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2011年1月

2011年1月30日 (日)

わあ

わあ
そして現在美容院(笑)

これから!

これから 踊り初め!


美容院に向かうわたくしは 訪問着にボサボサポニーテール という イケてないにも程があるひどさ!

あ、リップもぬってないから 病人のよう!

ああ。 髪を結ってもらう時は 仕方ないけど 毎度のことながら 本当にいたたまれない。


どこでもドアがほしい!

2011年1月25日 (火)

ビデオ

親友の多智雛ちゃんの日記を受けて。

「ビデオ」


似てるところが沢山ある私たちだが
これについては、
ずいぶん違うので、驚いた!
そして面白いと思った。

どっちがいいとか正しいとか
そういう話ではなく、
私は、どうしてるか、ということを書いてみた。

**********************************************


自分の舞台のビデオ。


私はすっごい見る。
かなりすごい回数見る。
どんだけ自分が好きなのかと
疑われるかもしれないが
見る。


一つには、
テレビの仕事をしてきたので
自分を見ることに慣れてるってのはあるかもしれない。
「本番の自分」を見ないと
次の仕事に繋げられないので
もはやそれは義務行為。

「本番」は一回こっきり。
その一回こっきりの自分が何をしたのか。
それを見たいのだ。


何度も見る理由は・・。

色んな見方をする必要があるからだ。

まずは「反省」の見方。
それはまさに「粗探しの旅」。
「ここをもうちょっと・・」とか
「この間が早かった」とか
「ここでもう少し手を伸ばしたかった」とか。
そういう細かい反省会。
細かい反省会として、まず何度も何度も見る。


次が客観的見方。
簡単に言うなら
「河合亞美さん」が「藤間絢也さん」を見る感じ。
河合亞美さんは
絢也さんをどう思うか。
これは実は「細かい反省」よりシビアだ。
かなり・・・・厳しい。辛くなる。
しかし、私にとって非常に大事な時間だ。

そして何日か時間をおいて
やるのが・・・。


ライブ感を演出して見る。


部屋を真っ暗にして
出来るだけ離れた場所で
きちんとイスに座って。
可能な限り大音量にして。
劇場にいる気分を作って見るのだ。


なぜこれをやるかというと
「全体」を見るため。
セットがあって、地方さんがいて、客席がある。
その「本番の世界」の「全体」。
勿論、ビデオは
自分を中心に撮られてることが多いので
なかなか全体は見られないのだが
出来るだけ、それを感じるように
見てみる。
全体の中の自分。
そうすると、「反省」でこだわった細かいこととは
まったく別のものが見えてくる。
そこから生まれる発見や反省点は多々あるのだ。


「本番」の一回は
長い月日のお稽古時間の「集大成」。
お稽古の全部が詰まってると、私は思っている。
だから、何度も何度も
いろんな見方で
見るのだ。

そして自主稽古で撮ったビデオ。
これは、
自主稽古を繰り返す中で
何度も何度も撮るわけだが
私は一回の撮影で撮ったものは
一度しか見ない。
一度見て、すぐ消してしまう。
そして次を撮る。
踊り終わって、
「さあ、今度はどうだ!」とひとり言をいいながら
汗だくの顔でビデオカメラを止めるのは
よくあることだ(笑)


稽古の自分は
「途中経過」の自分だから
同じものは何度も見ない、という考え方だ。


*************************************************

一口にビデオ、といっても
いろんなとらえ方や活用の仕方があるんだなあ。


多智雛ちゃんの日記と
私の日記と。


両方を読んだ方は
どう思われるのかな。


ひなさんとおなじー。
あやさんとおなじー。
そして、
2人とは違うとらえ方ややり方の方も
いらっしゃるにちがいない。

「へえー。」ってカンジで
興味深い、という意味で「面白く」、
二つの日記を読んでいただけたら
嬉しい(^^)。

それにしても文明の利器。
ホントにありがたい。
私はビデオで自分を見ることが出来なかったら
わからなかったことが
沢山ある。ありすぎる。


ビデオがない時代に
自分と向き合っていくって
大変なことだったに違いない。


そんなに昔ではない昔の時代に
踊っていた皆様を
心から尊敬してしまう。

*********************************************

あ、もちろん、
師匠につけていただくお稽古をビデオに撮ることはありません。
師匠と向かい合う時間は
師匠にすべて集中!!
一言一句聞き逃さず
全部ナマミの体で吸い込むのです(^^)。


