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2007年5月

2007年5月31日 (木)

「マクベスより~予言~」開演です!

師匠が制作をなさっている
創作舞踊劇場「マクベスより~予言」が始まりました♪


「予言ブログ」には
毎日のように出演者の
動画入りコメント(!)が更新されていて、
とても楽しい♪


また、ゲネプロ、初日の写真がUPされていて
その衣裳の素晴らしさに目を奪われます。
かっこいい~~!!
(実に上手い写真で、思わず
「見たい!」と思わされてしまいます~~(^-^))


私もワクワクしてきました!
楽しみだな~~~~♪♪
(写真を見て益々期待が高まってしまった!)

※6月3日のA公演(11時開演)はチケット完売とのことですが
他日程ではまだチケット購入可能な公演もあります。

「予言」のHP・【チケット】
問い合わせ先、購入方法など詳細記載がありますので
ご参考になさってくださいませ。
「この日のチケットはどうかな~~?」などというご相談も
できるかと思います。
  ★メールでの購入依頼、ご相談はこちらへ→macbeth@dance-holic.com

皆様、よろしくお願いいたします(^-^)

※達也先生の門弟の方は、これからでも
 達也先生にチケットをお願いすればOKでーす(^^)!!
 

★会場: ル テアトル銀座(東京)
     〒104-0061 東京都中央区銀座1-11-2 銀座テアトルビル3F
       TEL 03-3535-5151(代表)
      座席数 774
        【アクセス】
           地下鉄都営浅草線 宝町駅より徒歩5分
           地下鉄銀座線 京橋駅より徒歩1分
           地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅より徒歩1分
           地下鉄銀座線 銀座駅より徒歩5分
           JR東京駅より徒歩8分
           JR有楽町駅より徒歩8分

      ※地図はコチラ

★日程: 2007年 5/30 ~ 6/3
        ○5月30日(水) 6:00PM開演 【Aキャスト】
        ○5月31日(木) 1:30PM開演 【Bキャスト】
        ○6月1日 (金) 1:30PM開演 【Aキャスト】
        ○6月1日 (金) 6:30PM開演 【Bキャスト】
        ○6月2日 (土) 1:00PM開演 【Bキャスト】
        ○6月2日 (土) 6:00PM開演 【Aキャスト】
        ○6月3日 (日) 11:00AM開演【Aキャスト】
        ○6月3日 (日) 4:00PM開演 【Bキャスト】

★座席料金: ブロック指定・8000円


----------------------------------------------------------


創作舞踊劇場を、初めて見たのは
平成15年の「薔沙薇の女」が初めてでした。


「日本舞踊で創作って一体何??」という
素朴な「疑問」のような気持ちを持ち、
その「疑問」がイコール「興味」となり、
師匠にチケットをお願いした記憶があります。


日本舞踊を始めてまだ1年と少しだった頃。
踊りのことなんて、
今以上に、「何にもわかってなかった」頃。
だけど、
「日本舞踊って楽しい!面白いっ!ずっとやろう!」と
燃え始めた頃。


その私の目に飛びこんだ
「薔沙薇の女」は、衝撃的でした。

日本舞踊って!!

こ、こんなに!

こんな可能性がっ!!!!


「一つの舞踊のジャンル」として、
こんなに広く大きな可能性を持つものだと・・・
まったく想像していなかったので、
本当に心底びっくりして、
胸がしめつけられるような感覚になりました。


大変失礼ながら、幕が上がる直前まで
私は、


「純粋な和服ではない衣裳で
三味線の演奏でない演奏で踊る日本舞踊なんて、
きっとキテレツで、
奇をてらった、実験的なものなんだろうなあ。
きっとヘンテコリンな世界を見せられるんだろうな」

と、かけらも期待せずに
椅子にそっくりかえって座っていました。


幕が開いて数秒後に
「ぎゃ~~~すみませんすみません。」という
気持ちになりました。


観てから数日後のお稽古のとき、
師匠に、興奮して感想を言いました。

「せんせいっ!創作って!
観なくちゃわからないですね!
観る前は想像もできませんでした!
あれはすっごい、日本舞踊なんですね。
あくまで日本舞踊の動きを守りつつ、
それで、あれだけの表現の可能性があるってことを
知ってびっくりしました!!!
観てよかったっ!本当に観てよかったです!」


師匠はにっこり微笑まれ、
「そうなんだよね♪
創作舞踊って、聞いただけだと、
なにそれ?って感じでしょ?
一度観てもらえればわかるんだけどさ。
なかなかその辺がね。知ってもらうのが難しくて。
とにかく、あなたに楽しんでもらえたなら
よかったですよ。ありがとうね」


それ以降、創作舞踊劇場は
観ておりますが、
毎回、プロフェッショナルな踊りの表現と
その豪華な舞台に、感動しております。

もし、一度も創作舞踊劇場を見たことがなくて、
かつての私のように
「日本舞踊で創作って何~~?
きっとヘンテコリンなんじゃん?」という
先入観をお持ちの方もおられるかと思いますが、
そんな方にこそ、是非、足を運んでいただきたいです!


日本舞踊の世界の、隅っこで
日本舞踊が大好きになった私。
こんなにもちっぽけな私ではあるけれど。
沢山の人に
日本舞踊を好きになって欲しい。
こんな素敵な踊りのジャンルがあるんだよ、ってことを
知って欲しい。


その想いをこめて、今日の日記を書きました(^^)

この日記を読んだ方の中で
一人でも、
「へえー。そぉなんだー。
じゃ、たまたま、今日、
明日、明後日、って時間が作れるから、
観にいってみるかー」と思って
足を運んでくださる方がいたとしたら
こんな嬉しいことはございません(T-T)。

2007年5月29日 (火)

まーた「男物」。しゃーない。

てなわけで、まもなく
師匠が制作をなさっている
創作舞踊劇場「マクベスより~予言」が始まります♪
★会場: ル テアトル銀座(東京)
     〒104-0061 東京都中央区銀座1-11-2 銀座テアトルビル3F
       TEL 03-3535-5151(代表)
      座席数 774
        【アクセス】
           地下鉄都営浅草線 宝町駅より徒歩5分
           地下鉄銀座線 京橋駅より徒歩1分
           地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅より徒歩1分
           地下鉄銀座線 銀座駅より徒歩5分
           JR東京駅より徒歩8分
           JR有楽町駅より徒歩8分

