子守】の【お姉さん】が来ちゃったみたい。
    大人の踊りになっちゃてるよ。子供になってくれないと」


がひ~~ん!

・・・・・・・とゆーことで。


いよいよ、ここからがスタートと、言ったところだ。

振り入れの初日から、先々週くらいまでは
ただひたすら楽しくて面白くて愉快だった。


先週くらいから、「どっさり」と
細かく深いご注意をいただくようになった。


「ひたすら楽しくて面白くて愉快」だった期間は
完璧に終了。


すでに、かなり、しんどさを感じている。
「子守」
ものすごい難しい踊りだ。


ああ。ああだけど。


入門して2年くらいのころだったか。
先輩の名取さんが「子守」をお稽古なさってて
よく後ろに立たせていただいていた。


まず清元の音が取れなくて「なんじゃこりゃ」だった。
そして、振りも
「なんじゃこりゃ」だった。


さすがに「なんじゃこりゃ」ではなくなっている
(当たり前か・笑)


小さく成長してる、ってこと。
だから、

こっから、また成長すればいい。

さあ、戦うぞ。


楽しんで戦うぞ。


うな子とともに!


     

2007年3月28日 (水)

母娘共演に向けて。第一歩。

Photo_5

本日、笹木美きえ師匠のご自宅にお邪魔し、
母と、初めての「お稽古」をしていただきました。


美きえ師匠は、市販されている「春日の小唄」のカセットテープに
収録されている「沓掛時次郎」の曲を
耳で聞いて、三味線譜を起こされ
(さすがプロは違う・・!)
まず、唄なしの三味線だけのテープを録音してくださり、
母はしばらくそのテープで、「独りお稽古」をしてまいりました。


そして、本日、初めて
美きえ師匠の演奏と母の唄を「合わせる」運びとなったのでした。


お伺いする際、案の定道に迷った、
方向音痴のDNAだけはバッチリ一致している母娘を
美きえ先生が颯爽と自転車で助けにきてくださる・・という
「ずっこけ」からスタート(^^;)
(美きえ先生、すみませんでした・・・・)


お茶をいただき、ほのぼのと会話を楽しんだ後、
早速「お稽古の開始」です。


写真はその光景でございます。

腰と膝の悪い母は、正座をするのが辛いので、
美きえ師匠のご配慮で、椅子に座らせていただき・・の状態です。


最初は軽く合わせるところから・・・


母の小唄を聴くのは何年振りでしょう。


そして美きえ先生の見事な三味線演奏に
いかに美きえ先生が
今回のために、お稽古してくださったか、がわかり、
私は、もんのすごい感動。


よこに座って、二人の「演奏」を聴きながら
思わず目頭が熱くなり、
涙をこらえるのが精一杯で
私はずっと下を向いていました。


母:「・・昔は六本(三味線のキーの高さの単位は”本”)
   で軽々声が出たんですけどね・・
   年ですね・・・・六本だと高音がキツイですね・・」

美きえ先生:「そうですね。お稽古していけば出るようになるかと思いますが・・」

母:「五本で試していただいてもよろしいでしょうか」

美きえ先生:「じゃあ、五本で。」

美きえ先生が調子笛をピーピー♪吹きつつ
「五本」とやらに調子を合わせます。
(私はちんぷんかんぷん)


美きえ先生:「じゃ、五本で、一度、行って見ましょう」


再び、唄う母。
キーを変えてもすぐ唄えるもんなんだ・・・
はー。(ちんぷんかんぷんの娘はぼけ~~っ)