師匠が撮ることを
許してくださるのは
つぼ合わせや下浚い。


ああ。そうそう・・・。
この世で一番「どしゃあああああ」となるのは
下浚いのビデオだな(^^;)
これがもっとも落ち込む。
ものすごい勢いで
地球の裏側→ブラジル行きとなるのです。


***********************************************

そして多智雛ちゃんとまったく同じなのは。


「画面の中の自分にイラッとする」(笑)

うんうん。
これは、もう。
しょーがない(T-T)。

2011年1月24日 (月)

ブログをいじってみました

このブログの左側のバーが
リラックマを最後にポカンと空いていたので(笑)
ちょっといじってみました。


本舞台の写真を
フォトアルバムに載せているので
せっかくなので
飛べるようにしてみよう・・
と思い立ったのですが・・・


このブログのこの覧の設定は
か~~なり面倒くさい!!!
この、小さい写真を取り込むのが
かなり面倒!!
ぎゃ~~!!

結構苦労しましたが
なんとか、出来ました~~!!

早寝しようと思ったのにばかばか~~!
こんなことで1時間以上かけてしまひまひた(笑)

2011年1月23日 (日)

何がへんだったかというと・・

手数が少なくて
ゆっくりした踊り。
しかも・・・ご祝儀。


何がびっくりしたかというと。


ちょっとでも無駄な動きをすると
もんのすごい目立つ!!!


ちょっとした無駄な上下動や
止まるべきところで
ちょこっと動いちゃったりした時。

ほんのすこし早く動き出してしまったら
ものすごく慌てて見えるし!


・・・・・って、これ、どの踊りも同じじゃないか(T▽T)

そう。どの踊りでもやっちゃいけないこと・・・が・・・
「藤」でやっちゃった場合に
もんのすごく目立つのだ。


反省すべきは
なんといっても、自分の油断。
手数が少なくてゆっくり・・・ってところで
なんとなく踊っていた。
なんとなく、気分よく踊ってしまっていた。

だめですよう。
なんとなく踊れるほど偉くないですよう!わたしっ!
欠点の芽は根元から刈取れてないですよう。
気を抜くとにょきにょきでますよう!

どんな踊りも
なんとなく踊っちゃダメですよっ!わたしっ!
丁寧を忘れてはいけません!!
ばーかばかばかばかあああああ!!!!!!!


「風流船揃」もお稽古するつもりだったのに
「へんてこ藤」のショックでできませんでした(T▽T)
ぐすんぐすん。


へんでびっくり!

へんでびっくり!

冬の絢雛会の場合。

着物の上に ユニクロのエアテックという 荒技に自転車です。 がはは。


なぜか私、顔が怒ってますね。


自分の「藤」が へんでびっくりしたせいかもしれません…


今日、気まぐれに ビデオ撮ってよかった(>_<)

自分のへん、を知るところから スタートだもん。

へんを減らそう! というわけで ひたすら自分のへんと戦いましたはあはあはあ。゛

しかし 私のこの格好も へんでびっくりだ(笑)

くまー(*^_^*)

くまー(*^_^*)

同門のゆきこさんが 下さったリラックマのペットボトル。


今日の中身はジンジャエール(笑)

てなわけで のんびり絢雛会。 軽く自習です。

新春を見に来てくださった 受付のEさんと おしゃべりしてたら 開始が遅れました(笑)

2011年1月22日 (土)

難しい

清元「藤」。
踊り初めで踊ります。
(※わが御稽古場の踊り初めは
いつも1月の後半に開かれます)


約6分の、みじか~~い曲。
手数も少ない。


間はともかくとして
振りの順番だけは、
すぐ覚えられた・・・・・が・・・。

・・・・・難しい・・・・・。

かつて藤間流の試験課題曲だった・・というのが
非常に頷ける・・・。

自分の未熟さを日々感じてるが
それにしても、というご注意を受けてしまった・・(涙)


ある振りで
私は「歩く」のだと思い込んでいた。
師匠が「そこ、歩かないで、送って」と仰った。


送り、ですね。ハイ。
送る。


すぐ止められる。


師匠:「送って、って言ったじゃない。」

絢也:「はい。」


送る。


師匠:「送りだよ?」

絢也:「え?はい。」


送る。

そして衝撃的一言。


師匠:「それ、送りじゃないよ。」

☆□▽♪$%&@#?????!!!!!