      ※地図はコチラ

★日程: 2007年 5/30 ~ 6/3
        ○5月30日(水) 6:00PM開演 【Aキャスト】
        ○5月31日(木) 1:30PM開演 【Bキャスト】
        ○6月1日 (金) 1:30PM開演 【Aキャスト】
        ○6月1日 (金) 6:30PM開演 【Bキャスト】
        ○6月2日 (土) 1:00PM開演 【Bキャスト】
        ○6月2日 (土) 6:00PM開演 【Aキャスト】
        ○6月3日 (日) 11:00AM開演【Aキャスト】
        ○6月3日 (日) 4:00PM開演 【Bキャスト】

★座席料金: ブロック指定・8000円

チケットは、 「予言」のHPのフォームからどうぞ。

皆様、よろしくお願いいたします(^-^)

-----------------------------------

さて、タイトルのお話。


浴衣の反物を、ヤフオクでゲット。


まーた、男物(T-T)。


師匠のためじゃないです(笑)。
私の、ため。


まったく、背が高いのもありますが
何せ腕が長いもんで。
男物の反物がお稽古用の浴衣には最適なんです。


こんな柄。
Bon2_tokeiimg600x5251179811002p1010005

渋いなあ(^^;)。

でも似たような柄の浴衣
(もちろん男物の反物から仕立ててもらったやつ)は
既にあるし・・・。
男らしい浴衣はこれが初めてじゃないから・・・。


男物の反物から仕立てた浴衣を
献上の帯できりっと着こなすと、
決して「可愛くない」けど
「すっきりした感じ」にはなるし。

可愛くておっきい反物がなかなか見つからない。
いや、そりゃー高級なものなら
たまに見つかるけど・・


お稽古着だし・・・・ねえ?


私の場合、夏場は一回のお稽古で浴衣は2枚消費。
汗だくになるので、毎回お洗濯。
もう布の消耗がひどいので、
毎年浴衣を作らないと、もう追いつかない・・・・・・。

ヤフオクでリーズナブルにゲットした反物で
お稽古着をつくり、
浴衣浚いで、流派の浴衣を作る・・・・
というのが私の毎年の浴衣購入でございます。


ところで、今回ゲットしたこの浴衣の反物が
「中村勘九郎ごのみ」っていう名前の反物なんですが・・・。


???この模様は中村屋の模様なのかしらん??


まあとにかく、
今年も安く手に入ってよかった。


ちなみに大きな声じゃ言えませんが・・・・

この反物は2千円(^^;)。
もちろん、綿100%のきちんとした反物。

ヤフオクならでは・・ですな。

2007年5月27日 (日)

ほのぼの。

今週は師匠が
創作舞踊劇場「マクベスより~予言」の制作のお仕事が架橋に入るので、
お稽古がお休みになります(T-T)。

お稽古がないのは寂しく、辛いものですが
師匠には、心置きなくお仕事していただき、
素晴らしい舞台を作り上げていただきたいと
弟子として、心より思う次第です。

私も、もちろん、拝見します。楽しみです♪

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と、今週は「お稽古日記」が書けなくなりますので・・・

ほのぼのネタでも書こうかな♪


【ほのぼの・その1】

Photo_7


ある日のお稽古風景。

遠方の舞台で踊るのは、
「官女」をお稽古中のゆりかさん。

手前の赤ちゃんは、ゆりかさんの息子さんの
「タイヨウくん」(字を忘れた・・)。もうじき2歳。

で、タイヨウくんと一所懸命遊んでいるのが
お稽古場で「イケメン」と呼ばれている
モデル出身の俳優岡本くん。


身長182cm。売れっ子モデルから俳優に転身し、
現在、テレビドラマ、舞台で活躍中。
広く芸を身につけるために日本舞踊も頑張ってお稽古している、
その華やかな容姿からは、一見、想像できない(?)
真面目なヤツです。


そんな彼が浴衣姿で、
赤ちゃんと「一所懸命」遊んでる姿は
なんともほほえましく、思わず携帯で写真を撮ってしまいました。


「一所懸命」遊んでる理由は、
「ママのお稽古を邪魔させない」ため。
でも、タイヨウはとてもよい子。
おとなしく、イケメンのおにいちゃんと遊んでいます。


だって、ゆりかさんは、妊娠9ヶ月になるまで、
本当に臨月寸前まで、タイヨウをおなかに入れたまま
お稽古してたんですもの。
タイヨウは生まれる前から、
三味線と達也先生の声を聞いていたんです♪
そりゃー、お稽古場にすぐなじむはずだわ♪


いい光景。


「ねえ、岡本くん、ちょっとだけ顔上げてよ」と
頼んで撮った一枚は
ヤツがわざとへんな顔をしてしまい、
ファンの女の子が泣くといけないので、
載せるのを断念しました・・・・(^^;)


美しい笑顔でもみせてくれてたら
「好感度アップ」間違いなしなのにー(笑)

【ほのぼの・その2】

Img_0003


ひなちゃんこと、下関の花柳多智雛さんが
お浚い会を終えて、「お礼のお手紙」を
送ってくれました。

私は行けなかったんだから
気を遣わなくていいのに・・・(T^T)

写真の左側に写ってる
小さい可愛い鳥は、実は
彼女の「手作りの文香」!
品よく香る文香は、気持ちを優しくします。


こういう、女らしい心遣いの出来る、
ひなちゃんを、私は心から尊敬します。

そして、お撒き物まで同封されてました。
それが真ん中の包み。


これがなんと。


Img_0005

線香花火!!

いやー!

粋だなあああ!!


舞台という・・
一瞬の煌きを見せる空間と・・・
一瞬の美しさを見せる線香花火・・・
でもどちらも、見るものに、
「余韻」を残し・・・・。


ううん。
こんなオシャレな撒き物を考え付く
ひなちゃん、さすがだあああ!


※こういう斬新な発想は
私にはまったくないので、
多分、わたしの撒き物は
これからも、手ぬぐいか、お菓子だろうな(^^;)
(みなさん、ワンパターンですみません)

ひなちゃん、かっこいいなあ。

かっこいいなあ、と思える親友を持って
私は幸せです。

2007年5月25日 (金)

「このくじは、大当たりです!」by私

私の通常の日記「徒然New」
まずはご参照。
同門の後輩お弟子さんとの楽しい歌舞伎観劇日記があります(^^)

----------------------------


さて、この日記に登場する愛子ちゃんは
私のHPを見て、
藤間達也先生に入門しようと決めて、
お稽古場にやってきた方。


実は・・・・。
こういう方、HP開設以降、
とても多くて。


私、とてもとても嬉しい(T^T)。
自慢でもなんでもなくて
素直な気持ちで、とてもとても。嬉しい。


ちえさん、ちえみさん、みちよさん、くみちゃん、
ともみさん、ゆりこさん、みづきちゃん
まりえちゃん・・・
実は、みんなそう。
八王子のお稽古場にも何名かいらっしゃるらしい。

