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2007年4月

2007年4月30日 (月)

iki artproject~「外記猿」「景清」

私の家から八王子は・・遠い(T-T)

危うく師匠の踊りに間に合わないところだったが
事なきを得・・・・
ふー。


師匠の「外記猿」を通しで見るのは
「新春舞踊大会」で師匠が大会賞を受賞された時以来。

この踊り、大好き♪
私の今の実力では、
勉強することも許されないであろう、
難しい演目。

しかし、師匠は、その難しさを
微塵も感じさせない、無駄のない動きで
魅了してくれた。
は~~(ため息)。

いろんな方の「外記猿」を拝見してるけど、
師匠の「外記猿」の好きなところは・・

「絶対に猿が可愛い」のだ。
師匠が描き出す小猿が、絶対に可愛い。

師匠が動物好きなところが出るのかな・・?
なんだか、とっても「あったかい」のだ。

キレのある動きにあったかい表現。

大満足。


「景清」。

これも、舞台で拝見するのは2度目。

あーもう。

こりゃもうだめだー。
私の顔から笑みが消えないよ~~。

かっこよすぎです。もう。

「女」になったときの、まあまあまあまあ色っぽいことったら。

そして、「男」としても、強さの中からこぼれ出る「男の色気」。

メリハリと、しなやかさ、やわらかさ。
もー。せんせー。

あー。たまりません。

すごかった~~。


興奮冷めやらぬ中、最後は、全ダンサーが舞台に並び
師匠の音頭にて3本締めがおこなわれ、
なんだかとってもお目出度い雰囲気で
このプロジェクトが終了しました♪

※次回、また6月に開催されます。
師匠は、次回「松島」と「長生」を踊られる予定。
詳細はまた追ってお知らせします!!


---------------------------------------------------

今回の素踊り4番勝負(?)にて
私は、「師匠の背中」を満喫♪

あくまで私の主観ですが、
後姿の美しさと色っぽさにおいて、
師匠は天下一品。
背中の線が、なんとも言えないんですよん(^^)。
ふふっ(背中フェチ??)

師匠の踊りを見ると、しみじみ思う。

やっぱり日本舞踊はいいなあー。

2007年4月29日 (日)

iki artproject ~「鐘の岬」「新曲浦島」

えーまずは。

Photo_6

2


門弟の皆様のご協力で
とっても素敵なお花を出すことが出来ました(^-^)♪

今回は「ピンク系」で依頼したのですが、
バラやカーネーションがちりばめられた
とってもかわいいスタンド花になりました。
師匠をお慕い申しあげる、
門弟一同の愛のお花です♪


というわけで、八王子で開催されてます、
「iki artproject」。本日二日目。見てまいりました。


まずは初日をご覧になった、
「我は海の子」さんのコメントが嬉しかったので、
勝手に抜粋して、ここに載せておきます♪♪

(※ちなみに我は海の子さんへ。
うちのパパとママが会いたがってました・笑)

--------------------------------------
昨日、八王子で達也先生の「影清」を見てきました。
息のかかるくらい真近で見た踊りは本当に素晴らしくて、
「ああこれは、あやさんも大変なものに挑戦してしまったのだなあ。」と
いつも拝見しているコメントの一つ一つが、「うーん、そうだよなあ。」と
思い浮かんできました。
これからは、あやさんにエールを送るのも
はんぱな気持ちじゃいかんなあ、
と私まで気合を入れていただきました。
いいものを教えていただき有難うございました。
---------------------------------------

(T-T)うれし。
こういうの、うれし。あなうれし。


そして私は本日、見てまいりました。


本日の演目は「鐘の岬」と「新曲浦島」


「鐘の岬」を、袴姿の素踊りで、どう踊られるのか
私の中で、非常に興味があったのですが・・・。


紋付袴姿の師匠は・・・美しかった・・・!!


「美しい」という言葉しか浮かばない。


抑えた動きの連続の前半部の「しずけさ」。
そして後半からの華やかな曲調に乗った踊り。

桜の花が舞い散ってくるのが見える。
どうしてこんなに「空間」を作れるんだろう。


自分がお稽古していたときに
わからなかったことがわかる。
「ああ。あの時。ここの動きは、
師匠は、こういう風に私にやって欲しくて
あんなにおっしゃったのか」とか。

「すがた」(という振りがある)の美しさ。

そして、「達也先生のおすべりは最高」!!

師匠が「おすべり」なさってる時
私は100%ニヤついてしまいます・・・。


桜の花いっぱいの踊りを満喫し、
続いて「新曲浦島」。


緩急の切り替わりの見事なこと。
そして、海が見える。

何をしてるのかがわかる。
情景が変わったのがわかる。
人が変わったのがわかる。

表現。空間表現。
狭い場所だったのに
どうしてあんなに大きく広がるような
空間を表現できるんだろう。

そして品がよくて、艶やかで、凛々しくて。

かつ、やっぱり美しかった。


ふー。


明日は「外記猿」と「景清」。
んん。楽しみだ。

------------------------------------

私の勝手な好みです。

何度も言ってますが、
どうしても紋付袴をきりりと着こなした
男性舞踊家の姿が好きです。

どんな美人の女の人より美しいと思ってしまう。

そう、だから。

生まれ変わったら絶対に男になりたい。

うん。生まれ変わったら男になろう。絶対に。

師匠は、今の師匠のまんま、生まれてください(笑)
どこも、変わらずに、そのまんまで。
しかも、私より20年以上先に(笑)

師匠が25歳くらいで、私が5歳くらいで入門。

師匠に子供の頃から仕込まれて、鍛えられ、
師匠のような紋付袴の似合う男に成長し、
かっこいい男性舞踊家になるのだ♪

ううむ。いいなあ。そんな人生。くー。

2007年4月27日 (金)

御守り

強烈な「御守り」を、
師匠にいただいた。


「出来るように、なりたいと思って、
出来るようになろうと、思い続けて、
いろいろ工夫して、頑張れば
いつか絶対に出来るようになるんだよ。

人が必ずいつか死んじゃうのと同じくらい、
それはいつか、必ずいつか出来るようになるんだよ。

『出来ません』って言う人がいたとしたら、
『何言っちゃってんの?』ってなもんだ。

『出来ません』ってのはさ。
『出来るようになるのをあきらめた人』の言葉だよね。

『出来ません』は、出来るようになるのを
50%とか80%でやめちゃったから。

それを、『出来るようになろう』と続けたことは
必ず出来るようになる。

あんたが、今、『出来ないこと』は、もしかしたら
次の会には、まだ出来ないかもしれない。

けど、次の会が、あんたの終わりじゃないからね。

その先がずっとずっとあるからね。

あんただって、前には出来なかったことで
今出来るようになってることが沢山あるだろう?
出来るようになろうとして、出来るようになったわけだろ?