絢也:「えっえっ。私、送ってませんか?」

師匠:「うん。それ、送りじゃないもん。」


また送る。


師匠:「僕、そんな踊り、あんたに教えてない。」


☆□▽♪$%&@#?????!!!!!

絢也:「せんせいっ。わ、わかりません。
    私、一体、何が!?」


師匠:「・・・じゃあ、何でもいいから、
    自分が知ってる、送りの振り、
    今、なんかやってみなさいよ。」


やってみる。


師匠;「それも送ってない。もう一回やって。」


やる。


師匠:「そんなの教えてない。」

なにがなんだかわからないけど、やる。

師匠:「そうでしょ。それが送りでしょう?」

☆□▽♪$%&@#?????!!!!!

絢也:「え?!す、すみません、今のが
    あってたんですか?」

師匠:「うん。」

☆□▽♪$%&@#?????!!!!!

もうお手上げ。


絢也:「先生すみません。
    今度は、なんで今のが合ってたのか、が
    私、わかってません(T^T)」

・・・・答えは・・・胸の角度でした(T-T)


「官女」のお稽古中に
散々「送りがへたくそ」と言われて
思いっきり直されたところだったのに。
別の踊りを踊って
元に戻っちゃだめじゃないか!!!!
ばかばかばか~~!!


****************************************


師匠:「こういう踊りを、上手に踊ってよ。」

ジョウズニオドッテヨ

うぐっ。うぐうぐうぐ(心のうめき声)

絢也:「・・上手、がわかりません・・・。」

師匠:「上手は上手だよ。」

絢也:「・・・・きちんと・・・ってことでしょうか・・」

師匠:「きちんと。まあ、そういうことかな。」

絢也:「これ。難しいです。」

師匠:「これは難しいよ。」

短い踊りだから、
ちょっと気楽に・・なあんて思ってたら
とんでもない~!

間をとるのが
難しいところが何箇所かあるので
がんばらねば!

2011年1月18日 (火)

一気にコメントの御返事を・・!

す、すみませんっ・・。crying

11月の下旬くらいから・・

いただいていたコメントに
全然御返事をしてませんでしたっ!


ブログの更新は
携帯からしてしまうことが増え
私としては
かなり珍しく
パソコンを立ち上げない日!というものが
存在するほど・・・でございました。
お察しいただければ・・幸いです(T-T)


今、一気に御返事を書きましたっ!
はあはあはあ!

そしたら・・・・。


【最近のコメント】というところが
「絢也、絢也、絢也・・」


自分のブログにひたすらコメントする
超へんなひとになっていて

今、ひとしきり笑ってしまいました(^^;)


また、こんなこともあるかもしれませんが(T▽T)
是非皆様、コメント覧をにぎわしてくださいませ。

末永く
「下関東京お稽古物語」を
宜しくお願いいたします!!

2011年1月14日 (金)

落ちた小道具のこと

花道の出。
手桶からほんの少し
手カギが見えるようにするために
端を桶にちょこっと乗せる。
手カギをもってますよ、と
見てる人にわかるように。


本番は何が起きるかわからない、と
誰もが口にすることだけど
それは、起きた。


ドンドン!と海の音を表す太鼓の音色。
揚幕の中で静かに待機する私。
もうすぐ、出る!というときに
コトン、と手カギが桶の中に入ってしまった。

おっと、と思って
端を桶のへりにのせる。

ところがまた、コトン、と中に入る。

桶の中には
魚が3匹入っているのだが
多分、微妙な位置関係が
お稽古のときと違っていた、のだと思う。
見た目、まったくわからない、
もう、何ミリというくらいの違い。
そのわずかなズレでいつもと同じ場所に
手カギがおさまらない・・・。