みんな大変お稽古熱心な方ばかり。

最初にHPを作ったときに、
「日本舞踊ってこんなに楽しくて素敵なんだよ!」
ってことを強く発信したい想いで
「藤間流日本舞踊」のコンテンツを作ることを決めた。

そして、「私の師匠は、こんなに素晴らしくて、素敵で、楽しい方なんです!」
ってことを、ただひたすら純粋に世の中に伝えたくて
「私の師匠」というコンテンツも作った。


最初に作った直後、すぐ師匠に見ていただいた。
「よく出来てますね。でも
フジマタツヤさんは
罵詈雑言ばかり言ってるお師匠さんだと
思われないかしら(笑)」
と、笑いながら、私がこうして師匠のことを
バシバシと書くことをお許しくださった。


別に「宣伝」して、
「お弟子さん集めにご協力しよう」とか
「点数稼ごう」とか、そんなヨコシマな気持ちは
微塵もなかったし、はっきり言って、今も
カケラもない。


「日本舞踊ってね!あのね!」
「私の先生ってね!あのねあのね!」
という、
それだけの純粋な気持ちしかない。


結果的に、それで
「こんなに沢山のお弟子さんが入門するきっかけになった」
という事実につながってる事は、
なんとも感慨深い。

私の、日本舞踊に対してのみ持っている、
「馬鹿みたいな純粋さ」が、
自然な形で伝わっているのだなあ、と
そのことがとてもとても、嬉しい。


そして、誰もが
「絢也さんに感謝してます。
本当に達也先生に入門してよかった」
「絢也さんのHPに書いてある通りの先生で、
本当によかった」と
言ってくれることについては、
ほんの少し、自慢したい(笑)
それは何に対して自慢したいかというと
「ね?!私の書いてることにウソ偽りはなかったでしょう?!」という
自分の「表現力」に対して(笑)


で、冒頭に登場した愛子ちゃんに話が戻る。


昨日、歌舞伎座の帰りに、ちょこっとだけ
一緒にお酒を飲みながら、
語り合ったのだが、
その時、初めて聞いてみた。


絢也:「ねえ、私のHP見て、入門してみようって思ったって言ってたよね」

愛子:「はい。ホントよかったです~~」

絢也:「一度聞いてみたかったんだけど、
    どこの、どの部分を見て、一番琴線に触れたの?」

愛子:「いやー。正直っ言って。
    日本舞踊やってみたいなあ・・って思ってからの
    お稽古場探しは大変でした・・。だって
    初めてで何もわかんないし・・
    お稽古情報の雑誌を見たり、いろいろ調べたけど、
    載ってるのは、場所と曜日と月謝くらい。
    
    お稽古場は沢山あるけれど、
    何を基準に、選んでいいか、さっぱりわからなくて・・。

    その時、絢也さんのHPを見て。

    「大当たりです!」って書いてあって(笑)

    へえー実際習ってるお弟子さんが
    「大当たり」って言うんなら、
    こりゃ、ホントに大当たりなのかもしれないなあーって(笑)
   
    で、先生の写真もアチコチに沢山載ってて、
    ああ、なんか、感じのいい方だなあ、って印象を受けて。

    場所も通いやすいし、ああ、もうここだな、という感じで
    見学に行ったんです」

絢也:「あははははは!ポイントは「大当たり」かあ!」

愛子:「そう!大当たり!が決め手です!」

絢也:「で?どう?大当たりだった?」

愛子:「もちろんっ!大当たりでしたよっ!(^0^)」


いやいや、笑いました。

決め手こ言葉が「大当たり」だったとは(笑)。

でも、この言葉も、私の本音中の本音。
元々くじ運の悪いほうだけど、
こと、この日本舞踊に関してのみ
最高にでっかいくじに当選したと思っているので!!


そして、師匠に入門したお弟子さんがみなさん
このくじに当選したと喜んでくださって
本当によかった!!

※先日、お稽古場に見学にいらして
次回から入門される方も、私のHPをずっとご覧になっていたそうです。
必ずや、「私も当選!」と思ってくれると信じてます♪♪


私がHPに書いてる文章はこれ


↓   

日本舞踊を習おう!と決めたときに、色々探しますよね。

「どこのお師匠様に入門するか」はある意味「くじ引き」みたいなものです。

はっきり言いましょう!!

このくじは、大当たり(^0^)です♪

あっはっは。
確かに、言葉に説得力がある。
本音の言葉は、力強いわ(笑)。

2007年5月23日 (水)

「回るのが早い」(T^T)

師匠:「回るのが早いよ。
全部が全部ってわけじゃないけど。

だからせっついて見えるんだよ。」


とくに「巴まわり」が、早いらしい。
足をあげるまではまだいいとして、
足を下ろして回るところで急に早くなるようなのだ。


「らしい」
「ようなのだ」


自分のことなのに、
他人事のような発言になってしまうのは
恐ろしいことに「自覚がない」からだ(本当に恐ろしい)


かなりゆっくりまわったつもりなのに
師匠:「早いよー。」


(T-T)。


次の振りへの不安から、思わず

絢也:「でも次が間に合わなくなりそうで・・・」

と口をついて出てしまった。


師匠の目が厳しく光った。


師匠:「間に合うに決まってるでしょう。
    そんなことを、口にするんじゃないの!」


あああああ。やってしまったっ!
私のこういうところがイカンのだああああ!
絶対にこういう言葉を言ってはいけない!
「でも」とか「こうしたらこうなっちゃう」とか。
それは「できません」と言ってるのと同じだ。


師匠が「不可能なこと」を
「やれ」なんておっしゃるはずがない。
そんなこと、わかりきってるでしょう?絢也!
あんた、もう、何年、師匠の弟子をやってるんだ?!
昨日今日入門したわけじゃないでしょうっ!?
(と自分に向かって叱責!)