そうやって、これからも
必ず出来るようになる。


あきらめさえ、しなければ。

そこで手を出して!って僕が言う。
出せるようになった。
じゃあ、こういう風に出して!
こういう風に出せるようになった。
じゃあ、もっと、こういう表現で出せるようになって!
・・・・・そういうふうに
どんどん進んでいくものだからね。

次から次へといろんなことが出てくる、ということは
そういうことだ。」


すごい。


改めて、心から、私は、師匠を尊敬する。


この「御守り」を抱いて、私はこれからも進んでいこう。


自分の限界まで。

---------------------------------------------

同門のお弟子さん、
そして、何かを出来るようになろうとしている
すべての皆様へ。


今日の、この日記を、贈ります。


この方の弟子になれた
自分の運命に感謝。


※今見た、多智雛ちゃんの日記も素敵。
勝手にリンク♪
ここをクリック→

2007年4月25日 (水)

裸足の季節(その2)

師匠:「足袋、はいてもいいよ。浴衣浚いなんだから。
    足袋をはいても、別に悪いことじゃないし。
    もちろん、出来る限り【本物】のに近づけたいなら
    裸足だけど。
    どっちでもいいよ。本当に。
    あんたが決めていい。」


足袋を履いたほうが、楽なことは知ってる。

だけど、【本物に近い状態】を選んだ。
自分で選んだ。


「文売り」で裸足で踊った。
お稽古は大変だったけど、
踊れた。


今度もきっと踊れる。


そう思っていた。


先週のお稽古で、初めて裸足で「子守」を踊った。


初めて裸足で「文売り」を踊った日には、
精神的にパニックをおこしそうなほどのショックを受けた。
床にすいつく足の感触は
いままでの感覚での足運びを許してくれず
私は大苦戦し、泣きそうになった。


さすがに、「文売り」の経験があったので
「子守・初めての裸足」の時は、
そんなに苦を感じなかった。
もちろん、足袋を履いていた時に、簡単にできたことが
「よいしょっ!」と気合を入れなくては出来なかったり、
大変は大変。

でも「大変でびっくり」ではなく、
「大変とわかってる」だったので、
止まったり、つまったりすることなく
とりあえず踊ることが出来た。


裸足で踊ってみた上で
「先生。裸足でやります」と私は宣言したのだった。


今日、二度目の裸足。


雨で湿気が多かったせいか、
この間より、足運びが苦しい。


その苦しさをカバーしようと、
いたずらに元気に踊ろうとしてしまったのが
すべての敗因。


やっちゃいけない
「顔でごまかす」をやってしまった。


そして。


綾竹が、今日はとっても辛かった。
特に、一番苦しいところで、
直しが入り、その直しの間(ま)がすぐ理解できなかったため
その部分を何度も何度も繰り返した。


すぐ理解できず、何度も詰まって止まったため
一番苦しいところがリフレイン状態。

師匠:「ほらー。止まるからあ。またこっからだよ」


自業自得。
すぐ理解できなかった私の
自業自得。


苦しい。


膝が割れそうだ。


そして、汗が床に巻き散らかされて
それが足について
ますます湿気を増して、くっついて
転んでしまいそうだ。


必死。必死になった。


必死が踊りに出る。
自分が必死になってるのが自分でわかる。


今日の私の踊りは
「無理やりな感じ」だ、と師匠に言われた。

ああ。


「必死に無理やりに頑張っちゃってる私」

大っきらいだ。

一番嫌いな自分と出会ってしまった。

踊り終わって、
ご注意を頂き、
おしまいのご挨拶をしたら。


立てなかった。


足が動かない。


身体をひきずるようにして、小道具を集める。


「うなこ」(人形)が重くて持ち上がらない。


全部持ったら、立てない。


「文売り」をお稽古し始めたくらいから、
「全力疾走しすぎて、立ち上がれないほど疲れる」
という踊り方をしなくなっていた。
汗は出るけど、息はそれほど上がらない。
それは、確実に一つの成長だと
よろこんでいた。

しかし今日の私は、
まさに「立ち上がれないほど」疲れてしまっていて
2年ぶりにそういう踊り方をした自分に、また愕然とした。


しばらくねんねこに顔をうずめてうずくまって
なんとか立ち上がって、小道具を仕舞った。


お稽古場の廊下に腰を下ろして汗を拭いていたら
目から、汗じゃない水があふれてきた。


涙。


別に叱られたわけでもないのに。


涙が止まらない。


今日、踊りとはまったく関係のないところで
私はひどく落ち込んでいた。


踊れば元気になる。
踊ってる自分が大好きだから。


だけど、今日踊ってた私は
私の嫌いな私だった。


好きな私に会いたかった。今日は。
落ち込んでいる今日だから、
大好きなお稽古で、好きな私と会いたかった。


それが、今日に限って、こんな結果。
もう残念だなー。


なにもかもが哀しくなってしまい
涙が止まらず、
涙がおさまった後は
ほとんど、話ができなくなった。

「今日静かですね」
「あれ、なんか、今日元気ないですね」

ごめんね。
誰のせいでもない。
自分で勝手にどつぼにはまっちゃったの。
心配かけて、ごめん。みなさん。本当に。


また来週は
みんなと沢山笑うから。


今日はホント。暗くてごめんね(T-T)。


立ち直りは早いので。


だいじょびぼんじょび。

2007年4月24日 (火)

あぶないあぶない

危うく、5月の團菊祭のチケットを
取り忘れるところだった!