もう、出なくちゃ!というところで
私はいつもより
少し外に沢山出るように手カギを置いた。
ようやくコトンと中に入らなくなったが
このほんの1、2センチ多く出したことが
どんなことになるのか
まったく想像してなかった。

ハイ、と声をかけ
揚幕がじゃっ!と音を立てて開く。
明るい海が広がる舞台がまぶしい。
私は歩き始めた。


花道。
音が余ることも足りなくなることも無く
チンチンチン、の三味線で
ばっちり七三に着きたい・・!
祈るような気持ちでいつもお稽古していた。

その願いがかなって七三に着いて
首を振り、「よし!」と思って踊りだした。


スタスタと一周したその時。


周って遠心力がかかり
手カギがするりと
手桶からすべり出た。
ほんの1、2センチ多めに外に出しただけで
すべり出てしまったのだ。


そして花道にコトンと
落ちた。


御稽古場で手カギが落ちたことは
多分2回くらいあったが
それは別の振りのところ。


この場面で落ちたのは初めてのことだった。

このときの私の心の中は・・・。

驚く・・・というのでもなく。
焦る・・というのでもなく。
うわー!こんなことで全部台無しに!と、
ショックを受けるでも絶望するでもなく。

なんだか漠然と
「落ちたなあ。
ここで落ちるんだ。
そういうことがあるんだ。
この後、どうするかな。
どうやって拾おうかな。
丁寧に拾えば大丈夫だよな」
と、思っていた。


・・としてるうちに
後見さんが控えてるのが見えた。
「なるほど!
こういうときのために後見さんがいるんだ!
でも、どこでどう拾うんだろう?」


私が桶を下に置く振りのところで
静かに手が伸びてきて
見事に手カギは桶に戻った。
「なるほど・・!ここかっ!」
踊りながらものすごく安心した。


振りや流れに影響を与えることなく
小さな「大事件」は終わった。

このわずかな時間で起きた出来事は
本当に勉強になる出来事になった。


***************************************

アクシデントはアクシデント。
ないほうがいいに決まってる。

幕がおりて、袖に戻り
師匠に
「いきなり、落っこちてしまい
すみませんでした」と言ったら・・・


師匠:「あれは全然気にしなくていい。
    小道具のトラブルなんて
    よくあることだから。
    それより、あの時、一瞬でも
    あ!っていう顔をしたり
    その後の踊りが乱れたり
    そういうことが一切なく
    平然としていたことがよかった。
    あれは、あれでいいんです。」


その翌日
八王子の御稽古場でも
私の花道の出来事は、
当然話題になった。


同門の皆さんが
「落ちた瞬間、あ!と思ったけど
絢也さんが落ち着いてたからすぐ安心した。」
「絢也さんがあまりに普通だから
落としたことに気づいてないのかと思った」
と言ってくださった(T-T)


そして師匠が皆さんにおっしゃった。
「本番は本当に想定外のことが起きる場所ですよ。
起きないように起きないように
予防して、気をつけて、お稽古を繰り返して・・・
・・そうしてこれ以上研げない!っていうくらい
磨き上げて臨んでいくのに。
逆にそれだけやってきてるから
何か起きる時は、
予想もしてないことになるのかもね。

何かが起きることは
実はたいしたことじゃなくて。
その時どうするか、が大事で。

どう対処してもいいんだけど
結果的に、踊りの流れや空気を変えなければいいんです。
動揺が表に出て
あら、どうしたのかしら・・・って
客席がざわついてしまうようなことになるのが
一番いけない。