母:「五本がいいみたいですね」

美きえ先生:「ええ、じゃあ、五本でいきましょう。
        で・・・ここのところの、間が早すぎますよね・・
       ここ、いってみましょう・・・・」


小さな調整が始まります。


母:「ああ。私、ここのところ、唄がちょっと流れてますね。」

美きえ先生:「そうですね。ここは、この音を聞いてから、
        こういう感じで・・・」

母:「はい・・(変な紙に私には理解不能な記号のようなものを入れていく母)
  ~~~♪♪~~~、あ、こんな感じですね」

美きえ先生:「それでいいと思います。だんだん合ってきましたね」


(^^;)??????
どこが悪くて、なにが「流れてる」のか
さっぱりわからず、またまたぼけ~~っとする私・・・。


テープに一度録音。
そして、それを二人で聞いて、
またまた調整。


そして、いよいよ、私が踊りのお稽古に使うための
「デモテープ」の録音に入りました。


二人の緊張感が伝わり、
私も何だかドキドキ・・・。


さすが、現役プロの演奏家と
元プロの唄い手。


無事に録音は終了。


二人は笑顔。


美きえ先生:「とりあえず、これから、ですね♪」

母:「そうですね。とりあえず、ここから、ですね♪」


実は真剣なお稽古の合間に、
美きえ先生と母は
小唄の話で盛り上がり、なにやら
「あ~~あれですね!」とか
「あ~~わかります!そういうのって辛いですよね!」とか
言っては笑い転げて・・・


まったくちんぷんかんぷんな私ですが
二人が笑ってるのがなんだか嬉しくて一緒に笑ったりして(笑)。


よかった。
何はともあれ、「初顔合わせ」は、大成功。


今後、母は、少しの間ですが
美きえ先生に、お稽古していただくことになりました。
美きえ先生は
「私もとっても勉強になるので、得しちゃってるんです♪」と
笑顔でおっしゃってくださいました(T^T)


明るい時間から暗くなるまで・・・
長い時間、お付き合いくださり
もう、その、心意気に感謝感謝でいっぱいです。
美きえ先生、本当にありがとうございます。
そして、これから本番まで、
母のこと、よろしくお願いいたします。

帰りは、途中まで、
「方向音痴DNA母娘」を、わかりやすいところまで
送ってくださり・・・・・(T^T)
今日は何から何まで本当にありがとうございました・・・。


母の夢に向けての第一歩を踏み出しました。

ああー。
いよいよ。だな。始まったぞ!!!


師匠がどんな振りをつけてくださるのか。
そして・・・・・私はどこまで踊れるか・・・・・・・・。


楽しみと、不安が混ぜ混ぜになった
不思議な興奮をしている私であります。


----------------------------------------------

帰路、母が弱音を吐きました。

母は「六本で高音が出なくなった」ことが
ことのほかショックだったようです。


母:「くやしい・・・。声が・・・・・・でない!」

あみ:「えー?だって本気で唄うの、何年ぶりだよぉ?
    声帯が、慣れてないだけだよ。
    鍛えていけば8月までに、いい声が出るようになるよ。」

母:「ねえ、正直に言って。私、今日、ダメダメだったわよね」

あみ:「そんなことないよぉ。でもぶっちゃけ、
    そりゃー、むかーし聞いた声よりは、出なくなってはいるよね。
    でも、久々なんだから当然でしょ?
    出るようになると思うから、大丈夫だよ。」

母:「不安だわ。プレッシャーも。」


そして、蕎麦屋に入る二人。


母:「ちょっと、さっき録ったテープ、聴かせて!」


テレコに耳を当てて聴く母。


母:「・・・・んん・・・ここの伸びが足りない・・・
   ここはごまかしちゃってるわ・・・・・
   ここは、もっと・・ここまで伸ばさないとだめね・・・」


独り反省会in蕎麦屋(笑)


あみ:「あ、ここ好き。ここの声いいよね。」

母:「うん。ここはいい。この辺はさすが、私、上手いわね。
   なかなか普通は、こうはいかないのよ(^-^)」

こういうときの、母が好き(笑)


こうして、ブツブツ言いながらも
反省したり、自分のいいところを確認して
ほっとしたりして、
母もなかなかどうして、楽しそうでよかったです。

それにしても、こうして、
実際に「動き」が始まってみると・・・

やっぱりこれは
私たち母娘にとって、「ビッグプロジェクト」なんだなあ!という
ことを実感しております。


このビッグプロジェクトを
お許しくださった、師匠。


もう、もう、感謝感謝、ひたすら感謝なのでございます。

2007年3月27日 (火)

私の師匠。私の仲間。

歌舞伎座の「日本舞踊協会公演」に
行って参りました。

歌舞伎の午前の部は平気で遅刻する私ですが
師匠がご出演なさる会に遅刻なんてありえません!

15分前に席に着席・・・。


第一部の序幕。

長唄「風林火山」。


幸せな時間、でした。

あ~~~~~~~!!!(絶叫)


幸せ、だった!私!