同門のお弟子さんのブログを見て
「げっ!」と
慌てて歌舞伎座ホームページへ。


改めて演目確認。

夜!!
菊五郎の世話物!

私は実は「髪結新三」を始めとする
(勝手に始めにしてる・・)
「世話物の菊五郎」が大好きなのだ♪

※ついついこれを語ると熱くなるのだが、
かつて「髪結新三」の菊五郎に、
私は完全ノックアウトされてしまった♪
他の人の髪結新三はだめ・・・
菊五郎だけ・・・・ああ・・・またやらないかな・・・※

ここんところ、
私が見る菊五郎は、
たまたま女形だったり、私の好みじゃない役柄だったり・・

なので、ちょっと、私の「菊五郎LOVE」度の
温度が低下気味だった(^^;)


今回の芝居は、私は見たことがない演目。
チラシの写真はかなりいい感じだ。
うんうん。
こういう粋な感じの菊五郎が大好きなのだ~~。


「三ツ面子守」に「雨の五郎」

うわー三津五郎の三ツ面子守に
お家元の五郎!
見逃せるはずがない!!
うううっ!やったね!!!


團菊祭の欠点は、チケットがややお高い(^^;)
毎年、「愛する菊五郎へのご祝儀♪」と
勝手にご祝儀を決め込んで
2等くらいを奮発するのだが
5月はちょっといろいろ、なので
3階Bで我慢だ。


チケットWEB松竹より申し込み・・・・
ボタンぽちっ♪どれどれ、どの席がヒットかな・・?

お。

3階Bなのだが、
西側の面白い場所に当たった。

後ろがいないから、身を乗り出しても怒られない♪
うんうん。ここならBの中では大ヒットの当たり席だ。
らっきー♪

歌舞伎っていいよなー。
そりゃ一等席だの桟敷は高価だ。
でも、3階Bなら、團菊際でも3000円だ。
人間国宝の芸を3000円で見られるなんて・・・
歌舞伎くらいお客さんに親切な芸能はないよなー
としみじみ思う。


オマケに売店は楽しいし、
たい焼きは美味しいし。

唯一の欠点は、階段がきついこと(笑)


何はともあれ、無事にチケットが確保できてよかった。
楽しみだな~~。

2007年4月20日 (金)

「ハイ、残念でした(^^)」

とある箇所の踊りのご注意を受けていた。
「子守」の中で最も私にとって苦手な箇所。

綾竹の出。
ノリノリで前に出てくるまではいい。

その後。

♪にいが~たでる~~と~~きゃ~
       なみだで~でたが~♪
が、メチャメチャ苦手だ(T-T)


ここの、「にい~が~た~・・・」
を、今回、徹底的に鍛えられた。


にい~が~た~♪

テープ、止まる。


師匠;「間が違う。やりなおし」

にい~が~た~♪

テープ、止まる。

師匠:「棒の角度、ヘンだろ。つつつっ、のところでまっすぐ。
     それまではもっと角度、縦だよ。

にい~が~た~♪

テープ、止まる。

師匠:「角度がヘンだってば」


にい~が~た~♪

テープ、止まる。


師匠;「ハイ、残念でした。目線が違うだろ。
    こっち、見なくちゃ」


にい~が~た~♪

テープ・・・・・・止まらない・・・・!

うお?!クリアか?!


でる~~ときゃ~~♪

テープ、止まる。

師匠:「踏み始めの顔が。最初は真後ろに向いてないと。
    こんな角度にしたら、もったいないでしょ」


でる~ときゃ~~♪

テープ、止まる。

師匠:「だからー。踏み始めは横向くなって」


でる~ときゃ~♪

テープ・・・・・・止まらない!

うお?!クリアか?!


なみだ~で出たが~♪

テープ、止まる。


師匠:「棒と左手、一緒に動かさないでよ。
    左手はあとから。」


なみだ~で出たが~♪

テープ、止まる。


師匠:「左手は、一端、ここで、きゅっ。
    それから、トントントン」


なみだ~で出たが~♪

テープ、止まる。


師匠:「ちがーう」


なみだ~で出たが~♪

テープ・・・・止まらない・・・。


く、、くりあ?!


なんか、ロールプレイングゲームのようだった・・・。
もしくは「マリオ」・・・・・・

その中にあって
師匠が笑顔で
「ハイ、残念でした」とおっしゃったのが
とっても気に入ってしまった私であった。


実は、その時、間にバッチリ入ったし、
棒の角度もよさ気だったので
心の中で「イエス!」と叫んだのだ。
その瞬間テープが止まり、
いただいたお言葉が、「ハイ残念でした」だったのだ。


自分の「イエス!」と
「残念でした」が絶妙なバランスだった。


本当に、「残念」だったのだ(笑)


本当に本当に「残念」で、
「残念とは、まさにこういうことを言う」という
国語の例文にでも使っていただきたいほどに
「残念」だったわけだ(なんじゃそりゃ)


「うわあ!これぞまさに残念!」

と、小さな感動をするほどの「残念」に、
日ごろ、なかなかお目にかかれるもんじゃない(笑)

2007年4月19日 (木)

私のお稽古場での一日♪

------------------------------------------------
♪お知らせこーなー~~♪

★まずはコチラ→
クリックして、師匠の舞台情報を
ご確認下さい♪お願いします♪♪

★師匠のおかあさま、藤間真起子先生ご出演
「紫紅会」(国立劇場・大劇場 4/28)
も、よろしくお願いいたします!
(お家元・藤間勘左先生もご出演です!!!)