大抵のことは後見が助けてくれる。
そう思って、踊ってる人は
何が起きても知らん顔してればいい。

だから、そういう意味で
この人(私)は、あれでよかったんですよ。」


そして師匠がご存知の
様々な本番アクシデントの例を
沢山お話してくださり
皆さん「へえええ!!」


先輩の名取さん方も
「今回のことで、いい勉強させてもらったわ!」と
仰ってくださった(T-T)。


*******************************

夢の大舞台で
出て、
決まって
首を振った直後に起きた
私にとってまさに「大事件」。


なぜ、あんなに落ち着いていられたのか。

その時はわからなかったけれど。


後で振り返って。


お稽古の日々が支えてくれたのだと思うとともに。


深く感じるのは
「気」。


何か、「気」に守られたような気がするのです。


同門のK濱さんが
私が予選を受ける時に
言ってくださった言葉が思い出されました。

「絢也さん。絢也さんは一人じゃないのよ。
絢也さんはね。
私たち、仲間の御弟子さんたちからの
応援パワーに
い~~っぱい包まれて踊るんだから!」


お浚い会とは違う
コンクールという緊張感溢れる厳しい場所にあって
何かに、支えられたような。


あまりに
厳しい場所だからこそ
感じることが出来たのかもしれません。

戦いは孤独。
あくまでも。


舞台の上は一人。


だけど。
正念場にきて、
自分の力以外のものに
支えられる。

そういえば、
あるスポーツ心理学者が
「応援というものがあるから
選手は記録を伸ばせる」といったことを
新聞に書いていたのを思い出しました。


自分との戦いをひたすら続ける中で
最後の一押しをするのが
周囲の愛なのだと。
それが自分の力になるのだと。


オリンピック選手が
「皆様の応援のおかげで、
このような結果が出せました」という言葉を
口にするけれど
それって、ありきたりな社交辞令ではなくホントのホンネで
言ってる言葉なのではないかと
今、思います。


あの日。
劇場に応援に駆けつけてくださった方々。
遠くから応援してくださった皆様。
全ての皆様の「気」に
間違いなく私は支えられていたと思います。

自分との戦い・精進の大切さ。
周りの方々への感謝。
すべての導きをしてくださる師匠・大先生の偉大さ。
後見さんの偉大さ。

それらを
まさに、全身で「感じる」ことができた、
経験となりました。

なので、何度も何度も
言ってしまうのですが。


感謝感謝、ひたすら感謝なのです。


*************************************
一つの夢は
またさらなる夢に向かって私を押し出します。


足りないことだらけの
未熟すぎる自分を
これでもか、と自覚しつつ
さらに精進を重ねてまいります。

2011年1月12日 (水)

瑞々しい気持ち

お疲れ様でした やっとお正月がきますね!


ゆっくり休んで下さいね!


…そんな お優しいお言葉を 沢山いただき ありがとうございました。


にもかかわらず。

私、翌日がお稽古始めだったので 1日も休まず 始動してしまいました。

師匠に 「これからお稽古場に参ります」と ご連絡したら 「くるの?何しに?」


(T▽T)…せんせい…おもしろすぎます…

絢也:「え。お礼のご挨拶と…お稽古に。」

師匠:「はあー。お稽古するんだー」

絢也:「え。お稽古しちゃだめですか」

師匠:「だめじゃないですよう(笑)」

そして1ヶ月、 テープも聞かず お休みしてしまった 「風流船揃」を!

「あまりに久しぶりなので 途中までで…」


とお願いしましたが 師匠は容赦なし…

結局最後までいってしまいました(^^;) 舞台の翌日に 早速叱られて嬉しいったらありません。

それにしても 私は元気です。 もう何かが溢れてとまらない。

今、踊りに対して 瑞々しい気持ちでいっぱいなのです。

私。 これからです。


これから。

これから、また始まるんです。


これから一歩また 踏み出していきます。

2011年1月10日 (月)

近道なしの山道。

お浚い会と違い・・・

「楽しいスナップ写真♪」というものは・・


ございません。


が。


達乃さんがちょっとだけ
写真を撮ってくれてました(^^)♪


Img_0044_2


Img_0049


ありがとうです。


**************************************

「いったい、あの場所は、どんな世界なんだろう?」

そんな想いから


「あの場所にいってみたい」と
強く思うようになり


そして・・・・。


「あの場所」に立ったことで
得たものは
計り知れません。


本番の18分間。


そしてその18分のための
1年余りの日々。

**********************************

できっこないことを
できるようになろうとして
勝手に焦っていた時期がありました。


不可能なことというのは、
どうしても、あります。
いや、「今の私には不可能」ということか。


大きな声を出せるようになるために
腹筋運動やボイストレーニングが必要なように
物事には段階があります。


私は、
段階の、低い低いところにいるのに
いきなり高いところにあるものをほしがって
勝手に焦っていました。


「上手い人になりたい。上手くなりたい。
すぐ上手くなれないなら
上手い人のように見せたい。」

その欲望でどうかなりそうでした。


師匠に何度も言われました。
「上手くないのに、上手い人みたいに
踊ろうとしない!」
その言葉の意味が
心底わかるまでに、
かなり時間がかかりました。
不器用な私。