神様、ありがとうございます。


今更ですが。
何度も言ってる「今更」の台詞ですが。


舞台の上の師匠に、
またまた私は幸せにしていただきました。


細かく、多くは語りません。
作品も素晴らしく、
師匠も素晴らしく・・・・・。


私の大好きな場所。歌舞伎座。
その大好きな歌舞伎座の舞台におられる師匠。
大好きな歌舞伎座の花道に立っておられる師匠。
そこで展開される、大好きな師匠の踊り。


それを目の当たりに出来る弟子の幸せ。
くっくっ・・・・・く~~!!
言葉にしきれない!!!!(悶絶)


その感動の余波を抱きながら
酒好き数人の弟子たちは
踊り」に酔いしれ午前様!
(昼の部終了から飲み続けました・・)


笑い転げ、語り合い・・・・・・・・。
いい仲間♪

お弟子さんの仲間たちも
最高!!


最終的に、私の母が経営する店にたどりつき
みなでまたまた飲み明かしたのでした。
母が
「いいわねえ~~仲良しなのね~~♪」と
感動してました。

そう、確かに、私たち、
師匠という人を真ん中においた状態で
全員超なかよしだわ。


いい師匠を持って、よかった~~!
いい仲間を持って、よかった~~!

しあわせ~~!!

みんなありがと~~!!


---------------------------------------

プロの舞踊家の踊りを見るといつも思うこと。


「・・・・・・・私の踊りは、
・・・・・・まだ踊りと呼べない・・・・」


まったくもって私の踊りなんて、踊り以前だ。
卑屈な気持ちで言っているのでも
いやらしい謙遜でもなんでもない。
客観的に見て、そう思う。


自分の立っている位置と、
目指す位置との長すぎる距離に愕然とする。

無理なのかな。やっぱり。

小さな絶望もする。


私が、なりたい私になるのは、
無理なのかな。


多分無理だと思う。
無理だと、知っているのだと思う。


無理だとあきらめてる。


だけど、普通の「あきらめ」と私の「あきらめ」はちがう。


「諦念」という言葉がある。
私の大好きな言葉の一つ。

諦めから、始まるものがある。

「絶対に無理ジャン」と知ったところから始まる。


「無理ジャン。じゃあ、この無理を、
どうしてやろうか。」


私は諦念の末に


「この無理ととことん戦ってやろう」と思っているのだ。


絶対に無理なことと戦うのは
無意味かもしれない。


でも、諦念の末、たどりついた私の思いは
「無理だろうがなんだろうが
とにかく、そこを、目指したい」という情熱だった。


年齢、体力、そしてこの膝。


キツイことは多い。


けど。


あたしゃ、目指します。
とことんいって、ダメなら、また考えればいいんだもん。

こんなに踊りが「好き」という気持ちには
一点の曇りもありません

2007年3月26日 (月)

下駄がゲタゲタ~~♪

膝痛については、
師匠にもかなり、ご心配をおかけしていました。
ご心配をおかけしてることに
気が付いてなかった
「親不孝な娘」(取立て師匠と名取は親子の関係)
です。
この場を借りて、本当に申し訳ありませんでした。
先生。ごめんなさい!!!


「自分のことを一番大事に出来るのは誰?
自分でしょう?」


このお言葉は胸に響きました・・・。


おうちに帰って、一人で泣いてしまった私(^^;)
実は、膝のことで、かなり精神的に参ってました。
毎日しゃがむたびに、哀しくて。


で、例のMUSASHIを多めに飲み、
ストレッチの時間を増やしました。
お風呂の湯船にも長めにつかって・・・。


そうしたら。


昨日の朝。

私の膝。少し、楽になっていたのです。


ひっかかりはあるものの、「痛くない」。


おおっ?MUSASHIが!?効いてきたのかあ!?
ここ最近で一番いいかんじ!!


お稽古場に向かう足取りも軽く♪


師匠に、膝の調子がいいことをお伝えし、
お稽古に入りました。


冒頭のすっころんでから、
「お月さんいくつ♪」まできたところでテープが止まりました。


師匠:「下駄、履いていいよ」

絢也:「え?!」

師匠:「下駄、履いていいから。
    じゃあ最初から。」

うわっ!!!下駄だ!!やったあああ!
初めての下駄だあああ!!!
師匠が下駄を履くことをお許しくださった!!


怖くて嬉しい!!

お稽古場の小道具置き場から下駄をお借りし、
カタカタと、再び走り出る私。


お。おお。


正直な感想。


怖いけど、
想像していたより、は、怖くなかった!!
初めて草履を履いたときより、怖くない。
(草履はすべるのでホントに怖くて泣きそうになったっけ・・・)

そして、なんだか、気分がいい♪
踏んだ時の音がいいからかな♪


余っていた間が、「はまる」。
・・・・・・・・・なるほど・・・・・・
下駄を履いて、成立する間で振付けられているんだ・・
すごいなあ・・・やっぱり・・・・・・・・


ちゃんと下駄を履いて踊れるようになるにはまだまだ。

だけど、最初の一回で、
気分がよかったことは、とてもいいこと♪(だと思う)