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○お稽古場に到着。
 師匠にご挨拶して、お湯を沸かして
 師匠が召し上がるお茶やコーヒーの準備をする。


○ストレッチ。これは欠かせない。
 これをやらずして、踊れない。怖くて。
 更衣室の横ちょのスペースで、あられもない姿(T^T)で
 太もも、膝の裏、腰を丹念に伸ばす。
 結構時間をかける


○お手洗いのお掃除。特に汚れてるわけではなのだが、
  毎回、やってしまう。
  一度クセにしてしまったら、
  なんか、これをやらないと気がすまなくなってしまった(笑)


○着物に着替える。毎度毎度、飽きることなく、
 着物を着るという行為そのものが楽しい。
 私の場合、よほどのことがない限りお太鼓。
 「よほどのこと」とは、「帯枕を忘れた(T-T)」とかそういうの。
 半幅の帯は一本、何時も、風呂敷に包んで、予備においてある。
 「あ~~帯忘れちゃった~~」なんていう方のために
 貸すこともできるので便利♪

ここから以下の「行動」は順不同におこなわれます。


○自分の膝の状態と相談しながら、
 出来る限り「膝に大きな負担をかけないであろう踊り」を
 選んで 後ろに立つ。
 以前は、お構いナシに立ち続けていたが
 残念ながら、今の私の身体ではそれは無理(T-T)。
  

○自分のお稽古の順番がきたら、
 小道具の準備をして、
 ねんねこと「うなこ」
 を装着する。師匠にご挨拶して、お稽古開始。
 踊る。生きていて、最も真剣で神聖な時間を過ごす。


○合間合間で、同門の皆さんと楽しいおしゃべり&おやつタイム。
  歌舞伎や踊りのことを語ること、当然多々あるが、
  日本舞踊のお稽古場にあるまじき話題も炸裂し、
  笑い転げて死ぬんじゃないかと思うほど笑う。
  毎週毎週、まあよくこれほど笑えると、感心しきり。
    ※うちのお稽古場には面白い人が多すぎるのだ※
  時折、我々の会話のあまりのくだらなさに、
  師匠まで、笑ってしまわれることがある。
  するとそれはそれでみんな嬉しくなって
  「あ、先生が笑ってる!ウケた!」みたいになり、
  ますます増長する(^^;)

    ※ちなみに昨日はちえさんとみづきちゃんと
     「ベルサイユのばら」の名場面について大いに語り
     3人で笑い止らず。


○ついつい「かしましい女子校状態」になってしまい
 Nくんという男子がいることを忘れてしまうことがある。
 「女子の話題炸裂中」に、
 「まったくもう、何しゃべってんですかあ~~」とふいにNくんが登場し
 「あ~~Nくん、いたんだよね~わははは~~。」
 なんてこともしばしば(^^;)。
 このウルサイ女子たちに負けないNくんはエライ。
 イケメンのOくんや、マコトくんを含め、
 うちのお稽古場の男子たちは、みんな、エライ(^^;)
   ※もちろん、一番エライ男子は、師匠・・・・・
 


○頑張ってお太鼓練習中のお弟子さんにアドバイス。
  入門直後は、浴衣の着方さえ知らなかったゆりこさん・・・。
  今や着物に名古屋帯でお稽古するまでに成長!
  半襟の見え方やおはしょりの処理などは、もう完璧!
  彼女の努力は素晴らしい。お太鼓はあともう一歩!
  「仕組みは合ってる」!頑張れ!かなり応援中の私♪


○振り入れの最中のお弟子さんのお稽古のとき、
 師匠がお立ちになったままになるので
 テープのお手伝いをさせていただく。
 メモ帳にカウンターの数字と歌詞を書き出し、
 師匠のご指示通りに止め、戻し、操作する。
 師匠の踊りを至近で見られることもあり、
 この作業は、かなり楽しい。大好き。


○小道具が沢山あって、後見が必要な踊りの時、
 自分も後ろで踊りつつ、後見をさせていただく。
 後見も大好き♪♪本当に楽しい。
    ※私に限らず、後見は、みんな楽しいみたいだ。
    昨日は、みづきちゃんが初めて、
    「手習子」の後見をしてくれた。
    「えへへ~たのしい~~♪」とゴキゲンだった♪

    ※昨日、久々に「水仙丹前」の後ろに立たせていただき
     えみこさんが後ろに飛ばしたお扇子をキャッチ!ってのを
     初めてやらせていただいた。
     飛ばしたえみこさんも嬉しそうだったが、
     キャッチした私もかなり嬉しかった♪


○合間合間で師匠のお茶、コーヒーをいれたり
 灰皿のお掃除をしたり。
 ちなみに、師匠は、猫舌さんなので、
 熱々のお茶は禁物。
 コーヒーは冷たい牛乳で割ってカフェオレに♪


○・・・と過ごしていると時間はあっという間に過ぎて
 11時半を過ぎる(T-T)。
 断腸の思いで着物から洋服に戻る。


○洗い物、ゴミの整理をして自分の「最終的な終電」に間に合うべく支度。
   ※最近は、自分の支度が遅くて、
    最後の後片付けで、ともみさんを始め、皆さんに
    頼りまくってる・・・ありがとです!


○師匠にご挨拶して、あわただしくお稽古場を後にする。
 胸に込みあげる想いは毎度毎度同じ。
  「今日も楽しかった・・・・はー。終わっちゃった・・
   早く次のお稽古日にならないかな」

---------------------------------------------------------

ほぼ、まあ、若干の違いはアレ、
私はお稽古場でこのように過ごしております。

ご推察の通り(?)
このように過ごしていれば
時間の経過はあっという間でして、
9時間なんて長さは感じません(^-^)


100%、毎週楽しいです。
100%、毎週楽しいお稽古場です。


「このお稽古場でよかった~~♪」


みなさんの声です(^-^)。


この楽しさの中心に、いつも師匠がいて、
みんな師匠を尊敬してて、師匠が大好きで。


師匠が、師匠だからこそ、
こんな素敵なお稽古場なんだな~~と
しみじみ思う次第です。

2007年4月18日 (水)