夏のある日。
何日も何日も一人でお稽古して。
自分の踊りを何度も何度もビデオに撮って。

・・・・やっと気づきました。


「あ。私には無理なんだ。
私は・・上手く・・ならない・・・・。」


絶望して、泣いて泣いて。

師匠に
自分のダメさがとことんわかってしまった、
自分には無理なのではないかと思う、と
叱られるのを覚悟で告白。

師匠は私を叱ることなく
静かに仰いました。


師匠:「自分がダメだと気づいたことはとてもいいこと。
    確かにあんたは上手くないよ。
    すぐ上手くもなれない。
    経験もキャリアもない。
    だけど、今のあんたに「出来ること」、は、ある。
    「出来ること」を、精一杯、最大限にやることが
    今やるべきことなんじゃないかな。」


そして言われた言葉は強烈でした。


師匠:「からっぽの引き出しがあるとするじゃない?
    その引き出しは、何度開けても
    からっぽだよ。
    からっぽの引き出しは捨てて
    何か入ってる引き出しを開けて
    その中身を増やすのが大事なんじゃないかな。」


生まれつき持ってるものや
キャリアや経験でしか得られないものを
必死に得ようとしてもがいていた私。
ないものは、ないのに。
過去の人生をどうにもできないのに。

からっぽの引き出しを捨てよう。
自分が出来ることと、
しっかり向かい合って、
それを高めていこう。


日本舞踊を始めて、
日本舞踊を好きになって
日本舞踊にのめりこんで。


その年月の中で
本当に初めて
「上手く踊りたい」という想いを
その時捨てました。


ただ、師匠についていく。
師匠のことだけを信じて。


唯一それだけの私になりました。

とてもとても恥ずかしいのですが。
自分に絶望しきったこの時から、
やっと本当に「師匠の弟子になれた」気がしました。


それまでの私はまだ「弟子」になりきれてなかった。

こんなブログを書いて
師匠のことを尊敬してます、大好きです、
ついていきまーす♪と
大声で言っていたくせに
まだまだ、全然、「弟子」じゃなかった。
なんと恥ずかしい私!

「師匠に、ついていくだけ」の私。
100%それだけ。

字に書くとすごい言葉になっちゃいますが
芸の上では
師匠の「奴隷」になるくらいの気持ちでなかったら
修行なんかできないんだ・・!

そんなふうに心底思える私に、やっと、なれたのです。


******************************************

今出来ることを最大限にやる。
それが出来るようになったら次。
また、次。
そして・・次。


そういうふうにしてるうちに
今まで空っぽだった引き出しの一つに
ポツン、と何かが入るようになる・・・・


きっと、そんなふうに
地道にコツコツと物事を重ねていかなくては
「上達」なんてしないんだということも
心底、実感しました。

「近道はないからね」
入門してから何度も何度も
師匠に言われてました。


・・・・でも白状します(^^;)。

がんばれば近道が見つかるかもっ!と
こっそり思ってました・・・。


ほんとに。
今ならおなかの底からの
本心で、言えます。
自分の、言葉で言えます。

「上達に近道ナシ」だと。


***************************************

本番。


私が今「出来ること」の全部でした。

これから先
また少しずつ「出来ること」を
増やしていかなくてはなりません。
それは大変なことではありますが
頑張ってやっていきます。

山道は険しい。

登り始めたばかりです。

人生は一回しかないので。
いけるところまで
行きます。

師匠に必死についていきます。

がんばります。
がんばります。


これからもがんばります。

2011年1月 8日 (土)