大反省だ・・・・


そして、うんとゆっくり回ってみたら。

間に合った・・・・。


「ゆっくり、ゆっくり」と言い聞かせて回れば
ゆっくり回れる。

あ。そういえば。

他の事に追われて、
少し前のお稽古での、
師匠の「ゆっくりゆっくり」のお声を聞きながら踊った時の
あの感覚を、すっかり忘れてしまってる。


脳みその働きが弱いというか。


自分にとって「イイコト」だったことはさあ。
ちゃんと思い出して、活かそうよ。絢也さん。

つくづく不器用だなあ。もう。

----------------------------------------


周りのお弟子さんのお稽古を見てると・・
乾いたスポンジが水を吸うように
どんどん皆さん、上達している。


人がどんどんよくなっていく過程を見るのは
本当に嬉しくて、気持ちがいいものだ。


思わず、見ていて笑顔になる。


どのお弟子さんも
それぞれが師匠と二人三脚で
一つの踊りを仕上げていく。

一つのことに向かって、
やりとげるのだ。


日本舞踊のお稽古の素晴らしさはそこにある。

その時の、その時期の、
その人が持ってる、その人の力の
その人が出来る精一杯を込めて。


やり遂げることの素晴らしさ。


好きだなあ。


お稽古場のこういう雰囲気と
師匠のお稽古が大好きだ。


ホントに、好き(^^)♪

2007年5月20日 (日)

表現の難しさ

では、いろいろ落ち着きましたので
通常のお稽古日記に戻ります(^-^)


先日のお稽古のことを・・・。


踊りにおいて、「最初の出」ってすっごい
「大事」なんだと思う。
コントでいうところの「ツカミ」じゃないけど、
「最初」ってやっぱり肝心。

本番ではもっとも緊張するところが「出」だ。
だとしたら、そこは、多少緊張してもなんとかなるよう、
お稽古でしっかり、鍛えておかなくてはならない。


だからなんだと、思う。


どの踊りのお稽古でも。


お稽古が・・・本番に近づけば近づくほど・・・


出のところで、絶対に、テープが止まる。
そして、沢山、沢山、直される。
しかも、毎回毎回、「違うご注意」が飛ぶ。

前回までにいただいているご注意の全部を
克服できてないと、思う。
いや、間違いなくできてない。
だけど、少しずつは・・・・
少しずつは、進んでいる・・・と信じたい。
だからこそ、「違うご注意」をいただけるのだと、思いたい。

そうだ。「文売り」の時も。
枝を持ってススス・・・と出てくるあの一番最初のところで
何度直されただろう。
「もう一度歩いて」
「袖の持ち方直して」
「枝の高さが低すぎ」
「右手、もっと下」
「ねえ、その枝、商売道具だよ。そう思って歩いてよ」
「スッ、と決まってよ」
「そんな娘みたいな首の振り方しないで」

「文売り」から1年以上経った今も
こうして、「出」のところでいただいたご注意だけで
これだけ並べられる(笑)
いやいや、こんなの、ほんの一部だ(笑)

で、一年経った今、
私は「文売り」とはまったく違う色の踊りである
「子守」と格闘中なわけだ。

かっかっかっかっ・・・・・。


下駄を鳴らして、
みそこし右手に、とんびを追っかけて駆け出る。


おっとっとっと・・・・
と転んで・・・・・


ってところでテープが止まった。


師匠:「・・・・・・・・もう一回やって。」


うっ。

きた。


かっかっかっかっ・・・・・・

おっとっとっと・・・・・・


・・・・・のところでテープが止まった。


師匠:「つまづいたら、すぐ下を見ちゃだめ」

絢也:「え?」

師匠:「急に、転ぶわけでしょ?思いがけず。
    上見たまんまじゃないと。
    下見るのは、もう転ぶ最後の最後」


あー。そうだ。
そういうもんだ。
そういえば。人が転ぶときって、そうだ。
転ぶ時って、「思いがけない」出来事なわけだし、
体勢を元に戻そうとする本能が働くから
目線は、そのまんまのはずなんだ。

むむむ~~。
人前で芝居して、
お金もらうのを生業としてきたものとして
今頃気がつくなんて恥ずかしい(T-T)。


やりなおす。


かっかっかっ・・・・・・

おっとっとっと・・・・

ステン。


師匠:「はい、そういうこと。」


ほ~~っ(^^;)

師匠の「はい、そういうこと」が聞けるのはホントに嬉しい♪


「おやっかな~~なんとしょえ~~あいたたったった~~♪」


テープが止まる。


うっ。


きた。


師匠:「怒る(という振りがある)まではいいです。
    怒ってから、膝をおさえるまでの動き。
    すぐに膝をおさえないでよ。
    痛みを感じて『うっ』となるのがないと。
    だからって、顔つくらないでよ。」


ああああー。そうだよなー。

そうだそうだ・・。

で、前のお稽古のときは
「痛い」という「顔」をして、師匠に叱られたんだった。
「顔をつくりなさんなって!」

「顔を作らない」ということに心を注ぎすぎて
肝心の「痛い」を忘れてた。


「顔を作らず」に、「踊りで表現」する「痛み」。


んんー。難しい。


師匠が、こんなに大切なことを沢山教えてくださってるのだから・・。


今更、「そこでお尻出さない!」
    「その時の右手がおかしい!」
    「ここでふらつかないでよ~」
とかとか、そういうご注意からは、早く卒業しなくては(T^T)。


それからそれから。
いろんな踊りで散々叱られてる、コレも。


師匠:「回るときに、そこだけ、アンタに戻らないで」


回る瞬間、気を抜くと「素」に戻る・・・のだ・・・。
別に難しく回るのでもなんでもない、
ただ、回る、という最もシンプルな動きがゆえに
気が抜けるらしい。
しかも回った後の振りが難しいところだと
余計に「よし、次のあそこ、しっかりやるぞ」と無意識に思ってしまい、
「私」に戻ってしまうのだ。


いかん。いかんよ~~~。絢也さん。
これももう、「今更」だぞ~~!!(T^T)


2月から振りを入れて、
3月には覚えて、
4,5、と、きて、
さすがに「振りを思い出す」ことはなくなったけど
まだまったく余裕がない。


余裕はないくせに
なんとなく自分で「簡単」と感じてるところで
無意識に気が抜ける。


緊張感を忘れずに余裕を持つ。


これができなくては「表現」なんてできっこない。


気合を入れすぎもいけないし。


踊れば踊るほど難しくなってくる。


どんどん、どんどん、難しい。

-----------------------------------------------

先日の日記に「あきこ」さんが
多智雛さんに送られたメールに感動した旨、
書きましたが、
ご本人の了解をいただいたので、
その内容を少々紹介します♪

************************************

多智雛さま

こんばんは。 (^-^)
素晴らしい舞台をありがとうございました。
昨日はお疲れ様でした。
我ながら陳腐な表現だと思うのですが、これ以外思いつかなくて。 

下関まで寄せていただいて、よかったです。
本当にありがとう。。。。。

あんなに重い、といっても、私は本舞台の経験がないから、実際にどれだけ重い
か想像もつかないのですが、本舞台の衣装を身に着け、何事もないかのように、な
かったかのように踊る雛さんを拝見してると、涙が止まりませんでした。
取り乱してしまって、すみません。
本当に感動しました。 感動をありがとうございます。


**************************************************

多智雛さんは
「必死に頑張っている感じが見えたらイヤだな」と
よく言っていた。

余裕の踊りを見せられたということは
彼女が、一つの壁を越えたということだ。
それがあきこさんを感動させたということ・・・・。

そのことが私もとても嬉しかった♪


そして、多智雛さんと私に向けた言葉をいただき・・
最後にこう書かれていました。


*************************************

本当に、お稽古に行く日はいっつも、
ひなさん、あやさんに感謝しています。
お二人が居てくださるというだけで、
私には励みになります。ありがたいことです。


**************************************


(T-T)


私は、感謝されるようなことは何も・・・・
ただただ、踊りが好きで好きで・・・・それだけ・・・。


でも、ただ、ただ好きという
「それだけ」の、「それだけ」しかない、
こんな、私のことが、
あきこさんのお心の何かに触れたとしたら
それはとても嬉しく受け止めたいと思います。


こちらこそ、感謝です。


ありがとうございます!!