めもめも。備忘録。

出だしで転んで起き上がった時の最初のところ。
目線はもっと上。

「なんとしょえ~」でそんなにそっくりかえらない。
丁寧に両手を、左右に開くだけ。

「あいたたたた~」のあとの、膝をなでる仕草は
もっと大きく。手はまっすぐ下に向かって。
巻き込まない。

「あぶらげさろ~た」で怒るところ。
手を叩くタイミングが遅いから、間がズレる。

「まだ年やいかぬ~」
上下動せず、しっかり腰を入れて。

手をひろげてパン、のときは
広げた時に腰を入れて、そのままの高さでパン。

「願でもかけましょか」の後の
手の動きに注意。

6つ数えた後は首をしっかり寝かせて。

「座頭」のところは・・
何をやってるかわからなくても
とにかく振りをしっかり踊る。
むにゃむにゃ~~~と踊らない。

手を引かれてるんだから手はうごかさない。
首はうなづいて。

浜唄は力を抜いて
ゆったりと。
パキパキと踊らない。
周る時にきゅっと周らない。


綾竹のくだりが最も顕著だけど、
とにかく、踊りがこなれてない感じがする。
振りは全部わかってるんだから
もっと、こなれた感じにして。


まだまだねじ伏せてる踊りになってる。
もう、毎度毎度言ってることだけど、
もっと音と仲良くなって。


間にはめ込もうとしないで。
自然に、その間に入るくらいになってくれないと。
どう踊っても何をやっても
自然にその間に入って踊ってる・・・
そういうふうになって。それを目指してよ。

今日いただいたご注意。


全部書き出しておく。

手の位置もっと低くとか、
目線もう少し上とか
そういうのは抜いても、これだけの量のご注意をいただいた。


ありがたい。

今、もっともどうしていいかわからないことが、
「はっきり踊る」ことと
「パキパキと踊る」ことを
身体で区別がつけられないことだ。


模索するしかない・・・・


---------------------------------------------


なかなか上達しない(T^T).


私は前に進んでいるのだろうか・・・。

何度も自分に問いかけてることだけど・・・。

わかってるわかってる。
きっとこの状態は長く続く。


いろいろ工夫しながら
いつの日か、じゃじゃ~~ん!とこの殻を破れますよう。


この殻から脱出しないかぎり
夢の実現も不可能になってしまうぞ。


がんばれ。私。

2007年4月14日 (土)

大慌て!→→幸せ・・♪

さあて!
NHK芸能花舞台

先日歌舞伎座で師匠が踊られた、
長唄・「風林火山」放映!
いやっほう!!(^-^)♪ほうっ!べいべえ~♪


超ご機嫌で10分前にビデオをデッキに挿入。
テレビの画面を「ビデオ1」に切り替えた。

およ?


砂嵐・・・の向こうにうっすら映っている坂田藤十郎・・・。


はあ?!なんじゃこりゃ。どうしたんだ?!


テレビとビデオの接続が悪くなってしまったのか、
実験録画するも、藤十郎は砂嵐のまま!
テレビは普通に映るのに、
ビデオモードだと砂嵐!


時、すでに12時58分!
どうすりゃいいんだ!大ピンチ!藤間絢也!


あわあわしながら、寝室にあるテレビに、とりあえず
テープを差し込む。
しかしながら、このテレビ、
ビデオとテレビ一体型で、かなり古い。
元々録画すると画面が粗く、
おまけに最近、音がまともに録れてない
(ものすごく小さい音に録れたり、かすれていたり)
ことも多く、これはこれで、調子がよくない。


で、でもとりあえず!
何もないよりは!と
録画ボタンを押して、うい~~ん♪


リビングに走って戻る!

13時!
「ぱらら~~ん♪」という音とともに芸能花舞台放映開始。


あああああー。いやあああ!
DVDレコーダーを持ってる友達はだれ~~!?


あああ!そうだ!
花柳多智雛だ!!!!
ひなっ!オマエしかいない!

多智雛ちゃんへメール!


「お願い!芸能花舞台、今から録画してえええ!
ビデオが壊れたああ!」

テレビの画面は、
アナウンサーと、解説者が、
いろいろと語り合っている・・・・
ま、まだ間に合う!!

多智雛ちゃんより返事!


「隅田川~?あたし今外にいるんだよー。」


ちがうううう!隅田川は先週だよおおおお!(T^T)


私の携帯メール作成技術のすべてを駆使して
ものすごい勢いで返信する!

「ちがううう!達也先生の~~!歌舞伎座~!
風林火山~~!」


送ったと同時に入れ違いで多智雛ちゃんより

「あ、達也先生のか。」

そうだよそうだよソースだよおお!(古い→昔こういうCMがあった・・)


でももうだめだー(T^T)
多智雛ちゃんは外出中~~(T^T)
うええええん。びえええん!


「それでは、長唄、風林火山をご覧いただきます」

・・・・ああ・・・・・・


クレジットタイトル・・・ああ・・・・
18人の立ち方の名前がスクロールしていく・・・・・
ああ・・・師匠のお名前が・・・・ううう・・・晴れがましい(幸せ)


と、その瞬間、多智雛ちゃんから電話がかかってきた!