「官女」。踊りました。

昨日1月7日金曜日。
国立劇場 小劇場。
午後6時かかり。
長唄「官女」。


踊りました。

昨日の私の全部です。


本番前、真起子先生から最後のご注意。
「がんばり過ぎない。楽しく踊っちゃダメ。
とにかく、丁寧に。丁寧に踊って」。
それはものすごく私のお守りになりました。


花道での小道具のハプニングも
踊りの流れを止めるものにならなかったことは
大きな幸運であり
大きな経験となりました。

さらには「後見さんの偉大さ」を
しみじみ実感する出来事でした。
本当に、これぞ後見さん!という
すばらしいフォローをしていただきました。

また、出て、決まって、すぐの
この出来事は
なんと
私の緊張をどこかに持ち去ってくれました。

「初めての大舞台で
どんだけ緊張しまくって
どんだけ硬くなってしまうんだろうか?」と
その恐怖でいっぱいだった日々だったのに。

こんなに静かな気持ちで
舞台で踊ったのは生まれて初めてのことです。
胸の中に、
いつもふっくらと丸いものが入っているような
そんな気持ちでした。

うまくやりたい、失敗したくない。
踊る前はもちろんそんな想いがありました。

だけど舞台の上に立ったら
私は、ただ、踊っていました。
うまく表現できないのですが、
ただ、ひたすら
「官女」を踊っていました。

ひたすら、踊った。

その一言が全てです。


それが私の新春舞踊大会、初挑戦でした。

当然のことながら
まだまだ、未熟すぎる私です。
それをつくづく実感しつつ
これからも精進して参ります。


ひたすら踊るために
ひたすら精進して参ります。

************************************

全てのスタッフの方々の
細やかな気遣い。
素晴らしい地方さん方。


楽屋で、
私が見ていないところで
ずっとずっとスタッフの皆様と
細かい打ち合わせをしてくださっていた師匠。


本番前も本番後も楽屋に駆けつけてくださった
真起子先生。

本番の楽屋でずっと付き人をしてくれた達乃さん。
撤収の御手伝いに駆けつけてくれたたえこさん。

忙しい中、応援に駆けつけてくれた
沢山の同門の皆様。
沢山のお客様。

離れた場所から
応援パワーを送ってくれた皆様。


大親友の花柳多智雛ちゃん。


楽屋で
温かい笑顔で
励ましの御言葉をくださった
松本幸龍先生。

さらにさらに・・・・
もう・・・・
・・・・・・すべての皆様に・・・!!!!

今、どう恩返ししたらいいか
混乱してしまいそうなほどの
感謝の気持ちで
体が溢れてしまいそうです。


ここに手短ですが
とり急ぎ
お礼の言葉を書かせていただきます。
本当に本当にありがとうございました。

皆様のおかげで
踊ることが出来ました、
という言葉は
決して社交辞令的な文言ではありません。

本当に皆様のおかげで、踊ることが出来ました。


ありがとうございました。


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いただいたメールに
御返事できていないのに
いきなりブログの更新をすることは
はばかられたのですが


遠くから応援くださってる方々に
ご報告せねば
という想いと
多くの皆様と
このブログを通じて繋がってることを鑑みて
まず、ここに、お礼の言葉を
書かせていただきました。

お許しいただければ幸いです。

2011年1月 2日 (日)

あけましておめでとうございます

ブログをご愛読くださってる皆様。


明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いいたします。

昨年をゆっくり振り返り・・
今年の抱負を・・・・。

・・・などという、
毎年やってるフツウのことが
まったく出来ないという年末年始は初めてのことです。

食べることについては
ものすごい食べておりますので
どうかご安心下さい。

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1月7日
私の「官女」は午後6時かかり予定ですが
少々早まる可能性もあります。

お越しくださる皆様には
お気をつけてお出かけ下さい。
宜しくお願いいたします。


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6時~6時18分。


18分。

この18分のための、時間。

その時間のすべてを燃やし尽くせますよう。


うまくやりたい、という気持ちを捨て
ひたすら、まっすぐに踊ることのみめざします。


12月29日。去年最後のお稽古で大先生(真起子先生)に
帰り際に言われたお言葉。

「がんばりすぎないのよ。
普通に。普通に踊ればいいから。
あなたは今やっと「ふりだし」にいるんだから。」

「ふりだし」。

そう。
踊り人生の振り出しに、ようやく立ち
最初のサイコロを振って
第一歩を踏み出すと思えば
何も、何も、恐れることはない。
恥をかいて当然。
ダメで当たり前。

ただ、最善をつくします。

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