カメの歩みではございますが。


徐々に、進んでおります。
とりあえず、綾竹も間違えずに踊れるようには、なりました。

しかああああし!!!

やればやるほど、あちこちアラが出てきて・・・・・


って・・・・・・・・まだ始まったばかり・・・。


これから、ですね!!!!


膝痛がもうちょいよくなったら
いよいよ裸足でお稽古も始めなくては。


はー。がんばろ

--------------------------------------------------

いよいよ明日です。

歌舞伎座。


嬉しくて。わくわくです。

2007年3月22日 (木)

「うな子」

へんな題名(笑)
しかし、今の私に欠かせない二つの存在・・・・


■「うな子とねんねこ」

この写真。これが、今、
私と一緒に清元「子守」に「出演中」の
うな子と、ねんねこの正体だっ!!!


Pic_0586

えー。なぜ「うな子」かといいますと・・。


話せば長いことでして・・・・・


・・・・・って・・・

体が長いので・・・・・・・・・・・・・・「うな子」(うな、は、うなぎの、うな)・・・・・


それだけ・・・・・・・(^^;)・・・・・・・・

※実はこの子は背負うには、ちょっと小さかったのです。
師匠より「なんか、つけたして、大きくしなさいよ。
背負いやすくなるから」といわれたので・・・


足にバスタオルを丸めて縫い付けて、
「全体を長く」したわけです。


師匠:「ああ。うん。そのくらいの大きさならいいよね」

よかった♪。


「なんでこの子、ここ、こんな風になってるんですかあ?」


そんな、誰かの無邪気な一言。


絢也:「ああ、ここ、長くしないと、背負った時、紐に
   届かないから、バスタオル縫い付けたのよ。
   すっかり、体がながくなっちゃってねえ~~
   うなぎみたいになっちゃったのよねえー
    ね、うな子ちゃん♪あ、今日からこの子はうな子って
   名前にしよう。よし、うな子!」


このばかばかしい私の、センスのない発想が
思いのほか皆様に受け入れられ、
その日から
「あ、うな子だ~~こわ~い」とか
「うな子ちゃん♪」とか
みんなに呼んでもらい、お稽古場のアイドルに成長しました。


うな子を背負ってねんねこを着た私の姿は
また後日UPしますね!!

2007年3月21日 (水)

藤
お稽古場の近くの 造花のお店の藤棚。

造花だけど綺麗(^-^)

これからお稽古。 幸せいっぱいの一枚♪

2007年3月20日 (火)

明日はお稽古ですよ~~ほほっ♪

ひゃっほ~~(叫ぶ)♪

お稽古だわ~~!
らんらんらんらん♪
るるるるる~~!

膝?ええと膝はですね。


完治してません・・・です・・が
踊れます。
大丈夫!(^^)v

踊れることは、生きている証。私の命。


綾竹。
ずいぶん、頑張って、浚った(頭の中とボールペンで)。

止まらないで踊れますよう!

そして「うな子」に会えるし(笑)。
あ~うな子が背負いたい。
うなこ~~~!!→ バカ


うな子の感触が背中によみがえる・・・。
今頃黄色い風呂敷につつまれ
お稽古場の押入れで眠っているうな子に
想いをはせる絢也なのであった・・・・。(笑)

2007年3月15日 (木)

お稽古がお休みの週。の、「お稽古」

・・ったって家では踊りません(^^;)。


実は私、普段家で「しっかり踊る」お稽古は
あんまりしません。


もちろん、舞台が近づいてきた時には
やります。
ソファの上に小道具並べて、
「一生外で着ないであろうヨレヨレの浴衣」や
「半襦袢の上だけ」(下はスエット・・・でも足袋は履く・・)を着て、
テープかけて、通して数回踊ります。
師匠がおられない(家にいるはずがない!)ので(当たり前だっての!)
止めないで踊るので、疲れる!

独り言言いまくりで、
「ここ!だめじゃん!」とか怒りながら
踊ります(^^;)

通して踊るのはせいぜい3回が限界。
(このあと、お風呂に飛び込むのが快感♪♪
お稽古場にもお風呂があったらいいな~~♪♪)


舞台が近づいてない、
「ふつーの日々」で私がする「自主お稽古」は
一日一度「振りを浚います」ってだけです。
しっかり踊りはしません。テープ聞いて、浚います。
(ご存知のとおり、主に、道と電車にて・笑)


姿勢とか首とか手とか、
そういう「形」はお風呂に入る前に
洗面所の鏡の前でちょこっとチェック。


ホント、その程度です。


特に今週は、今膝がヤられちゃってるので
ホントに自粛。
テープ聞いて、頭で浚うだけにしてます。
貴重な「休息」と思い、とことん休ませております・・


が・・・

くだりの階段が・・・・・・・辛い(T^T)・・・・


これ・・・・急に・・・・ある日治るのかな・・・・・・・・。

そんなこんなで、特に「綾竹」のくだりを中心に
頭でさらっておりますが(ボールペンも活躍♪)
繰り返してるうちにすこ~~しずつ、「つながって」きたような。


せめて頭でつなげておかないと・・・
次回のお稽古で、なんとか
なんとか、メチャメチャでもいいから