絢也:「もしもしー・・・」

多智雛:「やっほーい。」

絢也:「ほーい。」

多智雛:「間に合ったよ♪ちょうど、【風林火山です】ってところから
     録画に成功♪」

絢也:「わああああい♪ありがとおおお!!」

多智雛:「ヤバかったんよ。DVDに【風林火山】で登録したら
     大河ドラマの録画モードになっちゃってさあ!
     慌てたよ~~!」

絢也:「ぎゃははは!そりゃやばい!」

としてるうちに踊りが始まった。

ちょうど、師匠が大きく写ったところで

絢也:「あ~~達也先生だ~~♪(^0^)」

多智雛:「ほんとだ~~♪じゃ、楽しんでみてね~~♪」

絢也:「うんうんひなちゃんもね~~♪」


ふううううー・・・これで画質のいいDVDで確保だ・・・・
来月、下関に取りに行こう(笑)


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多智雛ちゃんのおかげで、安心してテレビ鑑賞。

途中、画面が、師匠お一人だけに寄ってくれた。
同じ振りを4人でやってるところで
師匠お一人がアップ。かなりたっぷりと。


思わず「きゃー!せんせー」と声に出してしまった私(^^;)・・。
ミーハーですな・・・・。


歌舞伎座での本番当日は
前から4列目という、大変贅沢な席で
それゆえ、群舞全体を見るにはちょっと辛いところもあった。


なるほど、こういう構成だったかー・・・


引いた画像でいろんなことが確認できた。
他の舞踊家さんの踊りも沢山見られた。
色んな部分を改めて見直すことができてたいそう楽しんだ。


そして、ところどころで師匠が大きく写るのが
とっても嬉しくて(T^T)。

あの空気のなかで観た本番。
あの時感じたこと、あの時に観た踊り。


あの時に観た、師匠。


あの日の、感動。


それは、テレビの画像の中の「風林火山」に
決して上書きされないようにしたい。
絶対に忘れたくない。


そのためにも。

この芸能花舞台は
絶対に保存しておきたいのだ。

ああー。それにしても、幸せだ。
自分の師匠をテレビで見られるなんて
やっぱりそれは純粋に幸せだー。


今日、何人もの同門の皆さんが同じ幸せを共有したと思います。


みんなで乾杯しましょ♪

2007年4月 9日 (月)

ほんの少し。ほんの。

★まずは引き続き師匠・藤間達也先生の舞台情報★
★日記
★HPのお知らせ
クリックしてください♪よろしくお願いします♪

★師匠ご出演の舞台・テレビ放映情報!!
4/14 NHK 芸能花舞台 
(詳細はクリック!録画して永久保存版だ~!!)

★師匠のおかあさま、藤間真起子先生の舞台情報★
4月28日(土)第60回「紫紅会」 国立劇場(大劇場)
番組表、演目の詳細など・・・・
まだ何もいただいてないので(笑)わかり次第お知らせいたします。
(すみません(^^;))
故・藤間藤子先生の振付作品ばかりの、素晴らしい会です。
もちろん、私もお伺いします♪

・・・というわけでGWは・・舞踊鑑賞ざんまいになります。
いろいろな意味で結構大変ですが、とてもウレシイ♪


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清元「子守」は・・・

「下駄が難しい」
「みそこしの扱いが難しい」
「あかちゃんの扱いが難しい」
「子供っぽく踊るのが難しい」
「手ぬぐいの扱いが難しい」
「綾竹が難しい」

今並べた沢山の「難しい」の間に

「その手がへん」
「その首がへん」
「その目がへん」

という私が勝手に作り出してしまう
「沢山のヘン(T^T)」との戦いがあり、

さらには

「力もっと抜いて」
「もっと可愛く」
「もっとコンパクトに」
「コンパクトかつ、抑制しすぎないでのびのびと」
「もっとやわらかく」

・・・・・という「沢山のもっと」と向き合わなくてはならなくて・・・。

んんんんんー。

・・・・・・・・楽しい・・・・・・・・・。


ここまで沢山色々てんこ盛りの踊りは
確かにとっても大変なのだが、
それなのに、なんで「楽しいか」というと


「全然できなかったこと」を
ほんのすこ~~しずつ、出来るようになっていく過程が
体で実感できるから(笑)。


顕著なのは「綾竹」。
「・・・・・・こんな動き無理!」と、愕然としてたことが
いつのまにか、なんだか出来るようになってた。
初めて背中越しに棒を飛ばす師匠を見たとき
「こんな曲芸!あたしにできっこない!」と
泣きそうになったのに
今はなんとなく、普通に飛ばしてるし
だんだん、飛ぶ距離(?)も伸びてきた。


わかりやすい様(さま)で
「できなかったこと」が「できるようになる」のは
単純明快に楽しい。


ほんの少し。ほんの。
ほんの少しだけでも。

自分が「進んでいる」という実感を持てるのはうれしい。


小道具が多い踊りって、やることがいっぱいで、
そういうところがあるから、いいな、って思う。


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日本舞踊において
私が克服しなくてはいけない課題は
かなり、厳しい課題であり、
もう2年も同じことを言われている。
言われるたびに、胸がずうーんと痛む。
何度言われても
「また言われちゃった、えへっ」という風に
慣れることはない。
毎回、毎回、同じ痛みで、本当に切なく、苦しい。


何週間か前に、お稽古場で、ものすごく落ち込んだ顔を
見せてしまったときのこと。


師匠:「なんでそんな顔するの」

絢也:「・・・・もう2年も同じことを言われ続けて、
    一向に、改善されないので・・自分が情けなくて・・・」

師匠:「もう2年も、じゃないよ。たった2年、だよ。何言ってるの」


「たった2年だよ」
この師匠のお言葉を聞いて。
ああそうか、と思った。

2年くらいで克服できるような
生易しいもんじゃないんだ。やっぱり。


これからも、コイツを克服するための
戦いは続くのだ。


2年以上、言い飽きることなく、
「もうどうせコイツには無理だ」と突き放すこともなく、
ずっとずっとずっと
言い続けてくださってる師匠に、感謝の気持ちが溢れる。


もちろん、「本当の意味で言われないよう」になりたい。


「ずいぶん長かったけど、あんたも漸く
 最近、なんとかかんとか、やわらかく踊れるようになったね」と。


師匠から、いつか、
このお言葉が聞きたい。


この課題については、
小道具の扱いのように
目に見えて、の、上達がわからない。


何も進んでないように見える。


けれど、きっときっと、どこかみえないところで

ほんの少し。ほんの少しずつ。

「何か」が変わっていてほしい。


自分に祈る。


同流派の舞踊家さんであられるK先生が
私の「相模蜑」をご覧になって
私におっしゃった言葉を、もう一度、胸に抱く。
何度も何度も心にリフレインする
「御守り」の言葉だ。