2007年5月19日 (土)

日本舞踊ってスゲエ!

下記、私の普通の日記「徒然New」
に記載してあるものをそのまんま貼り付けました。

お稽古日記限定読者さまもおられるようなので。

私の、完全復活の、ご報告です。
ご心配頂いたみなさま、本当にありがとうございました

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いやー。

自分で驚いた。

完全復活です。

お稽古したら、ダメージが、うそのように消えてしまいました。
ホントにうそみたいな話。

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私が受けたダメージは、
多種多様に及んでおりました。

悲しいのはもちろん、気疲れもあったし
体力的な疲れも・・・。


そして、一番受けたダメージが
「火葬場」での「作業」でした。


中学生の時に祖母を見送った時に始まり、
火葬場の経験は何度かあります。


火葬場は、だめです。苦しい。


毎回、同じダメージを受けます。


あの、棺が、がらがらと、焼く機械に入れられ
扉が閉められ
「ゴ~~」という炎の音が響く。
この瞬間、まず息苦しくなる。


そして、一時間半くらいで、
さっきまで、「人」だったのに
粉々の骨になっている・・・・。


人の命のはかなさ。
魂ってあるのだろうか。
この人はどこに行っちゃったんだろう。
骨になってしまったこの人と
もう本当に会うことはないんだ。

私も、いや、この世の誰もが
最期はこうして、骨になるんだ。
どの人とも、こうしてお別れするんだ。

これからも、こういうお別れが沢山あるんだ。
沢山・・・・
悲しいことが沢山沢山待ってるんだ
人生って・・・・生きるって・・・死ぬって・・一体・・・


いろんな想いに押しつぶされそうになり
お骨を上げると、気を失いそうになります。
お骨が気持ち悪いとか、そんな不謹慎なことでは
決してありません。
想いがあふれてしまい、苦しくて切なくて
気が遠くなってしまうのです。


倒れそうになるのを我慢して、
食事の席まで行きましたが
案の定、そこで限界となり、
座っていることもできなくなって
私はしばらく控え室で横になっていました。


「負」の想い、
「負」の考えに押しつぶされそうになった私は
それからしばらく、肉体的疲労も重なり、
完全にパワーを失ってしまったのでした。


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今朝起きても。
沢山眠ったはずなのに
どこかだるい。


なんにもしたくない。
寝てたいな。


でもお洗濯しないと。


ああ。お稽古。お稽古だよ。今日は。


いつもなら、ニコニコワクワクのお稽古日。
なのに。
なんだか気が重い。


お稽古日なのに気が重いなんて
完全に、私、ダメダメだな。ヤバイな。


支度してお稽古場へ。
師匠の到着までに、お湯を沸かしたり、
カセットデッキの準備したり、いろいろして、
浴衣に着替えた。


師匠がいらした。


ご挨拶するものの、なんとなく、師匠のお顔が見られない。
下をうつむく私に「大丈夫?」と師匠がお声をかけてくださるけど
「ハイ」と返事する私は師匠の目を見てない。


隠隠滅滅状態・・・・・・・・・・。


小道具たちを用意し、赤ん坊を背負ってねんねこを着て
お扇子を置いて、その時、
しっかりと師匠のお顔を見て、
「お願いいたします」とお辞儀をした。


その瞬間。


私の頭には、「踊る」ことだけが100%になった。


清元「子守」を踊るということだけに
100%満たされた。


師匠のお稽古は、容赦なく(笑)
何時もにまして、細やかな直しが沢山入り、
また、沢山の新しいことを教わった。


そして沢山叱られた(^^;)。


だけど、
不甲斐ない自分の踊りに苛立ちながらも
「なんて・・・・・私は幸せなんだ!」と思った。


汗が目に入るほどにぐしょぐしょの私。


その汗と一緒に、私の中に居座っていた
「負のパワー」が流れ出ていったのだ。


お稽古が終わった時の私は、
もう、お稽古が始まる前の私ではなかった。


プラスのパワー。
そう。


プラスのパワーを、
日本舞踊にもらった。

また、元気に生きられる!
そう・・・やっぱり・・・・・・・・踊りは・・・・・
私の・・・・・・生きる力・・・!!!

さらに、「水仙丹前」の後ろに立ち、
ちえみさんの「大原女」を見て、
益々私はプラスのパワーに満たされていった。


ちえみさんの「大原女」を見ながら、
私はあまりに幸せで、ニヤニヤしてしまったほどだ。
また、彼女の踊りの上達振りが
見てて気持ちよくて、嬉しくなってしまったのだ。


今こんな時間に日記を書いているのは、
なんだか幸せな気持ちで眠れなくて。


また、頑張ろうという気持ちで一杯で。

これからも、
沢山の悲しいことに出会うだろうし、
苦しいことも沢山あるだろう。


だけど、日本舞踊がある限り、
私は、どんな苦しみからも立ち上がれるような気がする。


そういえば、遠い昔に日記に書いたけど・・・

祖母が危篤だった日も
祖母の御通夜の日も。


私はお稽古に行った。


命のともし火が今にも消えそうな状態の祖母を見舞った時
私は「負のパワー」に全身がやられてしまい、
まともに歩くのが精一杯というほどのダメージを受けてしまった。

病院を出て、「仕事に向かう」という姉と別れて、
私は「お稽古に行く」と言って、一度家に戻って着物に着替えて
お稽古場に行ったのだった。


お稽古場に入った瞬間の、あのまぶしさを今も忘れない。


師匠と男のお弟子さんが並んで踊っているのを見たときの
あの、まぶしさ。


そこにはプラスのパワーが一杯で


私は、全身に満ちていた「負のパワー」が消えて行くのを
その瞬間に感じた。


お通夜の日は、御通夜の前にお稽古をしていただいたのだけど、
御通夜の後、私は、あまりに悲しくて悲しくて
悲しみをどうしていいかわからず
お稽古場に戻ったのだった。

そして、それから、4時間くらい、
他の方の後ろに立たせていただき
狂ったように踊り続けたのだった。


踊り続けているうちに、
いろんな悲しみが癒されていき、
私は、立ち直ることができた。

あの時と同じだ。


そういえば、あの時も
師匠が、「大丈夫?」と心配そうな目で
お声をかけてくださったっけ。


これから、まだまだやらなくてはいけないこともあるし、
手伝ったり、支えたりしなくてはいけないことも沢山。


でも私は頑張れる。もっと頑張る。


踊りがある限り。


なんだって、頑張る!