止まらないで踊りたい・・んだもん(T^T).


---------------------------------------

歌舞伎座で師匠が踊られる日も近づいてまいりました。
(^^)へへっ♪
みなさまよろしくでございます♪


そういや、私、
年に何回か、師匠に、
「私がいかに師匠の踊りが好きか」ということと
「師匠の踊りのこんなところが好きだ」ということを
とうとうと「演説」してしまうことがあります(笑)


絢也:「先生の、○○の時の、あの、△のところなんて
    く~~って感じで、たまらないんですよねえ♪」

師匠:「はあー。」


絢也:「あと!やっぱり、こーゆーポーズの時の
    先生の背中の線♪いいんですよねえ。
    ホントに後姿の美しさには見とれちゃいます♪」


師匠:「そうかねえ。そりゃーどぉも。」


絢也:「ホントに、だって、とにかく、もう・・・そうそう・・
    あーだこーだで、どーのこーの・・・・
    (くどくどと、とにかく師匠の踊りの好きなところ
    ならいくらでも出てくるので、喋り続ける)」

師匠:「・・・・そんな、たいしたもんじゃーないと思うけどねえ。」


絢也:「そんなことありませんっ!」


師匠:「いやー・・だってさあ・・・
    (と、師匠は、謙遜され、ひたすら
    私の褒め言葉を否定しはじめる)」

絢也:「せんせいっ!」


師匠:「はい。(^^;)」


絢也:「私がっ!私が【好き】って言ってるんですからっ!(T^T)
    私が【そう思って】るんですからっ!!
    私が思ってることをそんなっ!否定なさらないでください~~!」
    
 

師匠:「はあー・・・。まあ、そう思っていただいて、
    ありがたいですけどねえ(笑)。はっはっは。」


私がかなり真面目に「演説」してるのに~~!(T^T)


・・・ん?・・・・


弟子にベタ褒めされても、嬉しく・・・・・ないか・・・(^^;)


まあ、いいや(何が?)


とにかく!


もうじき師匠の踊りが舞台で見られる。
もう、こんな嬉しいことはない。


師匠のご出演の演目が始まる直前の
三味線の調子あわせの音が響き始め、
「チョン」の音とともに
幕が開く、あの瞬間のなんともいえない時間が大好きだ。


たいてい私は、ドキドキして、
前の席の椅子の背もたれを
思わずつかんでしまう。


師匠が舞台に登場する。


そこからは、「師匠の踊りの世界」に
連れて行っていただく。

そして、その至福の時間は
あっという間に過ぎていってしまう。


見終わった後の、あの満足感。
もっと見ていたかった、という物足りなさ。


周りのお客様に向かって
「今の!今の見ました?!
あの方!私の師匠なんですよ!おほほ」と
自慢げに叫ぶ。
もちろん、心の中で(笑)。


実際に、見ず知らずのお客様が
「今のよかったわねね」とか
「さすがプロは違うわね」とか
「この藤間達也って人、すごいうまいわね」とか
言ってるのを聞くと、
もう、その人に駆け寄って
抱きしめてキスしたい気分になる。

舞台の上の師匠に、また、「会える」。

うっれしいな~~!!

2007年3月 9日 (金)

くー。綾竹苦戦中

くーっ!
綾竹のくだり!

覚えが悪い!!!!!

似た動きが続くのと、
扱いの難しさに振り回されるのとで、
まだ、振りの順序、ちゃんと入ってない!!


「どっちだっけ?!」
「次なんだっけ?!」

一瞬でも迷うと、このくだりは
次から次に振りが追っかけてくるので
踊りが続けられなくなる。


師匠のお顔が
「もう!」というお顔になっている(T^T)。


師匠:「止まんないでよ!とにかく踊り続けてよ!」

すみませんすみません師匠(T^T).

綾竹のくだりの手前までは、
ほぼ「振りを思い出す」という
作業が必要じゃなくなった(ほっ・・・・)
とっても順調に覚えられた・・・・


それなのにそれなのに・・・・
くっそう・・・・(T^T)・・・・・・
く、くやしい・・・・。


師匠:「はやく、ここんところ(綾竹)、
    振りを思い出さなくていいところまで行って。
    とりあえずそこまで行ってくれないとさあ。」


私は泣きそうな顔で師匠に申しあげる・・。


絢也:「あの・・先生・・・・。
    私、ところどころすっごい適当に
    覚えてるところがあって・・・
    ”やっとんとん”なのか
    ”やっちょこちょん”なのか、混乱してるところが・・」

師匠:「どこ」

絢也:「この・・・ここんところ・・・・私
    やっとんとん、でやってて・・でも
    なんか違う気が・・」

師匠:「そこは”やっちょこちょん”」


絢也:「でもここは・・”やっとんとん”・・?」

師匠:「そう、そこは、”やっとんとん”」

絢也:「ああーどうしよー。」

師匠:「もうどっちでもいいよ(笑)
    正直言って、ここのくだりは
    勢いだから、もうとりあえず、どっちでも
    なんでもいいから、止まらないで踊って。