「あみちゃん。きっと、あなたのこの状況は
何年も続くね。
けれど、あたしは、あなたくらいの時期に、
あなたみたいな踊り方をする人、好きだな。

ここを抜けたとき、きっといい踊りをするようになるよ。
でも、きっと、ここの段階は、この先長いね。
辛いけど、頑張りなさい。

とにかく、踊るの。もうそれしかない。
方法なんてないの。とにかく踊る。
とにかく踊り続けなさい。頭でくよくよ考える前に。

何年か後に、急にふぅーっ!!って抜ける日がくるから。
その時、あなたは、すっごく伸びるの。

そして、あなたがぐっと伸びた時、
たっちゃん(師匠)も、舞踊家としてすっごく伸びるのよ。

師匠と弟子っていうのは、そういう風に出来てるものなの。
弟子が伸びると、師匠も伸びる。

だからあみちゃん。あなた頑張りなさい。
たっちゃんのためにも、頑張りなさい」


あの灼熱の猛暑だった夏。
汗だくの浴衣のまま
K先生からこの言葉をいただき、
ボロボロと涙をこぼして泣いたことを思い出す。


とにかく、踊ろう。


「ここまでやれば抜けられますよ」という
「予定」が決まっていればいいのだけど(笑)、
それは、ない、わけだから。


初めてお扇子を触ってからまだ5年2ヶ月。
あてのない旅は
本当に始まったばかりなのだ。

2007年4月 5日 (木)

「みーんな、おんなじ。なんとかして」(T^T)

おほほっ。
師匠の新たな舞台情報に反響多!
ほほっ。みなさま、引き続き、ご注目下さいませね。
★日記
★HPのお知らせ

それから、ジュネーブで日本舞踊を学んでおられる「はち」さんから
こんな素敵な情報が♪

「NHK教育テレビ「芸能花舞台」でその舞台(「風林火山」)が放映されるようです
(4月17日13:00~、再放送、再々放送もあり)。万歳!とり急ぎご連絡。

すてき~~すてきだわ~~♪

とゆーことで、なにもかも(?)よろしくお願いいたします!

※その後の情報で上記は4/14とのこと・・・
はちさんのほうは外国だから放映時間に差が?!

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Pic_0594

さて。お稽古日記でございまする。
(写真はうな子を背負ってねんねこを着た私・・
もうちょっと上手く撮りたかったのですが
この写真を撮った直後に師匠がいらしたので、慌てて携帯を
戻したので、撮り直せなかった(T-T))


まず下駄。

久々にお稽古開始直後に師匠に質問を致しました。

絢也:「せんせい・・質問してもよろしいでしょうか」

師匠:「はいどうぞ。」

絢也:「私が下駄を履くと、まず、【巨大化】しますよね」

師匠:「(ふっ、とお笑いになって)うん、まあそうね」

絢也:「いつもよりうんと腰を落として踊ったほうがいいのでしょうか」

師匠:「いや。下駄のときに、腰を入れすぎると、かえって
    踊りにくいし、バランスもよくないんだよね。
    むしろ、少し、立ち気味でもいいくらい。
    そのほうが踊りやすいしね。
    下駄はいて、うんと腰を入れると
    踊りに軽快さがなくなって、重くなるし、
    すっごい立派な下駄を履いてるみたいに見えちゃう。
    あんたみたいな体型の人・・まあ、難しいところだけど、
    そんなに意識して落とさなくてもいいよ。」


ふむふむなるほど・・・・・・。


そしてお稽古中は細かい細かいご注意を沢山頂き、
「うほー。」という感じ(ちょっと嬉しい)。


踊り終わって。


師匠:「・・・・ぜんぶおんなじ・・・・なんだよね・・」

絢也:「は。」

師匠:「出だしから、最後まで。
    首をふるにしても。踏むにしても。
    強さから、雰囲気から、何から何まで。
    ぜーーんぶおんなじ。一本調子。変化が全然ない。」

絢也:「(がびーん)はい。」

師匠:「子供だから、こういう首の振り方でいいし、
    こういう(ちょっと振りをなさって)踊り方も合ってる。
    間違ってないよ。
    でもさあ。
    どこもかしこも、ぜんぶ同じ、ってのはねえ。
    みーんなおんなじ。なんとかして。」

絢也:「(苦悩)はい。
    (どうやって?と訊きかけて言葉を飲み込む。
     自分で工夫する前に「どうやって?」
     と訊いてはいけない、と自分を戒める)」

師匠:「加減、なんだけどね。要は」


絢也:「はい」

師匠:「それから、途中で疲れない。
    疲れたわけじゃないんだろうけど、
    疲れて見えた。」

絢也:「はい。
    けど、・・余裕で踊ってるように
    見せようとしてたんですが・・・(^^;)」


師匠:「逆効果(びしっ)。」

絢也:「はい・・・。」


「必死でめいっぱい踊ってる感じ」を出さないように、と、
余裕かましてみたら、どうやら、踊りが雑になって、
イコール、「疲れたように」見えてしまったらしい(T-T)。


こうして、創意工夫が失敗することもありますです。

くすんくすん。くじけないもん。


なんか、最近、確かに
自分の気合が空回りしてる感じだ。
妙な力が入ってきて、
妙な力を抜こうとするのだけど、
その、「妙な力を抜こう」とする行ないそのものが
逆に「力」になってしまってるような。


加減の付け方も。
どうしたらいいか、よくわかってないけど


見つけたい。


私の、方法を。

2007年4月 3日 (火)

舞台情報!師匠がまたまた踊られます!

Hujima1


歌舞伎座公演の興奮も冷めやらず・・・・

またまた師匠が踊られます(嬉しい!)


詳細は、私のHPの「お知らせ」からどうぞ!!!