日本舞踊って。


スゲエっ!

2007年5月18日 (金)

見たかった・・!行きたかった!会いたかった!

こういう事情→ココをクリック
・・・・で、私は下関に行くことができませんでした。

そして、念願だった、
彼女の「浅妻船」を見ることができず
彼女と会うことも出来ず。

一緒の部屋に泊まって、飲んで、
語り明かそう!という楽しい企画も
・・・全部全部、出来ませんでした。

誰が悪いわけでもない、どうしようもない事情。

だけど。「下関にいけなかった」という事実は
ただ、ただ、「残念」であります。


-------------------------------------------------


どんな踊りだったんだろう。
どう踊ったんだろう。
あたしなら、どんな感想を持っただろう。
ああ。タイムマシンに乗り。
その踊りの部分だけ切り取って、見たい。
そして、伝えたい。
大好きな彼女の踊りを見た、「私」の感想を伝えたい。
彼女がかつて、
私の踊りを見て
素直で正直な気持ち一杯の
素敵な言葉を、伝えてくれたように。
私も、伝えたい。


あんなに楽しみしていたのに。
その場所にいられなかった。


「その場所にいるべき人」の中で
私だけが。


誰を恨むのでも、何を責めるのでもなく、
全部を静かな気持ちで受け止めつつも・・・。
怒涛のような時間が過ぎた今、
じわじわと効いてくるボディブローのように
私を哀しませる。

私が 「徒然New」という日記に
「ダメージ」と書いているのは、
肉体的・精神的疲労、プラス、
このボディブローなのだ。


過ぎたことをくよくよしても、
まったく意味がないことを知っており、
思わないようにしてるのだが、
ふとした瞬間に、胸を突き刺され、
ため息が出てしまう。


そんな中。

多智雛さんから一通のメールが届いた。

彼女の踊りを観に、下関まで足を運んでくれた、
「あきこ」さんが、
多智雛さんに送ったメールを、
彼女の許可をいただいた上で、
私に見せてくれたのだ。


※ちなみに、あきこさんは、やはり
 踊りを精進なさってる方で、
 私の師匠の舞台も、私の舞台も、
 観に来てくださる方。
 遠いところから、いつも足を運んでいただいて、
 感謝感謝の方だ。


私は携帯から、そのメールを見た。


泣いた。

涙が止まらず。

あとからあとからあふれてきて。


携帯を右手につかんだまま、
おいおいと泣いた。


そのメールに書かれていた「感想」は
私が読んでも「うれしい」感想で、
「ああ!ひなちゃん、あんた、ヤッタんだね!!
 やり遂げたんだね!」という気持ちで一杯になった。
そして、そのやり遂げた花柳多智雛を見られなかったことが
再び哀しくなり、
嬉しいやら哀しいやらの、ごちゃまぜの涙になったのだ。

そして、さらに、そのあきこさんのメールには
なんと、私のことが書いてあった。

これが、また。

泣かされてしまった。


こんな私のことを。
そんなふうに思ってくれるひとが。


SMAPの「夜空ノムコウ」じゃないけど
「僕の心のやらかい場所」に
びしびしと響いた。

孤独に泣いた後(笑)
私は、疲れの残る重い身体を起こして、
そろそろ、前に進もうと思った。


今日はいい天気。


ダメージから、立ち直ろう。

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自分の未熟さに。
自分の不甲斐なさに。
くやしくて情けなくて。


歯を食いしばって
食いしばりすぎて
何度も唇の内側の薄皮を破き
「これ以上、私の踊りは、なにも変化しないのではないか」と
半ば絶望している私がいる。


今更こんなところで間違えて
今更こんなところでフラついて
今更こんなことを注意され


もっともっとやらなくてはいけないことが
沢山沢山あるのに、
「とっくの昔にクリアしておかなくてはいけないこと」を
「やってしまう」と、
自分に向かって
拳骨で殴ってやりたくなる。
そして後ろ向きに歩いているような気分になる。

「難しいところは、
 もっと簡単そうに踊ってよ。
 難しいところを、難しそうに踊られると、
 観てるほうが疲れちゃう。

 逆に、簡単なところは、難しそうに踊ってくれないとね。
 簡単なところになると、あんた、ほっとしちゃって、
 楽になっちゃうんだけどさ。
 そういうところこそ、うんと丁寧に、
 難しそう~~に踊ってよ。

 難しいところを、簡単そうに踊って
 簡単なところを、難しそうに踊る。
 これで、バランスが取れるんだからね。」


師匠の言葉を思い出す。


よし。

簡単なところを、丁寧に丁寧に踊ること、
これをまずクリアしよう。


ひとつひとつ。

ひとつひとつ。

ゆっくり。


「悩むヒマがあったら、とにかく動く!」


これも師匠のお言葉。


さあ。


踊ろう。

2007年5月 9日 (水)

なぜか「汐汲」

いつもならお稽古日の今日。

師匠が、
創作舞踊劇場マクベスより~予言」の制作のお仕事で
お忙しいのでお休み。

お稽古がないのは寂しいけど、
ちょうど風邪気味だったし、いい休息になったかな。


でもなんとなーく、胸の奥から
「寂しさ」が消えてくれない(T-T)


あー。


踊りたいなあ。


でも、踊りたいのは、今お稽古中の「子守」ではなく、
なぜか「汐汲」。

なんだろう。
時々、あるのだが、無性に「汐汲」が踊りたくなることがある。

私が「汐汲」をお稽古していただいたのはいつだろう??
(と、自分のHPの「お稽古した演目」を確認する私)


「田舎巫女」の次かあ!
ってことは。


・・・・・3年近く前?!


ありゃ。


私が「汐汲」をお稽古して以来、
私が所属するお稽古場では
「汐汲」をお稽古する方が出てない、そういえば。
(八王子教室ではいらっしゃる)


ということは、後ろに立つ機会もなかったから、
3年近く、「汐汲」を、「まったく踊ってない」ことになる。
(その次の年の踊り初めでちょこっと一部分踊っただけ)


曲も詞も好きなのだ。
振りも大好きなのだ。


三蓋傘は苦労したなあ~~
持ち替えが難しくて。
でも楽しかった。

さすがに3年もまったくやってないから
振りは忘れちゃったなあ。
お稽古期間も短かったし。


あー。
思い出したいな。


「達喜会」が終わったら
誰か、身近な方に
「汐汲」をお稽古して欲しいな♪♪
後ろに立って、踊りたい♪♪


同じお稽古場に通う同門のお弟子さん。
「達喜会」が終わったら、
どなたか、「汐汲」お稽古してください(笑)


あー。踊りたい。


なぜか、「汐汲」が。
とっても踊りたい。

2007年5月 7日 (月)

自分に祈る・・!