    細かいところはそのあとの話。」


はい・・・・・・。

よおし!とにかく!が、がんばる!

そういやあ、先日のお稽古では、
綾竹のところの
ある箇所で、完全に「踊りを作って」しまった(^^;)

師匠:「なにしてんのぉ。
    そんなところで首なんか振りませんよ~~!」


あはは・・・・・
続きがわからなくて・・・
でも止まっちゃいけない・・・・し・・・・
何していいかわからないので
首をふってみたら、オオハズレ(爆笑)


でも、踊りを作ってしまった私に
師匠は怒った顔はなさらなかった。


私が止まらなかったから。
踊りを作ってしまったけど(苦笑)
止まらなかったから、
「怒り」はなさらなかった。


そう、この日記に、何度も書いてるけど。


師匠は、私が途中で、踊りを止めてしまうことを
最もお嫌いになるのだ。


過去に、踊りを途中で止めてしまった時に
師匠がご自分のふとももをばしばし叩きながら
「な、ん、で!やめるのっ!!!」と
ものすごいお怒りになり、
見たこともない怖い目でにらまれたときの
あの恐怖がよみがえる。


次のお稽古のときは。


とにかくとにかく踊り続けられるよう。

綾竹のことで毎日頭が一杯。
結構追い詰められてる私。


だけど、すっごい楽しい!
追い詰められるのも、幸せ♪
(マゾ・・・)


2007年3月 7日 (水)

お稽古用小道具の効果

K永さんが提供してくださった
赤ん坊(の代わりになるお人形)と
ねんねこ。

この効果は、はっきり言って、すごい。

この小道具を装着する初日は、
装着方法がわからなかったので、
師匠に赤ん坊を背中に乗っけていただき、
後ろからねんねこをかけていただき、
紐を結んだ。


その次のお稽古のとき、
本舞台のお稽古用の裾引き衣裳をつけていただくように
(師匠がいつも着せてくださいます)
師匠に、「せんせい(^^)。ねんねこ、お願いします」と
にこにこと側に寄っていった時、
師匠より、「自分ひとりでやんなさい」と言われた。


ぎょっとして師匠のお顔を見ると、
「昔の人は、ひとりで赤ん坊を背負ったんだから、
自分でやんなさい。」


一瞬、「先生・・・面倒なのかな・・・」という想いがよぎったことを
ここに告白する。
(ごめんなさい!)


もちろん、当然、そんなことではなかった。
だって、本舞台の裾引きのほうがよほど面倒な作業なのに
師匠は、いつもいつも丁寧に
着物を着せてくださっていたから。


師匠の意図は、ちゃんと、あった。


前かがみになって、赤ん坊を背中に乗せる。
そのままねんねこを羽織るのが、
かなり大変で、ねんねこの袖などに気をとられているうちに
なんども赤ん坊を落っことした(^^;)。


それでもなんとか、ねんねこを着て、
紐を結び終え、
鏡に映る自分を見た。


「あかちゃんを背負ってる私」がそこにいた。


自分で背負ったのだ。
一所懸命、背負った。
自分で背負ったということが、
背中にいる存在に対して、想いを強める。


急に、いとおしくなった。


そして、この踊りの冒頭は
みそこしを使って何度か赤ん坊をあやす振りがある。


前回、素晴らしいビデオを見せていただいたとき
師匠がおっしゃった。


「この踊りのすごいところはさ。
いつも、この人が『赤ん坊の存在』を忘れてないこと。
どんな振りのときも、ちゃんと
赤ん坊のことを考えてるでしょ。」


その「かけら」がほんの少し、私にもわかった。

自分で一所懸命背負った赤ん坊が背中にいる。


「ほらほら、これを見てご覧」
「お、泣いた泣いた、よしよし」


こんな振りのとき。


私の気持ちは、実際に背負ってない時とは、全然違っていた。


そうしたら、とても、踊りが楽しくなった。
その楽しさは、ちょっとやそっとの楽しさじゃないほど、楽しい。


楽しいので、体が元気に動く。


「子守」の主人公は、「子供」だ。
この踊りは「子供」が踊ってるのだ。

師匠から、このお稽古が始まってから
何度もいわれたこと。
「子供なんだからもっと大きく首を振って!」
「おすべりは、子供のおすべりで!」


今。
出来ているかどうかはさておき、
「そうしよう」と自然に思える。
赤ん坊が背中にいる、そのことが私の心を開放してくれて、
なんだか、とっても、大きく首が振りたくなっちゃうのだ。


小道具と仲良くなること。
小道具を好きになること。
小道具になじむこと。


本当に大切なことなんだと、
実感した。

寝かしつけたあとは、もう最後まで赤ん坊に触れることはないけれど、
「そこに寝てる」という感覚があるのとないのと
やっぱり違う。
まだこの段階で、それが踊りに現れるほどではないけど、
私の、まさに「ハラ」の部分が変わる。


お稽古用の小道具は、その扱いに慣れるという目的もあるけど
「ハラ」の部分にとっても重要なのだと、今更実感。


この段階から赤ん坊が背負えてよかった。


あらためて、K永さんに感謝感謝だ。


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この赤ん坊には名前がある。