三日間、師匠の素踊りが見まくれます!
しかもしかも・・・

演目が・・・・

私の大好きなものばかりだあああ!(絶叫)


景清
外記猿
新曲浦島
鐘の岬

うわ~どうしよう~~~!!
ちょっとちょっとまって~~!
なんというラインナップ!!!ぎゃー!
もう気絶してしまうかもしれない!(T^T)

上の3つの演目は、以前、師匠が踊られたのを
本舞台で拝見したことがあります。
どれもこれも本当に素敵で素敵で、
脳裏に焼きついて離れません♪
思い出すだけで、心臓がきゅっ♪となります(ホント)


「鐘の岬」は・・自分がつけていただいたお稽古・・・の
お手本でしか見たことがありません。女形です。
師匠の女形を、舞台で拝見するのは久しぶりです!
もうこれまた・・・・想像しただけで気絶もの・・・
素踊りの女形・・・どれだけ素敵なんだろ・・・・
(想像しただけで・・・ため息・・・・ふひー)

iki-artprojectは、毎回、個性的な公演を開催してくれますが、
今回は、さまざまなジャンルの男性舞踊家(ダンスなどなど)の皆さんが
それぞれの芸を披露する、という・・またまた斬新な企画です。


舞台自体は、「スタジオ公演」の形式なので、小さな場所です。


しかーし。

それゆえに。


師匠の踊りを、至近距離でたっぷり見られるではないですか♪


ほっほっほっほ。


ほーっほっほっほっほ。


と高笑いをしたところで、
皆様、ぜひぜひ、ご堪能下さいませませませ♪


こちらに直接リンクも貼っておきます。

あと、iki-artprojectのHPも。

2007年4月 1日 (日)

がんばれ。みちよ!

今週の木曜日には
もう、日本に居ないのか。

カレンダーを見て、ふと思う。


4/4の水曜日はお稽古日。
この日お稽古を終えると、
彼女の次のお稽古日は「3年後」だ。


海外で仕事をしたい、という
だんなさんの夢の実現を応援し、
ついていくことを決めた彼女は
妻として本当に立派だとおもう。
夫婦仲良く、遠い南半球の国で
3年間、元気で、充実した日々を過ごせることを
願ってやまない。


彼女がお稽古場に初めてきたのは
おととしの夏だ。

私のHPをすみからすみまで読破して(!)
師匠のことを知り、
「この先生しかいない!」と確信して
お稽古場を訪ねてきた。


最初から、日本舞踊と、師匠に対して、
猛烈な憧れと情熱をおなか一杯に抱えて
登場した「女の子」だった(人妻だけど・笑)。


そして、私が自分で言うのは恥ずかしいが、
私に対しても、憧れの瞳で接してくれていた。

だから、私も、ほんのささやかなことだけど、
伝えたいことはみんな伝えた。

ささやかな、ささやかなことばかりだけど。

全部、あっという間に吸収して、
気がついたら、なんだか、
感覚が私に最近そっくりになってきた(笑)。

そして、私のことをずいぶん支えてくれた。


私の名披露目だった「文売り」の時。


「本番当日、私の側でいろんなことを
手伝ってもらえるかな」

いつも私のお稽古をよく見ていてくれていた彼女に
是非、そばにいて欲しいと想った。


彼女はその日、「京鹿子娘道成寺」の所化で
「初舞台」。
出番はかなり離れてるから、支度に影響はないはず。


しかし、私の申し出に、彼女はとまどった。


「入門1年に満たない状況で
初舞台を控え、しかもいきなり
先輩名取のお手伝い」というのは
かなりのプレッシャーを与えてしまったようで、
「かえって絢也さんに迷惑をかけるから」と
彼女は苦渋の表情で伝えてきた。


そりゃそうだよなあ。
悪いことしちゃったな。


・・・・と思ったのもつかのま(笑)。


「迷惑になんか絶対にならないから。
側にいてくれるだけでいいから、お願い」


私の「ワガママ」に、彼女は応えてくれて、
下浚いから、本番まで、
とても入門して数ヶ月とは思えない身のこなしと
気遣いで、私のことを支えてくれた。
迷惑になるどころか、
「いてくれて本当によかった」と心から思えることを
沢山してくれた。

本人にも何度か伝えてることだけど、
あの日「文売り」が無事に踊れたのは
彼女のおかげだ。


「いい経験になった」と
笑顔一杯に言ってくれてありがとう。


今更だけど、本当にありがとうね。

彼女はまだ26歳。
3年後でも29歳。
なにせ若い!
日本舞踊をしばらくお休みするのは
寂しいと思うけど、
またそこからじゃんじゃん踊ればいい。


いつか絶対に本舞台で「藤娘」を踊りたい、という
夢を絶対に実現して欲しいし。


素晴らしい経験を重ねて
ひとまわりもふたまわりも成長して
帰ってくることだろう。

また。踊ろうな。


彼女に私は、
一本のお扇子を贈った。


美しい藤の花が手描きで描かれてるお扇子。


「3年後、お稽古場の舞台の真ん中で
このお扇子を置いて、達也先生に
【お願いします】とご挨拶して、お稽古をすると、
約束してください」


そう書いた手紙を添えて。

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ああ、でもなあ。

当たり前にいつもそこにいて、
いつも「絢也さん絢也さん」と慕ってくれて。

「絢也さあん、ちょっとぉ聞いてくださいよぉ」
「ねえねえ絢也さん」
「絢也さーん、だめですよ~~あははは」

彼女が「絢也さん」と呼ぶ声。


しばらく、聞けなくなるんだな。


こうして書いていて、簡単に涙が出てくる。

3年後にまた会えるのだから、
涙をこぼしてはいけないと思うのだけど、
涙は、普通に出てくる。


いやいや泣いてる場合ではない。


私も頑張るよ。


3年後
またあなたにキラキラした目で見つめられて(笑)
「絢也さん絢也さん」って呼んでもらえる私であるよう。


「なあんか、絢也さん、老け込んじゃって」
なんて思われないよう。
「なあんか、絢也さん、踊りが下手になってるし」
なあんてならないよう(笑)

私も頑張るから。

みちよ!頑張れよ!

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