「芸事」は、子供の頃から
いくつか、やってきた。

子供の頃、クラシックバレエを習い、
10代ではジャズダンスとモダンバレエを。
20代前半は殺陣を。

どの「芸事」のお稽古においても
私は「振りの順序」(殺陣なら『手順』)を
覚えるのが少しだけ、他のみんなより早かった。


今もそう。日本舞踊において。
天才的に早いわけじゃないけど、
他の皆さんより、確かに、ほんの少しだけ、
覚えるのが早い。


順番を覚えるのが、早いということ。


私が自慢できることは、「それだけ」だ。

そして、周囲の評価も、そこに集中することが多い。
「あみちゃんは、覚えるのが早い」
「河合さんは手順を覚えるのが早い」


今も。日本舞踊をやってて。

色んな人に言われる。


「絢也さんは覚えるのが早いから」
「絢也さんはすぐ覚えられるから」

師匠にも
「あんたなら、短いものなら、すぐ覚えられるでしょう」


「順番を覚えるのが早い」
私の芸事って、「それだけ」だ。


だけど、私のバレエは、全然上手じゃなかった。
強烈なO脚の足は、クラシックバレエを踊るには
致命的だった。

ただ、アピール度が高いので、
ヘタクソでも、「なんとなく見られてしまう」。
ジャズダンスも同じ。
基礎はメチャメチャで、勢いだけで踊っているのだが、
その勢いに、華があるので(手前味噌だが)、
なんとなく、見られてしまう。

自分で、そのことは、よくわかっていた。


殺陣も。


殺陣の師匠が、
「あみちゃんの殺陣は上手くもなんともないのに
なんとなく見られるのは、わかる?
ちゃんと、手順を覚えて、
表現しようとしてるから。みんなも見習え!!」
と、他のお弟子さんへのお説教しているのを聞いたとき、
「上手くもなんともないのに、なんとなく、見られる」という事実が
胸に刺さった。

アクション(技斗)を習っていた時も


今、高齢出産をして、お医者さんのだんなさんと
バラエティ番組にひっぱりだこの女子プロレスラーの
Jさんに
「あみちゃんのアクションはへったくそなんだけど
なんとなく華があるから見られちゃうんだよね」
と言われた。

順番を覚えるのだけ早くて。
見た目が派手だから、なんとなく見られて。


私の「芸事」って、
今まで全部それだけだった。


ああ神様。お願い。


日本舞踊だけは。
どうか、日本舞踊だけは。


そうなりたくない。

お願い。

そうならないように。どうか。


違う違う。


祈る相手は神様じゃない。


自分自身。

順序を覚えるだけ。
見た目が派手なだけ。

それだけで終わりたくない。


ちゃんとちゃんと上手になりたい。


どの芸事だって、大好きで頑張ったけど、
いつも「同じ限界」で終わってた。

「順番を覚えるのはやたらに早い」
「全然うまくないけど、見た目の派手さで
まあ、なんとなく見られる」


そんなところで終わりたくない。


でもこのままだと、そうなっちゃいそうで怖い。

いや、これから年をとるにつれ
唯一の、「見られる」を支えてくれていた
「見た目の派手さ」もなくなっていくかもしれない。


そうなったら
「見られたもんじゃない」になってしまう。


ちくしょーばかやろー。
私のばかやろー。


不器用の塊。
どうして私はこんなにも不器用なんだろう?


だけどだけど。
こんなに不器用なのに。


私は芸事が大好きなのだ。


この、人生最後の、私の「芸事」
である日本舞踊。

私の人生をすべてかけて

私の「限界」を超えたい。

2007年5月 6日 (日)

「ゆっくり」シャワー

ゆーっくり。
ゆーーっくり。あわてないよー。
ゆーーーっくり。

はいそこもゆっくり。ゆっくりゆっくり。
急がないよー。
ゆっくりだよー。

はいゆっくりねー。
ゆっくりでいいんだよー。
ゆっくりゆっくりー。

踊っている間中。

師匠の低音のお声で「ゆっくり」の言葉が続く。


ゆっくり
ゆっくりだよ。

繰り返される「ゆっくり」の言葉が
身体にしみこむような、不思議な感覚。


苦手で、いつも間を間違えるところで間違えない。
苦手で、焦って、小道具の扱いにまごつくところが
スムーズに。


ゆっくり。もっとゆっくりねー。

低い声の「ゆっくり」のシャワーが
あったかくて気持ちいい。


あの忙しい綾竹のくだりで
初めて私の心が「しん」と鎮まっていた。


なんだか。
なんだか。


楽しいな。


ゆっくりゆっくりー。
とにかくゆっくりー。


最後の最後まで師匠の「ゆっくりー」のお声が
続いていた。

------------------------------------


最後まで踊り終わって。


師匠:「それでいいんだよ。綾竹のところ、
    へんなことが起きなかったろう?」

絢也:「はい・・・なんだか・・・
    すごく気持ちがゆったりして踊れました・・」

師匠:「僕がゆっくりゆっくりって言い続けてたからでしょ」

絢也:「はい。」

師匠:「まあ、こうすると、踊りが地味過ぎだけどね。
    こんな地味じゃ困っちゃうんだけど、さ。
    もっと付け足さなくてはいけないことが沢山あるけど、
    まずは、こっからね。
    とりあえず、このくらい地味でいいから、
    とにかく暴れない、という、こっから。
    ハイ、今日は以上。」


暑かったので久々に浴衣で踊った日であった。
汗で袖が張り付いて腕が広げにくい。
全身に汗がしみこんで、布の湿り気が身体にまとわりつく。
私個人的に、浴衣は本当に踊りにくい。
浴衣で踊るのは好きじゃない。
でも本番は浴衣だ。
苦手なんて言っていられない。


普段の私なら、その、汗で張り付いた袖の扱いの面倒くささに、
まず気をとられて、慌てた動きを展開してしまうところ。


でも「ゆっくり」シャワーを全身に浴びせられた私は
それさえも、慌てることなく、対処できた。


きっとこの次のお稽古では
この「ゆっくり」シャワーはもう浴びせていただけないだろう。
この先に向かって進まなくてはいけないから。


だけど、忘れちゃだめだ。
この感覚、忘れたくない。


やらなくてはいけないことがあまりにいっぱいで
いろんなことに気をとられすぎて
気持ちに余裕を失いかけたとき、
必ず、師匠のお声を脳みその中で
繰り返し、繰り返し、巻き戻してリフレインさせようと思う。