「うな子」

なんで「うな子」かというと・・・・・・・・。

それは今度、画像付きで説明しよう(笑)。


「うな子」は今、お稽古場のアイドル。
先日はひろこさんに髪の毛をとかしてもらってた(笑)。


次のお稽古まで、押入れで、おとなしく寝ててね♪
うな子♪

2007年3月 4日 (日)

振りが通った・・。

清元「子守」の振りが通りました。
つまり、最後までいった、ということ・・。

綾竹のくだりはしっちゃかめっちゃかですが・・・
この小道具の扱いは、
とにかく練習するしかないですな・・・。

今日は夜までバイトを入れてしまったので、
お稽古場に到着したら夜7時すぎ・・・・。

自分のお稽古前、
一人、棒を投げて、練習していたら
やっちまった。


「かんからかんかんか~~~~~~ん♪」


師匠:「おおい!うるさいよっ!(笑)」


・・・はい・・・(TーT)確かにうるさいですね・・・
落とさないようにします・・・今後は・・・・。

さて。振りが通って。


綾竹の前のところまでは
なんだかんだ、細かいところで間がずれたりするものの
9割くらい、なじんでくれた感じ。
綾竹はこれから。ホント、これから。
まだまだ、ダメダメ。


これから、しっかり踊りこんで、
この踊りと真正面から向き合って。

下駄で踊るお稽古もしなくちゃならないし、
裸足で踊るお稽古も。


師匠:「裸足で踊る時期は、もうあんたにまかせるから。
    あんたが、そろそろだな、って思ったところで
    裸足になりなさい」


「文売り」で裸足を経験しててよかった。
この踊りを裸足で踊るのは
またまた違ったハードさで一杯だろう。


下駄は、怖いな。
かなり怖い。


振りを覚える時期の、
「楽しい楽しい蜜月」が過ぎていく。
「この踊り、おんもしろ~~い♪」という
恋愛初期のような時期。


これから、この踊りと本気で向き合っていく。


苦しいことが待ってる。
切ないことが待ってる。


それでも私は、強い想いで抱きしめる。


そして、間違いなく、この踊りは
かけがえのない宝物になる。


まるで、愛だ。


踊りと向き合っていくのは、
愛に似てる。


いや。


愛、そのものだな。

2007年3月 3日 (土)

いろいろ。いろいろだっ!

ん~~!
いろいろ!いろいろ語るっ!

【その1】
前に書いた「面白いお稽古風景」のあらましを、
画像入りで、面白おかしく展開し、
1時間半の超大作として完成!・・・・・・

・・・・・の、はず、だった!!!!
はず!?はずって一体?!

あ~~~~♪

最後の一行に、この話の主役である
はすみん&くみくみの、ブログリンクを貼ろうとして、
手元が狂い、
見事に1時間半の超大作が消え去った。

ごめん。可愛いお二人さん・・。
ショックがでかくて書き直しが出来ない・・・!
立ち直るまで今しばらく待ってくれたまへ(T^T)。


【その2】
お稽古復活。

踊りました。踊ったぜ。ちくしょうめ。幸せ爆発。

K永さん提供のお人形とねんねこを装着して、
みそこし片手に走り出す。
とにかく、夢中で踊る。

前回から入った綾竹のくだり。
順序だけは、ボールペンで練習しただけあって(笑)
まずまず入っていたが、
出だしの間がメチャメチャ(^^;)。

背中越しに棒も飛んでくれた♪
ううむ。楽しいのう(^-^)。

しかし。

新しいところに進んだ際。


私の膝の爆弾が爆発してしまった・・!(T^T)


だってだって。すごいんだもん。

ええと。ええとね。なんていうんでしょう。
ううんとね。
表現するなら。そうね、うん。

「巨人の星」のオープニングを思い出してください。

「思い込んだら試練の道を~♪」


ええ。飛雄馬が、うさぎ跳びしてますね。
あれ、あれを思い出してください。


それに近いです。


「果てしなく続くうさぎ跳び」。


そして、
「曲芸」のような棒さばき。


おまけに右に左に回るし。

何が何だかわかんないままに
夢中でびょんびょん「うさぎ跳び」状態で踊る私。
何が何だかわかんないけど、
師匠は、途中から、やっぱり座ってしまい(T^T)
結局
何が何だかわかんないのに
何が何だかわかんないなりに、
師匠のお声にしたがい
3回ほど、その部分、一人で通して踊った。


3回目が終わった時に
師匠が
「ハイ、そういうこと!以上!今日はおしまい!」


その瞬間、「くは~~~!!」と絶叫して
四つんばいになってしまったとです(^^;)・・・。


お稽古の御仕舞いのお辞儀をした後、立てない私・・・。


さすがに師匠も察してくださり
「どうぞ、ごゆっくり♪」と言ってくださった・・・・とほほ・・。


膝、かなりキテる。ヤバイ。サポーター命・・・・。

そして、この日は、お稽古をお休みなさった方が多かったので、
師匠が、有名な舞踊家さん(故人)の
「子守」のビデオを見せてくださった。


それは、衝撃的なビデオだった。


楽しく踊った後の、充実した気分が
根底から覆されるような、衝撃だった。


すごかったのだ。その表現は。


それに付随して、師匠が、「踊りの表現」について
いろいろなお話をしてくださった。
かなり深いお話だったので、全部詳細は書けない。


私が、目指すもの。
それを目指すために、今、すべきこと、
今、「してはいけないこと」。
おなかの中に、もっていて、いいもの。
もっていなくちゃ、いけないもの。


ただ、振りを覚えて、夢中で踊るのが楽しい。
それだけで踊ってる。今の私。
それでは、前に進めないことを、
突きつけられて、
師匠のお話を聞きながら、
思わず口元に手を置いた。


昔から、私の癖。


追い込まれると、口元に手を持っていく。


もっともっと、考えなくてはいけないことが沢山あった。
もっともっと、やらなくてはならないことが沢山あった。


振りがそこそこスイスイ覚えられて、
なんとなく動けることで、
ちょっぴり、いい気になっていたような気がする。


そして、師匠のお話を聞いていて、
「どうして師匠が、ああいうふうに踊れるのか」が
ほんの少しわかった。


師匠が、一つの踊りに向かい合う時の
「意識の持ち方」「取り組み方」は
もう、それはそれは、想像を絶する「深さ」を伴っているのだ。


以前、HPの日記に書いたことがあるけれど、
私は、師匠が、もし「舞踊家」という職業でなく
「俳優」という職業だったとしても、
すごい俳優になったと思う。
師匠の「演じる」「表現する」ということにかけての才能は、
はっきり言って一流だ。
弟子の私が、偉そうに言うことではないけど、
本当に心底、そう思う。


師匠と出会って、私は、自分の、女優として、
「足りないもの」をはっきりと知った。


私は、「感情開放」をすることは出来るのだけど
「想像力」「創造力」が足りないのだ。
だから「表現力」に乏しい。


師匠の踊りを見るたびに
「なるほど。演じるということはこういうことなんだ。
だから私は女優として、だめなんだなあ」と
実感してきた。この数年。


「すごいもの」を身近に見ることによって、自分の才能のなさを知った。
「知る」のはしんどかったけど、「知って」よかった。
自分のダメさ加減を知ることは、とっても素敵なことだ。


子役から演技することに触れてきた私は
「俳優」として芝居することについては、なんとな~く
「慣れて」いたので、
自分のダメさ加減と向かい合うことがなかなかできなかったのだ。


「日本舞踊」は、「ゼロ」どころか、
「マイナス100」くらいの地点から始めたので、
私は、私の人生の中で、一番真摯に向き合えたのだと思う。
真摯な、純粋な気持ちがあり、
その上、「地球の北と南が逆になっても永遠にかなわない表現力」を持っている
師匠と出会ったおかげで、
私は「私って、ホント、俳優としてダメなんだ!」ってことを知った。


今、「知った」だけで、終わりたくない、と強く思う。


俳優としてはさておき(さておいていいのか?!)
死ぬまでに・・・
・・・・・・・・・・踊れるようになりたい・・・!


踊れるようになりたい。
ちゃんと、踊れるようになりたい。


「ちゃんと踊れる」というのは、いろんな意味がある。


「表現」ができるレベルまで行きたい。
なんとか、行きたい。


祈るような気持ちでそう思う。


技術を身につけることで精一杯の私だけれど・・・・。


行きたい。

「師匠のように踊りたい」というのは
つまり、そういうことなのだ・・・・。

【その3】

今日、国立劇場、大劇場に
花柳流のお浚い会を観にいった。
師匠の大親友の花柳寿太一郎先生が
賛助出演で、「将門」の光圀を踊られるので、
まずはそれがお目当てで伺ったのだ。

「将門」はトリの一つ手前の演目。
夜遅い。

それまで、午後から、たっぷりと、
いろんな演目を堪能した。

寿太一郎先生の踊りが観たい、というのが
こちらの会にお邪魔する目的ではあったけれど、
実は、目的はもう一つあった。


「お浚い会」が観たかったのだ。


プロのリサイタルとか、歌舞伎役者の踊りではなく、
「お浚い会」が観たかった。


今日のお浚い会は、大変素晴らしかった。
とにかく、門弟の方がどなたも、素晴らしいのだ。
もう、ビシバシ刺激されまくった。


またまた自分に足りないものを、
たっぷりと突きつけられた。


特に「文売り」。これには参った。
今まで見た「文売り」の中で、
一番、刺激を受けた「文売り」だった。
「だは~~!私に足りないものはコレだったのかあ!」と
今更気が付いた次第(^^;)。


お目当ての「将門」も、ヤられた。
寿太一郎先生の華麗な動きは相変わらず素敵。
そして、滝夜叉姫も、と~~っても素敵だった。


ふう・・・・。


なにやら、いろいろ刺激を受けすぎて
くたくたになってしまった。
でも、本当に観にいってよかった。


もっと
「踊り」を観にいかなくちゃな。
いろんな踊りを、見なくちゃ。


びしびし、刺激、されまくらなくっちゃ。

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