ゆっくりだよー。
そこもゆっくり。
ゆっくりねー。ゆっくりでいいからねー。
急がないでねーゆっくり踊ってねー
ゆっくりー。ゆっくりでいいよー。

2007年5月 3日 (木)

ヒント

「他のことは、まだいい。
でもこれだけは、なんとか、克服して。
これは、どうしても、
あんたの体型の特徴からくる部分が大きいから
どうしたらいいのか、
僕には答えを出して上げられない。

僕は、あんたみたいにならないし、
僕とあんたの体型は違うし。

とにかく、『そうならないように』してくれればいい。
方法は何でもいいから、
『そうならないように』工夫して。
何か見つけて。」

沢山ある課題の中で
克服しなければならない優先順位の
第一位にある大きな課題がある。


具体的に『そうならないように』の部分は
あえて書かない。
書かないということが
会までに克服するぞ、という自分への誓いだ。


当日までに克服できたなら
本番で、誰にも知られず、
この私の欠点を葬り去ることが出来るわけだから・・・!


ああだけど。


工夫。工夫?工夫って。


一体、どうしたらいいのか、
工夫したいのに、
工夫の仕方がわからない。


まていかん。
わからないという言葉を口にした瞬間、
何もかもに負けるぞ。


考えるヒマがあったら動いてみよう・・!


「子守」のお稽古が終わったばかりの
くたくたに疲れた体ではあるけど、
次のお稽古の方のお稽古開始までのしばらくの間、
鏡の前で、「問題の部分」を繰り返し踊ってみる。


こうしてみよう。

だめだ。

これは・・?

だめ。

じゃあ・・・これなら・・・

だめ。


体力的にも膝にもかなり
苦しい箇所の振りなので
その部分だけ繰り返すとかなり苦しい。

思わず、「はああっ!」と声が出る。


同じところを繰り返してると
その部分の、別の問題が見つかる(T-T)。


別の問題は、間(ま)の問題なので、
理解できればすぐ解決できそう・・・・。
疑問はすぐ解決しておきたい。
リビングで休憩を取られている
師匠のもとにパタパタと走り、
「先生、この間だと次が2回しか入らないんですが・・」
と質問。
「一個違うから、こっから、こう入れば3回になるでしょ」
・・・・おおっ!
「ありがとうございます!」と手をついて、
再びお稽古場の舞台の上に戻る。


その後も肝心の課題克服については
微塵も、打破に向けての道が見えない。


お弟子さんが続けてお稽古にみえたので、
しばらくは自主稽古中断。


他の方のお稽古の合間、再び、
少しすいた時間があったので


再びリビングの師匠のもとへ。


コーヒーを召し上がっておられる師匠。


絢也:「いろいろ工夫してるんですが、
    ちょっともよくなりません。少しだけ見ていただけますか?」


せっかく休憩を取っておられるのに
じゅうたんの上で、その部分の振りをしてみる私。


師匠:「うーん。・・・もう一回やってみて。」


やってみる。


師匠がものすごい真面目なお顔で
考えておられる・・・。


師匠:「・・・・・・もしかして・・・さ・・・。
     ○○○○・・・じゃないかな?」


なんと、師匠が、
椅子から立ち上がり、
じゅうたんの上で、お手本を見せてくださった(T0T)!!!


師匠:「な?僕はならないだろう?
    こっちから見てご覧。僕はこうなってるから。
    あんたは○○○○なんじゃないのかな。
    これだけが原因じゃないかもしれないけど、
    一つの、方法として、○○のまま、やってみなさいよ。
    ちょっとやってみて」


やってみる。

あ。

あ、あ、。


少しだけ・・・変わった・・!!!


師匠:「うん。そうだね。それが全部じゃないけど、
    それも一つの方法として、やってみてよ。」


絢也:「はいっ!!!・・でも先生・・・・
    これ・・・・・ますますキツイです・・・」


師匠:「そうだよ?キツいんだよ?」

あー。今の段階でキツいと思っていたけど、
これを克服するには
さらに自分をいじめなくてはいけないのか!


でもでもでも!


ほんのすこし、「克服への道」が見えた・・・!


自分のお稽古の時間外。
次のお弟子さんが来るのが、ちょうどあいた時間とはいえ、
本来なら、師匠にしっかり休憩をお取りいただく時間に
失礼を承知で、ぶつかってみてよかった(T-T)
(師匠には申し訳ないことを致しました・・・)


まだ、自分ひとりでは
このヒントは見つけられなかったと思う。


だけど、ヒントを見つけようとして、もがいていたから、
もがく私を見た師匠が、
ヒントを見つけてくださった。


もがいている私がいなかったら
師匠もヒントを見つけてくださらなかったかもしれない。


まず自分でもがくことの大切さを
師匠が教えてくださったような気がする。


折角いただいたこの貴重な貴重なヒントを
絶対に次に活かそう。


もがいてやる。もがくしかないし。


「こりゃ、体型からくるもんだから、
 無理無理♪やーめた」と
諦めることのほうが、どれだけ楽か知れない。
そう、諦めることは、本当に楽なのだ。


楽に逃げそうになる自分の
首根っこをぐいとつかまえて
引き戻すのがなかなか苦しい。


「出来るようになろうと思って
努力すればいつかは必ず出来るようになる」


この師匠のお言葉を、
胸に何度も何度もリフレインして、
宝石のような貴重なヒントを強く強く抱きしめた。

------------------------------------

普段。

私がお稽古場の舞台の上で
バタバタと自習してる時、
師匠は一切それをご覧になることはないし、
自習中の私にお声をかけることもない。

あまりに小道具を落とす音が大きかったりすると
「おおーい。うるさいよ~~(笑)」と遠方(?)から
笑いながらおっしゃることはある。

しかし、今まで何度か
「見るに見かねて」のことか。
お声をかけていただいたことがあった。

その代表的なのがこれ→
※★をクリックするとHPの師匠名語録に飛びます


そして今回、久しぶりにお声をかけていただいた。

師匠:「・・・違うよ。もっと腰を上げてやるんだって、そこは。
    こういうカッコ。こういうことだよ?」

お手本付き・・・(T-T)(嬉)

絢也:「こう?こういうことですか?これでいいんですか?」

師匠:「そうそう。」


ありがたい。


こんなに沢山のことを教えていただいている。


少しでも上達して
いつか恩返ししたい。

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